10月9日 念願だった出雲大社に行きました。
しまなみ海道を渡って娘宅に寄った翌朝、やまなみ街道を通って島根へ。
連休でどこも車が多く、出雲大社に近づくにつれてノロノロと渋滞。
少し手前の歴史博物館に駐車して、二の鳥居まで歩いたのは正解でした。
(車でノロノロ先まで行っても、停める所がなかったかも・・)
でも、最初の目的地はそこから1.4キロ先の「稲佐(いなさ)の浜」
徒歩15分というけど、アップダウンがあって結構な距離💦
渋滞を横目にせっせと歩き、目の前が開けた時は思わず歓声\(^o^)/
わ~い、日本海だ! 日本海は2度目だけど、ここはとても穏やか。
白い砂浜にモンサンミッシェルみたいな弁天島がそびえている。
昔は海だったのに、昭和60年頃から砂浜が広がったそうです。
旧歴10月10日の夕刻にここで神迎神事が行われ、
八百万(やおよろず)の神々が全国から集まり、神議り(かみはかり)を行うそうです。
男女の縁だけでなく、子宝や仕事やお金など様々なご縁を結ぶことや、
農業、酒造りについて相談する会議だとか。
神々が集まる神在月(かみありつき)は今年は10月25日~11月23日。
全国の神様は11月3日に、この稲佐の浜に集まって来られるそうです。
なんだか楽しそうですね😊
ちなみに、11月4日~10日までの1週間は出雲大社で過ごされるそうです。
写真で見た通り、浸食された岩の模様が複雑でとてもカラフル。
子供はすぐ上りたがるけど、バチが当たるといけないから止めました😅
ここに来た1番の目的は、出雲大社に納める砂を頂くこと(お砂とり)
拝んだ後に、弁天岩のふもとの砂をおもちゃのスコップで袋に詰めて。
2軒分だから2つ袋を用意。
来た道を折り返し1.4キロ。曇りで助かった。晴れてたら汗だくだよ。
お腹もすいたし、時間も11時半。6000歩以上歩いていた。
行列の蕎麦屋は諦め、めん房山太という店で冷し舞茸えび天そばに舌鼓♪
食い気が先走って、写真撮るの忘れました😆
冷たいほうじ茶も美味しかった。今度は温かいお蕎麦も食べたいです。
さて、ここから本番。二の鳥居で一礼していよいよ出雲大社の中へ。
下り坂の参道を進み、祓社(はらえのやしろ)でお祓いの列に並んだ。
「また並ぶのね」「さっきの蕎麦屋よりマシだよ」と後ろで声が。
ここで心身についた穢れを清めます。
三の鳥居と松の道。
樹齢400年をこえる松の保護のため、両端の道を歩くようになっている。
空気が澄んで荘厳な雰囲気です。
四の鳥居を入ると、正面に大しめ縄で有名な拝殿と八足門がある。
あちこちで、2礼4拍手・住所氏名願い事・1礼となかなか忙しい。
留守番してる息子の分も連名で唱えてしっかり願掛けしました。
一番奥の素鵞社(そがのやしろ)にスサノオノミコトが祀られています。
裏手に回って稲佐の砂を奉納し、清めの砂と交換。
家に持ち帰り、四方にまくと邪気を払って幸福を招いてくれるそうです。
畑にまくと作物の出来がよくなるとか。いい出雲土産になりました。
すぐ後ろに聖なる八雲山の岩肌がせりだしていて、唯一触れることのできる場所。パワーをめちゃくちゃ貰ってきました。
因幡の白兎の神話にあやかって,可愛いウサギの像があちこちに。
最後に神楽殿の大しめ縄。
長さ13.6m、重さ5.2tと日本最大級の迫力はさすが!
降り出した雨もさほどひどくならず、なんとかお参りできてよかったです。
息子に縁結びのお守りを渡すのもどうかと思い、
健康で意気盛んに日常が送れるようにと、壮気健全御守を2つ、青と紫と色違いで買いました。
いつまでも若々しくありたいですからね😄
彩雲堂の栗まるは、中に栗が丸ごと入って練りあんと小豆の味が上品で好評でした。
娘はブーツだったので、後半は足が疲れて痛そう。
延々歩いて駐車場に戻ると、Kちゃんが歴史博物館を見たいというので、
パパと2人で入り、私たちは車の中で休憩して待つことに。
どうしても見たかったのは何かというとこれ。
古代の高さ48mもあったという巨大神殿なのです。
朝から14000歩も歩いたのに、2人は1時間近くも見学してきたのでした。
家に帰ってから敷地の四方に砂を置いて、気分爽快です😊