いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

但東暮らし 128〜室内野鳥観察会〜

2017-02-14 13:24:52 | 但東暮らし


冒頭の写真は以前に撮ったイソヒヨドリだが、最近雪かきが忙しく、1日に何度も出動するものでクタクタに疲れる。P610さん(私のコンデジ)と一緒に野鳥を撮りに行く気力もない。

そんなことを思っていたら、さすがに神様は対応が迅速。私のために室内野鳥観察会を用意してくださった。

きょうはデイサービスの日なので、父と母を送り出してから、さて私も朝ご飯と思い、お盆にカフェオレやオーブントースターで温めたクロワッサン、ハム入り卵焼きやヨーグルトを乗せて居間へ。

と、突然ギャッという鳴き声とともにバサバサという羽音。同時に黒い影が頭上を通り過ぎた。

え? え? え?

居間、隣の父母の寝室、その隣の和室と見てみたが何もいない。いやいやいや、何かいたで、確実に。さらに、以前弟が使っていた洋間を覗くと。

うわあ、ピョンピョンしてるよピョンピョンしてるよ。けっこうデカイよ。イソヒヨドリだよ。なんで?

そのままドアを閉めて外に出ると、斜め向かいの郵便局の局長さんに救援を要請。

ところが、局長さんに洋間を見てもらったが、なぜかいなくて、探してみたらまた居間にいる。そこから襖の狭い隙間を通り抜け父母の寝室へ。

と、突然見失った。局長さんと2人で探したがどこにもいない。玄関の扉が開けてあったので、そこから出たのかなということで、「また、何かあったら言ってください」と局長さんに親切に言っていただき、とりあえず様子をみることに。

だが、待てよ。住宅からは渡り廊下伝いにけんこう会館に行けるのだ。まさかとは思うが確認のために行ってみると、おるやないか、こっちに。

けんこう会館に閉じ込めようとしたのだが、また渡り廊下伝いに住宅の方に飛んで行った。いやあ、さすがは鳥。狭い隙間や障子に開いた穴を通り抜け、けっこうなスピードで飛んで行く。こういう芸当はツバメにしか出来ないのかと思っていた。

これはもうどこかに閉じ込めるしかない(って、最初の段階で洋間に閉じ込めそこなってるんだが)。後を追いながら、次々にドアや扉や障子や襖を閉めていく。

住宅の和室に追い込み、完全に閉じ込めたところで、再度局長さんに救援を要請しに行った。しかし、お客さんの応対中だったので、意を決して和室に潜入を試みる。



障子の隙間からiPhoneで撮ってるので分かりづらいが、カーテンにとまっている。



干してあった母の服にもとまってるな。

この直後、和室に踏み込んだ。また逃げられるといけないので、即、障子をぴったり閉める。で、ギャッギャッギャッと威嚇されながら窓へ。

頭上をバサバサ飛び回るなか、「外に出してあげるんやで」と言い聞かせつつ、たぶんずっと開けてないので固まっている窓を必死で開ける。

大きく窓を開けたのに出てこない。どこ行った? 額縁の裏か? 部屋の壁にぐるーっと掛けられている額縁を、捕虫網でコンコンしていく。と、窓に一番近い額縁をコンコンしたら、バサバサッとイソヒヨドリが出現。あわてて部屋の外に出て障子の隙間から様子を見ていると、やっと外に出て行った。

長かった。すごい体験型室内野鳥観察会だった。神様、ありがとうございます。非常にドキドキしました。ある意味、おもしろかったです。でも、もう今回だけでいいです。ホント、もう十分満足しました。はぁぁぁぁ。
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