鉄道写真1973~1982

青春時代に熱中して撮影した写真の数々を、じっくりと発表してまいります。

   

そして暮れゆく

2006-12-30 21:36:13 | DL・EL・DC・EC等
                 
                  上越線 渋川~敷島 EF15  

                 
                  石北本線 金華~常紋 キハ82

                 
                  室蘭本線 沼ノ端~遠浅 DD51の客車列車とDC

                 
                  伊勢線 キハ82


                   撮影 1978(昭和53)年~

当時くやしかった写真

2006-12-12 22:10:58 | DL・EL・DC・EC等


 宗谷本線塩狩峠の塩狩駅でのひとコマ。貨物列車の前補機に着くDD51。
ダイヤでわかってはいるんだけど、やはりくやしい(笑)
もっとも、くやしいというのはタイトル通り当時の事で、今見ると新鮮な気がします。
むしろ最近はDD51の方が好みかもしれません。
モノクロのDD51は光と影で無骨さが表現できて、いい感じです。
このDD51、何番だろうと拡大してみたら
610号機でした。ちょっと調べたら三笠鉄道村に保存されているんですね。けっこう私の撮影した機関車は保存されている!


長野職員の殉職碑。ここへ来る前から知っていたような気がしますが、すでに小説で有名だったのかもしれません。後年文庫版で読みました。



 名寄で見かけたロータリー車。一度稼動しているところを見たかったです。
もう時代は、



 このような新鋭DLに。DD14302と書いてあります。



名寄機関区は頭から庫に突っ込むタイプで絵にならず。


撮影 1973(昭和48)年

関連記事 DD53 宗谷本線


モノクロの話

2006-04-25 22:48:13 | DL・EL・DC・EC等
                      


 高校時代に写真部に入ったのだが、先輩は幽霊部員が何人かいるだけで、入部早々友人と二人の隠れ家になってしまった。
暗室道具や薬品は完璧に揃っていたので、毎日プリントを楽しんでいた。
そのうちフィルム現像にチャレンジするようになった。
最初はキングのベルト式という初心者向きのもの。
現像液はパンドールだったか。
フィルムがネオパンSSだったから、たぶんそうだ。

 氷酢酸の停止液に漬け、フジフィックスの定着を十分。この時に像が見えるとほっとした。
水洗の後、ドライウェル(水滴除去剤)に漬けて乾燥。錘のついたクリップで吊るす。

 道具は池袋の今はない「キクヤ」で揃えた。
随分失敗もした。うっかり最初に定着液を注いでしまい、流れ去ってしまった記録もある。
ベルト式は液の流れが悪く、中心と外側では現像ムラもできた。

 その後ノーベルト式に変り、トライX100ftの頃には2段式、3段式を揃え、大量同時現像ができるようになった。
最後はキングパターソンのステンレス製のものだったが、ステンレスリールに暗室袋の中でフィルムを巻くのは、とても慣れが必要だった。
随分器用だったものだ。

 現像液や現像法も色々工夫した。
最後はD76を1:1希釈現像か、ミクロファイン2:3で24℃で12分とかで、微粒子を追求したりした。
忘れちゃったなあ。また思い出したら書いてみよう。