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イタリア3都市ひとり旅 -Day4-

2009-09-26 22:54:33 | Travel & Outing
 物事には順序ってものがありまして。
 香港&マカオレポートを書く前に、まずはイタリア旅行記を完結させろ、って話です。。

4月28日(火) from Rome to Florence

 今日も5:30に起床。
 8:41発のIC(Intercity)に乗るために、朝っぱらから荷物のパッキングです。

 Termini駅で鉄道を待っていたときの話。
 ロンドンの鉄道もたしかそうだったけど、ギリギリまで発着ホームが決まらない。
 仕方がないのでじーーっと待ってたんだけど、前後の鉄道だけは決まっていくのに、私が乗るICだけが決まらない。
 挙句、8:41発のはずが、8:46発に遅延するという表示まで出た。

 イライラしながら待ってたら、隣に座り込んでいた男性が「日本人ですか?」と話しかけてきた。
 いろいろ話していたら、彼はなんと、イスタンブールinで昨日ローマに入って、これからナポリに行くんだそうだ。しかも、なぜかイスタンブールout。
 元パッカーの現役サラリーマンだそうです。スゴイなー。

 さてここでワタクシ、やらかしてしまいました!
 鉄道代をケチって、ES(Eurostar)ではなくICに乗ったのだけれど、なんっとこのICはフィレンツェのメイン駅である「Firenze S.M.N」駅をすっ飛ばしてしまう鉄道なのでした!!
 私の持ってるチケットにもたしかに「Firenze Rifredi」駅までになってるよ。。
 日本でネットで予約した時点で気づけよ!!
 よく読んだら、ガイドブックにもそう書いてあるよ!Oh, my gosh!!

 というわけで、Rifrediで降りることを余儀なくされ。あと一駅なのに・・・。
 まぁ何かしら鈍行電車が通るだろうと思って乗り換えホームを探していたところ、時刻表を発見。
 これを見て、S.M.N.行きの鈍行が何本か走っていることを確認できたのでほっとした。
 でも、直前で発着ホームが変わったらしくて、1本乗り損なった・・・。えーん、せめて英語でもアナウンスしてくれぇぇ。
 しかもこちとら、超重いスーツケースを抱えて階段を上り下りしてるんだから

 次の鉄道にはなんとか乗れて、無事S.M.N.に到着。
 実は、Rifredi→S.M.N.間は無賃乗車なんですが(笑)。

 まずはホテルにチェックインしようと歩き始めたのだけれど、これがまた一苦労。
 この通り沿いで間違いない・・・はずなのに見当たらない。
 うろうろしてたら、親切なおじさまが「May I help you?」と声をかけてくれて、一緒に探してくれた。
 素敵なおじさまでした。Grazie!!

 フィレンツェでの宿はHotel Alba。
 Booking.comを使って予約しました。1泊90ユーロ也(約11,700円)。
 ローマで泊まったホテルに比べると、狭くてベッドも小さいけれど、小奇麗な感じなのでよし。
 フロントで「ネット使いたいんだけど」と言ったら、無線LANのアクセスID(無料)とPWが発行してもらえるのもポイント高し。
 やっとTouch Diamondちゃんが活躍するぜ!

 15:00からウフィッツィ美術館の予約を入れていたので、その前に腹ごしらえを!
 ということで、適当に歩いて見つけた素朴なトラットリアに入ってみた。
 ニョッキとワインを頼んだんだけど、頼んだ後でメニューをじっくり見てビックリ。
 ワイン・・・カラフェに入って・・・3ユーロ(約390円)!?
 グラス1杯の値段じゃないらしい。さすがトスカーナ!

 ガンコ親父風のご主人がいい雰囲気出してたので、思わず写真をお願いしちゃった。

  

 今回、直前までウフィッツィの予約をしていなかったので、今回はもしかしたら無理かも、と思ってたんだけど、出発当日の朝(つまり、徹夜明け)、AMO ITALIAというサイトにダメもとでチケット入手をリクエストしてみた。
 ブログを持ってる人限定で、リンクを1年間貼ることを条件に、No Commissionでチケットをゲットしてくれるというサービスを提供してくれています。
 でもさすがにこんなに近いとムリかな~、と思ってたんだけど、ちょうど前日にメールが来て、無事入手できたとのこと。すげぇぇぇ~~。
 美術館の公式サイトでは全然ムリっぽかったので、なんかルートがあるんだろうね。
 しかも、旅行会社手配と違ってNo Commission、時間も指定できたので、ありがたい限りです。
 おかげさまで、あの長蛇の列に並ぶことなく、楽々入場できましたっ♪
 AMO ITALIAさん、超感謝です!

 ウフィッツィでは、ボッティチェリの「春」「ヴィーナスの誕生」を見れただけでも満足でしたー。
 教科書で見たものが目の前にある!!みたいなミーハー根性(笑)。

  ウフィッツィを出てから、どうしようかなーとブラブラし始めた。
 ・・・フィレンツェ、めちゃめちゃ楽しい!!!
 ウィンドウショッピングをしてるだけでワクワクする。
 ヴェッキオ橋の宝石店街なんて、(当然買えるわけがないのだが)きらびやかで、思わずショーウィンドウに張り付いちゃうし。
 雑貨屋さん、食器屋さん、アクセサリー屋さん、どれもこれもカワイイー!

 道端でこんな精巧なアートを路上に書いてる人もいるし!(雨が降ったら消えちゃうよね?もったいない、、)
 さすがルネッサンスの街。

 さらにさらに私を大興奮の渦に巻き込んだのが、露店の数々!
 やったー!こーいうの大好きー!
 革小物!バッグ!レザー系なんでもあり!
 アクセサリーも!ムラーノグラスも!
 興奮のあまり、この日も、そして翌日も大量買いに走ったのでした。。


 夜は、ミケランジェロ広場へ夜景を見に行くことに。
 バス乗り場がわからなくて、駅周辺をだいぶうろうろしたけれど、やっと見つけていざ出発。
 予定より遅くなってしまったけれど、日もとっぷり暮れた21:00すぎにミケランジェロ広場に到着した(ここ、市街地から結構遠いんだよねー)。

 いやーん、もう美しいとしか言いようがないですね。
 苦労しながらも遠くまで来た甲斐があったよ。
 さすがにこーいう「いかにもデートスポット」的な場所に1人で行って、ひたすら写真を撮り続けるのは、いささかイタイものがあったが(笑)。

 市外に戻ると、もう22:00くらいになってしまったので、ホテル近くのRistoranteで軽く食事。
 ラビオリとワインをオーダーしたんだけど、感じのいい店員さんが、「This is for you!」と言って、デザート(スムージーみたいなやつ)をサービスしてくれた。
 なんていい人かしら


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