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いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

緊急避難

2006-10-05 01:31:51 | 出来事
一昨日、熱帯魚の水槽の壁面についた藻をとり水草の茶色っぽくなった部分を切り取りきれいにしていて、ふと思った。

最近クラウンローチ(オレンジと黒のしま模様の魚)を一匹しか見かけない。いつも元気に泳ぎ回っているのは、後から買ってきたやつで、それより前にもう少し大きなのが一匹いたはずなのだ。気になる。

水槽の中にはクラウンローチのために、599円の小さい土管みたいなのと100円の細長い花瓶が沈めてある。クラウンローチは狭いところに隠れるのが好きみたいなのだ。

水に手を突っ込みまず土管の方をそっと持ち上げてみる。いない。で、今度は花瓶を持ち上げてみると……いた。

し、しかし、これはいったい。あんなに大きくて立派だったクラウンローチがよれよれになっている。体もなんだか白っぽいし、光に当たっていない感じだ。尾の付け根に少し出血が見られるし、これは病気か。

ところがしばらく様子を見ていると、どうも後から来たクラウンローチにいじめられているようなのだ。追い回され、花瓶の中に追い込まれている。これはいかん。これでは楽しい魚生を送っていただけないではないか。

幸い我が家には今、空き家になっている小さい熱帯魚用水槽がある。夫は小さい赤と白のしましまのエビを入れたいようなのだが、そのたった数ミリのエビは安いやつでも我が家の半日分の食費。高いやつだと一匹で我が家の3日分の食費がとんでしまう。それを五匹?却下します。

とにかく緊急避難させないといけない。クラウンローチを花瓶ごと移動。弱っているので花瓶から飛び出すことも出来ないのだ。クラウンローチが入った花瓶を小さい水槽にそっと入れる。

かわいそうに。これはもしかすると病気ではなくてストレスで弱っているのかも。私も夜中に狭心症みたい発作を頻発していたことがあったのだが、あれも今思うと対人関係のストレスからきていたような気がする。

でもこんなに体が白っぽくなっているし、すぐに死んでしまうかもしれない。これは死ぬ前にいいお住まいを用意してあげねば。

ということで昨日、雨の中を熱帯魚屋まで自転車を走らせ、599円の土管みたいなのをもう一個買ってきて、100円の白い花瓶ととりかえる。

クラウンローチは誰にもじゃまされず機嫌よく新しいお住まいに入っている。ゆっくり静養しておくれ。ごめんな。いじめられているのに気づかなくてさ。

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