鉄道写真1973~1982

青春時代に熱中して撮影した写真の数々を、じっくりと発表してまいります。

   

日中線  昼間は走らぬ

2006-07-18 22:51:16 | 素顔のローカル線




 会津加納駅。日中線はC11時代から何度も訪れているが、たまたまこの駅の記録が出てきたので仮にまとめてみた。
この線は磐越西線の喜多方駅から熱塩までの盲腸線で、朝夕のみの3往復の客車列車があった。
昼間は走らぬ日中線と揶揄された、超ローカル線だった。





この日は新人車掌さんの研修日のようだった。



会津加納駅の駅舎。意外に立派なものだ。

          
           事務室の様子。もう夕方まで列車はない。



国鉄の赤字はいよいよ厳しくなってきた。妙に広い空間にわずかにひとつの電球が灯っていた。
壁には増収!目標額○○円などとポスターや標語が貼られていた。
「国鉄が好きだけど、どうなるかなあ」
「いい写真撮れますか」
お茶を頂きながら、そんな話をしばらくしていたと思う。

            
             一番の撮影地はこの鉄橋ではなかったか。


撮影 1980(昭和55)年11月

 熱塩編、その他はネガ発見次第追加予定。