goo blog サービス終了のお知らせ 

ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】キャプテン・マーベル…女性目線では一段階上の映画なのかも知れません

2019-03-21 19:58:16 | 映画
本日2019年3月21日(木曜日・春分の日)の過ごし方。
(…子供の頃、春分の日と秋分の日って音が似てるのでよくわからなくなったりしませんでしたか
夜勤明けの娘が、食事でも行かないかというので、小倉井筒屋紫江'Sにある「ビーフキッチン 菜好牛」という店で昼食、ステーキ&ハンバーグを食べて来ました。

普通に美味しかったです。値段もステーキ🥩にしては安いんじゃ無いかな。サラダ🥗、スープ、パン🍞、ドリンク🍹は、追加料金払えばフリーなので、いきなりステーキとかよりもお得感はありました

食後は小倉城🏯を散策。
は(もちろん)まだ全然咲いておりません。




(ここには、一本だけ早く咲くやつがありますけど)


その後は八幡東区のイオンモールまで移動してお買い物、その後帰宅し現在に至ります



さて以下は映画鑑賞記録です。

先週の土曜日に見た映画ですが、この日は1日で映画館に2回行きました。
レンタルビデオ中心の私にしては、珍しいことです

順番的には「キャプテン・マーベル」じゃない記事をアップしたかったのですが、時期を逸するよりはと思い…。



「キャプテン・マーベル」
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
出演:ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソン、ベン・メンデルソーン
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国
原題:Captain Marvel

2019年3月16日(土曜日)、Tジョイリバーウォーク北九州シアター5(私の席はJ-9)、21:35〜23:50の回、日本語吹き替えで鑑賞。
嫁さんと(私と二人で夫婦50割引)娘と一緒に行きました。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)にはなぜか娘が付いてくるシステムになっております

(ネタバレ含んでおりますのでご注意)



概要
マーベル・コミックのアメコミ「キャロル・ダンヴァース」もしくは「キャプテン・マーベル」(※このあたり原作に詳しくなく、よくわからない。アメコミ映画は、日本人にとって随分とコアなところにまで来てしまっているようで、私ごときには把握できない)の実写映画化作品で、MCUの21番目の映画。
地球の西暦では1995年、クリー人のヨン・ロッグ(ジュード・ロウ)率いる特殊部隊スターフォースの一員であるヴァース(ブリー・ラーソン)は、クリー人の的であるスクラル人に囚われたエージェントを救う任務についている最中、スクラル人の罠にはまり、スクラル人のリーダー、タロス(ベン・メンデルソーン)により囚われ、失ったはずの記憶を探られ、その結果地球近辺にまで連れてこられる。スクラル人の宇宙船を脱出したヴァースは、北米大陸のビデオショップに墜落、現場に駆けつけたS.H.I.E.L.D.のエージェント、ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)、部下で新米のフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)らと出会う。



感想
最初に全体的な感想を書いておくと、正直そこまでない…というか、
MCU世界を補完して行くネタには事欠かず、この点ではそこそこ満足(後で書きます)
他の小ネタでも楽しめる部分はたくさん。
…でもね、MCUの過去作品と比較して、すごく面白いかというと、そうでもない

世間の評判ほどには満足せず


点数は4点強(5点満点中)どまりなのです


しかし、一緒に行った娘(23歳)曰く…
「すごくおもしろかった」
「女性の主人公が敵をなぎ倒していくのが爽快」
との事で、かなり高評価
彼女はブログで映画に点数を付けたりしませんが、私で言うところの5点以上のテンションでありました。性別によって感じ方は違うようです。
思えば娘は幼少期「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」を観て、ヨーダ師匠が小さいのに敵をなぎ倒していくシーンにとても興奮していましたから、自分に置き換えやすいキャラクターの活躍というのは、映画を楽しくするエッセンスなのかもしれません
ただし「スーツは最初の緑色の方がカッコよかった」
とのこと、ここは同感…っていうか、もしかすると、うちの娘は、ヨーダといいコレといい、緑が好きなだけなのかも知れません

ここからは(娘と話したわけでもなく)想像ですが、この映画は働く女性にとって…

自分をイケメンと思っている感じのある、勘違い&モラハラ()上司(しかも薄毛が自分の価値観をグイグイ押し付けてくる

部下である女性(この場合一人称)は、もっとスペックを持っているのに、その力を発揮する機会を与えられず、むしろ自制して力を発揮しないよう要求されている

件の上司は、下手すれば、部下の女性は自分に好意を寄せているんだろと勘違いまでしてる

…そんな上司の行いが間違っていると確信が取れたので…
手からビームドーン


と、そういう(爽快感がある映画なのでしょう
良く分析しないと、男性では気が付きにくい部分なのかもしれません



さて、娘の感想とそれへの考察はここまでに、以下は私自身の感想です。

この「キャプテン・マーベル」は、スーパーマンのような典型的な超人。
弱点の無い能力のヒーロー、かつMCU史上最強の部類というのは個人的には面白みを感じないというか少し退屈
(これはかつて「マイティ・ソー」の1作目を観たときにも思ったこと)

「キャプテン・マーベル」の個性といえば“女性”ということなのでしょうけど、それ以外はひねりが少ないというか…アイアンマンハルク、ドクター・ストレンジあたりの個性に比べると、なんか適当に作ったヒーローにも思えてくる存在
まぁ、この強さや個性は、今後、他のヒーローとクロスオーバーすれば、自ずと光ってくると思われますが、“この映画の中ではそうでもない”と思っちゃいました。

もちろん面白く無い映画というわけでは無いのだけど、私がMCUに(ともすれば過度に)期待する域には、いろいろ達していなかったというか…そういう感じなのです。

この映画の“女性”ヒーローという以外のもう一つの個性は、1995年の地球が舞台ということ。
(MCUの中では「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」以来の過去話…回想シーンとかは別な)

ここで私にもわかる1995年ネタが満載かと思っていたのだけど…

色々見逃したか

そもそも知らないネタばかりだったのか

この点でも期待していたようにも楽しめず

…フォトンブラストで焼かれた等身大POPが誰だったかも確認できず
(ネットで調べたら「トゥルー・ライズ」のシュワルツェネッガーらしい)

…ビデオパッケージが「ライトスタッフ」だったのはわかったけど、これは、おとなしいネタだと思ったし。

…スタン・リーが列車の中で読んでいる本が何かもわからない
(こちらも後で調べたら「モール・ラッツ」という映画(未見)の脚本とのこと、スタン・リーがカメオ出演した映画の脚本なので、あのスタン・リーは、スタン・リー本人という設定になるのかな

ともかく、ネタのほどんどがわからないという、こういう楽しみ方に対しては致命的な状態「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの場合は、いちいち笑えたのに残念です

逆に、地球に来たヴァースが地球人と接触して、おかしなことを言い始めて、対応する地球人(この地域の保安担当者)が困惑する的なネタ・展開は、1990年代の映画な雰囲気でベタ
散々こすられた展開を2019年の今なぜ見せられないといけないのか…という感じも。

アクションシーンも(MCU作品としては)イマイチだったかな。
電車のシーンなら、別のMCU作品でキャプテン・アメリカがやっていた方が上。
同時に起こっているカーチェイスも比較的地味。
飛行機墜落だのビーム兵器とか、ロナンの大量破壊ミサイルとかのシーンは月並み。
後半は狭い宇宙船か、なにもない宇宙が舞台で、絵的にあまり面白くない。
敵だか味方だかの宇宙人は「スタートレック」パチ風味の方々で面白み薄
…そうだねぇ特撮部分は一口で言って「フラッシュ・ゴードン」みたいでベタな印象。
とまぁ、私の映画のつくり自体への大まかな感想はこういう感じ。


もちろん…
冒頭のマーベルロゴ前のスタン・リー出演シーンのモンタージュのでは思わず涙が流れそうになったし

フューリーとコールソンの若作りCGにも感心

フラーケン🐈のネタ解放までの、ネタフリの数々にも笑い、その後ビックリさせられ。
(フラーケンネタといえば、私は日本語吹き替えで見たのだけど、この映画で特に重要な「猫撫で声になるニック・フューリー」は、竹中直人が担当。最強声優が揃っているこの映画の日本語吹き替えの中で、一番重要なセリフの数々を吹き替える声優が一番下手なのは如何なものなんでしょうねぇ…この部分、字幕版で見たら数倍笑えるのかもしれません

と、結構楽しめた部分もあります。
(楽しめたと言ってるコーナーの割に竹中直人批判含む

色々書きましたが、結局概ね満足なのです
MCU作品へは過度な期待をしてしまうというだけで

…まぁ、一番盛り上がったのは、ポケットベルのアップから始まるエンドクレジット途中のあれだったりして、多分あそこはルッソ兄弟担当部分なので、この映画の良かった部分の評価として含んじゃうのは失礼なのだろうけど


以下は詳細の考察

1.キャロル・ダンヴァースがキャプテン・マーベルの能力を得る部分
これは原作からのなのか映画公開前には「マー・ベルからの輸血を受けたキャロル・ダンヴァースがスーパーパワーを得る」みたいな情報がありました。

ただ、これだとクリー人(クリプトン人のオマージュもしくはパロディもしくはパクリか?)もしくは、クリー人に輸血された人は、みんなスーパーマンみたいになってしまい、ありがたみが無い&MCUの中では収集が付かない事態に。

また、その理屈だと「エージェント・オブ・シールド」のフィル・コールソンも無敵超人たるべきって話になってしまいます。

…で、この映画の中では、クリー人の力+ライトスピードエンジンの爆発の影響という設定が描かれていました。
ライトスピードエンジンが何かは知りませんが、テッセラクトの力を利用して作ったもの(なんか設定がふんわりで気持ち悪いですがとの事で、普通のクリー人とは差別化されたスーパーパワーなようです。



2.でテッセラクト(四次元キューブ)
…が、唐突に登場します…混乱しました。

「テッセラクト」は…

①大昔オーディンがなぜか地球に持ち込み

②第二次世界大戦中にレッドスカル率いるヒドラ党が寺院から略奪、レッドスカルとキャプテン・アメリカとの攻防の末北極海に

③ハワード・スタークが北極海から引き揚げ

④そのままS.H.I.E.L.D.が保管

⑤21世紀になってロキがこれを狙って地球侵攻するも失敗しソーがアスガルドに持って帰って保管

⑥数年後アスガルド崩壊のドサクサ時にロキが持ち出し

⑦サノスに奪われる

…って思っていたのだけど、違うようです

…③が誤情報なのかと最初は思いましたが、ネットで解説記事を探していると③と④の間がこの映画で、ハワードが保管していた基地で、ペガサス計画が行われ、その担当者のローソン博士(マー・ベル)が(人類の手に余るアイテムだと判断し自分の方が良い利用ができるからと思ったのか、もしくはハワードときちんと取引してのことか持ち出したけど、結局なんやかんやあって、ニック・フューリーの手元に…といった事のようです。

…まぁそう聞けば辻褄はあっており、それはそれで良いんですけど、とってつけたような過去のMCU作品への割り込みとも感じざるを得ず
なんか、それこそテレビシリーズの「エージェント・オブ・シールド」とか「インヒューマンズ」みたいな感じが…。

…あと「キャプテン・マーベル」のパワーが四次元キューブ由来だとすれば、サノスの1/6以下しかパワーが無いってことにもなるんかな?…仮に早めに来てても役に立たなかったと。

(ところで、ペガサス計画の基地って「アベンジャーズ」のあそこですか風景が似てるけど)



3.ロナンとコラス
他作品とのリンクとしての(特に深く考えていない登場なのかもしれませんが、今後彼らが(軍人から、アウトローに)落ちぶれていく説明とか、どこかであるんですかね

ロナンについては「キャプテン・マーベル」を持ち帰るみたいに言っていましたけど、その因縁の話も今後あるんですかね



4.ニック・フューリーの目
雑。ギャグとして受け取るべきなの…障碍者になってしまったというのに
…この雑さで今後、バッキーの左腕もあの猫が食っちゃったって話を追加してくれても構いません。



5.美人度
ブリー・ラーソンがパワー開放する際、フンガーみたいな顔になるのは、女性目線だとOKなシーンなのだろうか
…MCUにおける美人度考察記事は「アントマン&ワスプ」の記事を参照ください。
…子供の頃のキャロル・ダンヴァースの子は、ブリー・ラーソンより可愛かったので将来が楽しみです




蛇足
映画に関しての話ではありません…鑑賞時のお話。

この映画はレイトショーで観ました。
家族三人で並んだ後ろの方の席、センター付近を確保。
で、私の左隣に別の男性が一人座りました(顔とかよく見ていないので年齢とかは分かりません
おもむろに私の左隣のドリンクホルダーに、ホットドッグ🌭、ポテト🍟、ドリンク🥤を置いた彼は、一旦劇場から(荷物をいくつか置いたまま)出ていき、数分後戻ってきたときには上着を脱いでいました。上着をどこに置いてきたのかは不明です

いざ映画が始まって気になったのは…
なぜ、全然ガラガラの映画館で、わざわざ人の横の席とった

なぜ、ドリンク🥤は、その左隣に観客がいないのに、私との間に置くの利き手こだわり…等々

…で途中まで鑑賞した後、急に席を立ち再び映画館の外へ(まぁ何か事情があったんでしょう。私もこの日の午前中の「スパイダーマン:スパイダーバース」では、おなかが痛くなってトイレに行ったもんね

で終盤、エンドロール付近になると、むしゃむしゃとポテト🍟食べ始め…いやペース配分

まぁ落ち着かない人だと思わせられながら、猫が四次元キューブを吐き出し映画が終了。

劇場に明かりがついて、その人の方を見ると、左隣の席には荷物がたくさん、なんかズボンとか靴とか履きなおしていおり退場の邪魔
足元にはどこから持ってきたのかトイレットペーパー

…なんだったんだろうねいろんな人がいます



(当ブログ内の関連記事)
2008年10月26日 【映画】アイアンマン…マーベルものの中では最高↑オヤジヒーロー燃え!
2009年04月07日 【映画】インクレディブル・ハルク…この緑色も割と燃える↑
2010年07月19日 【映画】アイアンマン2…今回もそれなりに燃えました。
2011年10月02日 【映画】マイティ・ソー…この筋肉バカには燃えない
2012年04月13日 【映画】キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー…マスク被ったらボールドウィンっぽくなる罠
2013年05月20日 【映画】アベンジャーズ…そろそろ「アベンジャーズ」の話をしよう
2015年08月14日 【映画】アイアンマン3…スイスあたりから尿意
2018年11月14日 【映画】マイティ・ソー/ダーク・ワールド(映画鑑賞記録棚卸39)…スタン・リー追悼
2018年09月02日 【映画】アントマン…良質なコメディで中質なヒーロー映画
2017年08月30日 【映画】スパイダーマン:ホームカミング…ジェイコブ・バタロンは、私の息子に似ている(激似の域)
2018年07月31日 【映画】ブラックパンサー…悪口しか書かなかったけど満足なんですよ
2018年04月30日 【映画】アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー…感想文の域にとどめたつもりでもネタバレは否めないのでご注意
2018年09月02日 【映画】アントマン&ワスプ…蛇足ではマーベルに美人ヒロインなど居ない説を検証



では、このあたりで



★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。