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ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】アントマン&ワスプ…(加筆訂正によりサブタイトル削除)

2018-09-02 16:27:31 | 映画
【2021年2月26日追記】
先日、この記事に対し「荒らし行為」とも受け取れるコメントをいただきました。
内容は、本来気にすべきようなものではないのですが、
自分で当記事を読み返した結果、確かに上品ではない文章だなと思い至り、自分でそう思った件に該当する文章を削除することにいたしました。
少なくとも気分を害されたか、気に入らなかった方はいたわけですし…というわけです。

以下は、改定後の文章となります。


**************


本日は家の中でブログ更新に勤しむだけのピロEKです



以下は映画鑑賞記録
棚卸ではなくて、新規で観た映画。
本日の更新は「アントマン」2本立て。

で、重大なネタバレを含む記事ですので、未見の方は読んだらいかん。



「アントマン&ワスプ」
監督 :ペイトン・リード
出演 :ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ペーニャ
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国
原題 :Ant-Man and the Wasp

2018年9月1日(土曜日・映画の日)、T・ジョイリバーウォーク北九州、シアター4、11:10からの回で鑑賞。嫁さんと娘と3人で行きました。
座席はK-11(嫁さんがK-9、娘がK-10、私がK-11)。だいたいこの辺り(後列中央)が映画鑑賞時の定位置です。
(上映開始直前、後ろの席の人がポップコーン🍿をぶちまけました
2D日本語吹き替え版で鑑賞。セリフの多いコメディだったので日本語吹き替えは正解だったように思えます。



概要
マーベルコミック「アントマン」の実写映画のシリーズ2作目で、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の20作目(フェイズ3の8作目)。
アベンジャーズ同士が戦った「シビル・ウォー」でキャプテン・アメリカに加担したアントマン=スコット・ラング(ポール・ラッド)は自宅軟禁されFBIの監視下にあった。他のアベンジャーズとの接触はもちろん、パンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)や博士の娘でスコットの恋人、ホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)への連絡を禁止されたスコットは、自宅内の範囲で娘キャシー(アビー・ライダー・フォートソン)と遊んだりする毎日を過ごし、2年間の軟禁期間も終わりに差し掛かっていたその頃、かつて訪れた量子世界の夢を見て、その中で自分の視線が子供とかくれんぼをする女性の視点になっていることに気づく。この夢に何かを感じたスコットは、ピムに隠していた携帯電話で連絡する。電話は留守電のまま繋がらなかったが、意識を失った状態で連れ出され目を覚ますとそこにはホープがおり、ピム博士のラボに連れていかれる。ピム博士とホープは、ソコヴィア協定の適用から逃れながら、1987年の先代アントマンとワスプ=ピム博士の妻でホープのは母、ジャネット・ヴァン・ダイン(ミシェル・ファイファー)による(前作「アントマン」でも描かれていた)ソ連が発射した核ミサイルを停止させる作戦時に、限界まで縮小してしまい量子世界に消えたジャネットを助け出すため研究を続けていた。一度は諦めたことだったが、スコットが量子世界から帰還したことによるものだった。量子世界とのトンネルを作る実験は途中で失敗していたが、その直後にスコットから電話があり、量子世界のジャネットとスコットに何か繋がりができたとピム博士らは判断し、ホープは実験を継続しようと部品調達のため闇市のディーラーであるソニー・バーチ(ウォルトン・ゴギンズ)と接触するが、バーチはピム博士らの研究の情報を得ており、研究成果を要求、取引は物別れから抗争に発展するが、新型のワスプスーツを着たホープはバーチの一味を圧倒し目的の部品を手にするが、そこに現れた物質をすり抜ける能力を持ったゴースト=エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)により妨害され、またピム博士も縮小していたラボを奪われてしまう。



感想
こいつは面白かった
前作「アントマン」の感想では、コメディとしては良質だけど、ストーリーのあるヒーロー映画としてはイマイチという風に評して、私のMCU作品への感想としては珍しく満点にもしなかったのだけど、この続編は全般的に面白かった
(もちろん映画館鑑賞となれば、家のテレビで見るよりも面白さはアップするものではあるが…前作は家で初鑑賞)

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の中では、誰かのセリフ(誰だっけ)で司法取引したと言われていた主人公は、「ディスタービア」の中でもシャイア・ラブーフが、足につけられてた監視装置と同じようなやつ付けられFBI監視下で自宅軟禁中。
これがあるけど、どうやって自宅から出るか…って話の展開かと思ったけど、ここは割とあっさりというか、科学の力(?)で解決
「無理くり家から出たけど、世界救ったからイイでしょ」みたいな力技展開でないのは好感
…そもそも今回のアントマンは(この映画の範疇では世界など救わないし、割と大変なミッションをこなすも、周りから感謝されるようなものではなく、内輪の都合を解決するだけのもの。
だから自宅軟禁からの抜け出しと、ヒーロー活動がバレたらFBIは許してくれず懲役になるという部分が物語の根幹の一つで面白い。
(キャプテン・アメリカなら、内輪の都合優先するために簡単に、悪ではない警察やら軍隊やらを殺さないように気をつけながらとはいえ、蹴散らしちゃうところ、アイアンマンたちはそれをやれない設定になってる

敵の設定もいい感じの塩梅で、アントマンの身の丈に合ったもの

前作「アントマン」では、イエロー・ジャケットという行動原理がイマイチわからない人物が敵で、彼が元ヒドラに兵器を供給しようというのを止めるという、本来ならキャプテン・アメリカもしくはブラック・ウィドウ案件を処理。
イエロー・ジャケットのやってる金儲けが目的か、嫉妬が目的かの意味もわからんし、主人公と同じ能力の敵ってのもいつものアメコミ映画で面白くない。
他のMCUに合わせようという意識が強いのか、そんなに怖い組織力を働かせる訳でもないヒドラ構成員とか出てきても全然面白くない。とか思っていたのだけど、

一方、今回の敵は、
「単純にお金儲けがしたい犯罪組織(小物:ルイスたちでも一部対応可能と、
「不幸な事故に遭っちゃって、おかしな体質になったのを直したい人と支援者。もともと悪人ではない
「ソコヴィア協定に従って、スコットやピム博士を逮捕しようとしているFBI
という、実にアントマンの身の丈に合った連中。
アメコミの一般的な、敵らしい敵は(本編中には)いないという珍しいタイプのもの。
こやつらの妨害+アントマンスーツの不調という弊害を退けながら、量子世界にいるホープの母親を救い出そうという話。

前回、グッドポイントとしたコメディ部分も健在で
…コメディ映画として考えた場合、多分この映画の主人公は、マイケル・ペーニャ演じるルイスで、彼のパートはパワーアップしていて美味しい役回り。
自白剤(じゃないと悪人が言う薬)のくだりでの、悪人とルイスとのやりとりは(自白剤を打つと言い出した時点で)声を上げて笑うほど
スコットの居場所を聞き出そうと自白剤(じゃないと悪人が言う薬)を打たれたルイスが、スコットの出会いから語り始めて…
マイケル・ペーニャはコメディ俳優でもないのに面白いなぁと。あと前作で戯れにキャスティングされた日本語吹き替えのブラマヨ小杉氏は、今回大変だったろうなぁとも。なので今回の芸能人キャスティング、小杉氏は情状酌量。問題があるとすれば宮川大輔かな
これはルイスではないけど、量子世界にいるミシェル・ファイファーが、量子のもつれで乗り移ったポール・ラッドは、さすがコメディ俳優。
(まぁポール・ラッドのコメディ映画は「40歳の童貞男」以外は観たことないのだけど)
失敗したロバート・パティンソンみたいな顔のデヴィッド・ダストマルチャンも全体的に面白いし
敵役の闇商人も、韓国系FBI捜査官も良い味
最後の戦いの際のルイスのテンションも狙い通り面白い映画
終始、ハッピーになる映画で、大風呂敷でもないから親しみやすい映画でした

他に気づいた点としては…
S.H.I.E.L.D.は、まだまだ問題点を抱えていそう
娘の前歯が生えた
ゴライアス計画というキーワードの登場(今後ヒーロー追加するつもりなのだろうか、ちなみにローレンス・フィッシュバー演じる、ビル・フォスター=ゴライアスは、アメコミ原作のシビル・ウォーでは最初に戦死してしまう役だったと記憶しています)
ぐらい、このあたりは気がついたら加筆訂正します

で、娘が重要なこの映画ですが、
ピム親子、ラング親子、ゴーストの彼女を助けようとした実の父と育ての親のビル・フォスターと、色々な親子関係・親子愛が描かれており、このことが物語を収束させます。
(子役女児が多いから、ぼんやり見てたら誰の話だよとかなるかもね)
このあたりはサノス、ガモーラ親子との対比として描いているってのは勘ぐりすぎでしょうか


で、エンドクレジット後の話。

まぁこんなブログ見てる人など、そうは居ないでしょうし、居ても最初にネタバレと書いていますから書きます
(記事を読んでるよという人がいらっしゃったら励みになるのでコメントもらえると嬉しい

まず1個目の映像。
実験だか素材集めだかで、量子世界に再び入っていくスコット。
外の世界にはパンク・ピム一家。
量子世界に入って、任務を終えて戻ろうとすると通信が途絶えて(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」観ている観客なら何が起こっているのかすぐに気がつく)外の世界ではやっぱり黒い灰が舞ってる。
本編が基本能天気で楽しく幸せな内容だけに、この映像はすごく衝撃的で怖くなるもの
スコットが無事なのは、単なる1/2選択の結果か、量子世界の影響かはわかりませんが、あの自力では戻れないと思われる世界に、スコットが取り残されることが、次のアベンジャーズにとって重要な部分となることは容易に想像できます
あと、消えてしまう前、ミシェル・ファイファー演じるなんだか超常能力を身につけたジャネット・ヴァン・ダインは、こめかみを押さえて何か(指パッチンの前兆、このタイミングでサノスが乱用した時間改変を感じてる様子でした。あれも説明されるんかな


2つ目の映像は、
テレビ映像も途絶えた、指パッチン後の世界、スコットの部屋でスコットの代わりに自宅軟禁時のルーチンの一つ、ドラム演奏を行ってる巨大アリ。
…笑って良いのかダメなのかコレ。困るシーン


で、最後に「アントマン&ワスプは帰ってくる?」…ハテナ付き


ということで、点数は、なんやかんやトータルで
5点強(5点満点中)
こいつは私の好きな映画、私からのオススメ映画のラインナップに入った1本となりました(オススメしても他の20本を観ないといけないという弊害はありますが



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では、このあたりで


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