鉄道写真1973~1982

青春時代に熱中して撮影した写真の数々を、じっくりと発表してまいります。

   

DD53  宗谷本線

2006-08-28 23:15:47 | DL・DC

宗谷本線 和寒駅

 DD53が磐越西線を走るというニュースを見ました。
久しぶりに「へえ~~」と、驚いたと共に興味がわきました。
私が初めてこの機関車を見たのは、宗谷本線の塩狩峠で、補機として使われている姿でした。
DLながら、箱型でなかなかいいではないかと思ったものでした。
当時はこんな形式があるのも知らなかったのではないかと思います。
その1号機がD51の前についたり、C55客車の後ろに付いたりして、
蘭留~和寒間を行ったり来たりしていたのでした。



珍しくこんなカットも撮ってあった。1号機というのはなんとなく嬉しいものだ。



C5530は元流線型。キャブ屋根の丸みがポイントだ。



C55の牽く324レの後補機


撮影 1973(昭和48)年 宗谷本線 和寒~塩狩

急行宗谷 兜沼通過

2006-08-11 00:03:29 | 素顔のローカル線










                   

 あまりにも暑い日が続いているので、涼しげな写真を選んでみました。
雪晴れの宗谷本線兜沼駅を、雪煙を巻き上げながら爆走通過する気動車急行宗谷。
タブレットの角度にも注目です。車体側に目標の目印があるんですね。
↓の下にタブレットの輪を当てると、タブレットキャッチャーにぴたりと納まるようです。

 こういう一場の連続写真をシークェンスと言うのは、当時の専門誌で知ったのですが、
「人と鉄道」のシリーズを撮り始めてからは、いつも物語のある写真を撮りたいなあと思っていました。


撮影 1980(昭和55)年  宗谷本線兜沼駅

その他の宗谷本線作品
さいはての9600
雪とつららとDD51
抜海
年越し蕎麦は音威子府で

◆最後に兜沼のアリバイ写真をつけたのですが、駅名板を見ると芦川から勇知に向かって走っている。
という事は、この列車は「宗谷」ではなく、急行「礼文」ですね。
この向きの稚内行「宗谷」は、夜になってからの通過でした。