ぴろたまごの雑記帳

小さな庭の見える窓辺でつらつら書いてます
草花の写真もアップしていきます

親の達観・・

2011-02-17 15:41:24 | 日記

2011-02-17

今日はダンナの誕生日。
ステーキを焼いて、いつもの発泡酒じゃなく特別にプレミアムモルツを奮発し、
バレンタインの売れ残りチョコを3割引きで買ってプレゼントした。

「どーせ俺には半額チョコか。」
「半額じゃないよ、3割引きです!」(せこい会話・・)
「これは中を砂糖で固めてないから本当のウイスキーボンボンじゃない」
ブツブツ文句を言いながら、一度に全部食べてしまいそうな勢いだった。





息子が珍しく「お父さん、誕生日おめでとう」と電話してきた。
来月からは家族の一員に加わるんだから、少しはご機嫌うかがいしようと思ったのかな?

退学届も大学の担当の教授にハンコをもらって、学生課で受理されたようだ。
退学理由を書く欄があったので、どんな理由にしたのか聞いたら、
実家に帰らなければいけなくなったので・・となんとも遠回しな表現。
でも、それで先生も納得してくれたみたい。
「本当に後悔しないか?」と3回くらい聞かれたそうだ。
後悔するもなにも、ほかに選択肢はないのだからしょうがない。

私から見ると、行く大学を間違ったとか、
あの時言う通りに辞めさせた方がよかったかも・・とか、
この数年ろくなことはなかったとか思っていたんだけど、
息子いわく 「こんなに失敗させてもらえて幸せだった」
と意外なくらい苦にしていない様子。(少しは気にしろ!)

確かにこんなに何度も失敗するには、親の理解と金銭的援助なしにはできないことで、
我ながらここまで親バカなのも珍しいとも思うんだけど、
たとえば今まで投資してきて、ここでお手上げして見捨てたら何も残らないし、
ダンナいわく 「まだ何も成果を見ていない」 うん、確かに。

成果=ちゃんとした社会人になってくれること。
同級生は、大学卒業して就職して結婚して子供が生まれたという人もいるんだって。

一番の親不孝は、若くして死ぬこと。
いや、それより親不孝は、人を殺したり傷つけたりすることー
ちゃんと生きてるし、人に迷惑はかけてないし、いつでもやり直せる。

大学なんて出てようが、途中まで行ってやめようが、最初から行ってなかろうが、
社会に出てどんな人間になるか、どんな人と出会ってどういう人生を歩むのかで幸せか不幸か決まるんだし。

ストレートに就職してもうまく行かず、せっかく入った会社をやめてウツになってる
友達もいるらしい。
これからどんな道を歩いてくれるのかまだまだ見当もつかないけど、
ひとまず家に帰ったら家賃はいらないし、食費を上乗せする程度ですむので、
当分の間は長い目で見守っていようと思っている次第。。

 
 
コメント
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