

私も世間様と同じく、4月28日(土曜日)



一昨日の2018年4月28日(土曜日)は、今日はちゃんと遊ぶぞ




まずは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」鑑賞と致しました。
ということで、早速映画鑑賞記録

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
監督 :アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演 :ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、クリス・エヴァンス
制作年:2018年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Avengers: Infinity War
2018年4月28日(土曜日)、T・ジョイリバーウォーク北九州 1番シアター、13:25分からの回、2D字幕版で鑑賞しました。
最近見た映画の中では、一番観客が多かった気がします…とはいえ、人口と比較してシネコンが多すぎる北九州では、満席にはならないのだけれども

概要
マーベルシネマティックユニバース(以下MCU)の多分19作目で、2016年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、2017年公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」、「スパイダーマン:ホームカミング」、「マイティ・ソー バトルロイヤル」、2018年公開の「ブラックパンサー」の各々の続編。で、タイトル的には、2015年公開の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の続編だけど、それの後に見ても繋がりはわかりづらい映画。
ストーリーは、冒頭からネタバレになってしまうので、割愛した方が良いだろうか



1.四次元キューブこと“スペース・ストーン”
「キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー」でレッド・スカルが悪用しようとしていて、その後なんやかんやで、S.H.I.E.L.D.→アスガルド→ロキの手に渡った空間移動ができる青い石。
2.ロキの杖の先端で、ヴィジョンの頭にある“マインド・ストーン”
なぜか最初は「アベンジャーズ」でロキが持っていて(サノスから預かった??)、ロキから回収→S.H.I.E.L.D.(ヒドラ)→なんやかんやでヴィジョンの額に収められた、洗脳とかできる黄色い石。
3.エーテルこと“リアリティ・ストーン”
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」で、ナタリー・ポートマンに取り付いて、その後(何故か)デル・トロに預けられた、宇宙を無にできるとか言う触れ込みの赤い石。「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」の時には赤い印象なし。
4.オーブこと“パワー・ストーン”
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で、スター・ロードが手にしても大丈夫だった、なんか凄いパワー(おそらく物理的な破壊力)がある紫色の石。保有者はザンダー星ノヴァ軍。色は紫。
5.アガモットの目こと“タイム・ストーン”
「ドクター・ストレンジ」が持ってる、時間巻き戻せてやり直したりできるチートアイテムな緑色の石。
6.今回初お目見えの“ソウル・ストーン”
色は知りません。オレンジ

この6個を手に入れたら、何でもできるようになるとのこと。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」でアスガルド滅亡の直後、地球に向かっていた、ソー率いるアスガルド民を乗せた宇宙船が、サノス(ジョシュ・ブローリン)の宇宙船に強襲される。サノスとその部下たちは非常に強力で、ソー(クリス・ヘムズワース)は囚われ、ハルク(マーク・ラファロ)でも勝てない相手。瀕死のヘイムダル(イドリス・エルバ)は、何とかハルクだけを地球へワープさせるが、ロキ(トム・ヒドルストン)の持っていた四次元キューブ=スペースストーンはサノスに奪われてしまう。サノスは既に手にしていたパワー・ストーンに続き二つ目のインフォニティ・ストーンを手に入れ、ソーの宇宙船を爆破する。
転送されたハルク=ブルース・バナー博士は、ニューヨークの魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)とウォン(ベネディクト・ウォン)の元にたどり着き、ストレンジにサノスが地球にある二つのインフィニティ・ストーンが狙われていることを伝える。ストレンジらは、アベンジャーズのリーダーであるアイアンマン=トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)に接触し、ソーが殺されたことも含め伝え、キャプテン・アメリカ=スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)らに連絡を取るよう依頼するが、トニーは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」以降、確執のあるキャプテン・アメリカに連絡することを躊躇する。そんな時ニューヨークの上空にサノスの宇宙船が現れ街を襲い始める、アイアンマン、ドクター・ストレンジ、近くに居合わせたスパイダーマン(トム・ホランド)はこれに応戦するが…
感想
えらい映画が作られた

まず、マニアックでコアなファンの期待にも答えつつ、かつ誰にでもわかるエンターテイメント。
複雑な相関図や多くの舞台があるにも関わらず、混乱させない。
何人かのキャラクターたちはセリフで自分のバックグラウンドを語るけど説明セリフすぎて間延びするなんてことは全くない。
(ソーとギャラクシー勢が家族の説明をめっちゃする)
そんなのも含め、テンポは、早すぎず、退屈もさせない。全部のセリフやシーンが面白くてしょうがない。
アベンジャーズがどんどん合流していく部分ではワクワクが止まらない


(これが「エイジ・オブ・ウルトロン」の時には無かったんだよなぁ

ソーが地球に到着するだけで大いに盛り上がる演出とか見事

(かつバナーが「これで勝ちだ!」



で「アイアンマン」から続くMCUの(一旦の)集大成で、今までの設定・ストーリーを(「ホームカミング」の8年後問題を除けば…これはトニーのセリフでとりあえず修正してたな…



…強いて言えば、ブラック・ウィドウとブラックパンサーが主役級なのに単なる戦力扱いだった気もせんではないが、彼らとて自分のキャラクターなりの役割を演じた上で、戦力だった気がする

追加キャラで、個人的にはそんなに好きじゃなかったスカーレット・ウィッチとヴィジョンにも重要で感情移入できる役割が与えられた

(こんな感じのテンションで、おそらく次回作にはホークアイとアントマンが今まで以上の役割で参戦するのかと、過度に期待してしまう。)
ガーディアン・オブ・ギャラクシーの面々は、テンションを変えずに参戦。この話は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」の続編でもあるのだから、当然と言えば当然なのだけど、彼らを取ってつけたようにしなかったのは見事

とにかくMCU10周年の重圧に打ち勝った作り


主役以外のキャラクターでも、各ヒーローのバックグラウンドを説明するのに必要なキャラがキチンと登場し、短い登場時間ながらキチンとキャラにあった役割を果たす。
ペッパー・ポッツは、妊娠したようで、そんななかトニーを心配する通信を送ってくる(これは回収されていない伏線だろうなぁ




そう考えると、前述で、単なる戦力扱いと書いたブラックパンサーも、ブラックパンサー一味ということで言えば、ちゃんと各々が役割を果たしてて、妹の最後の方のうやむや感(私が何かを見落としてるだけか

敵のサノスとその一派…見た目が原作通りのキャラクターで驚いたが…は、新参者なのだけど、彼らもキャラクターが立っていて面白い

サノスは感情移入できない敵役なのだけど、完全に否定もできない相手。
彼はあれでしょ





凄い力のインフィニティストーン集めてやることは「だれも死ななくても、だれも飢えなくて幸せに暮らせる平和な宇宙」でも良さそうなもんだけど、サノスの場合は、何らかの宗教的な思想をもとに、このジェノサイドを行っている人ということだと思う(この場合の宗教的な知識には、死んでも無になるわけじゃない的な裏付けも伴ってるんでしょうね


で、マインド・ストーン利用方式は以前の失敗例があるので、それに変わって強硬策としたのか


サノスは、かつてガモーラを認めて娘にしたように、
トニー・スタークやら、スティーブ・ロジャースを非常に重要な人物と認めている演出もあった


このあたりは次回作できっちり回収されると期待

サノスの手下も雑魚以外は、過去のヴィランが何だったのかと思わせるほど強いキャラ。
直接攻撃では倒せず、周りの敵兵器やら、ワガンダのバリヤーを利用してやっと勝てる程度。但し一人は映画知識で昇天。
で、今回、最後の最後にヒーローたちがエライことになるわけだけど…
これも含めて、主要キャラがどんどん…
で、
えー



えー








となる。
映画終了後、嫁さんがトイレに行くと、若い女の子がガチ泣きしていたらしい

女の子の友達が
「何で泣いているの?」
と、声をかけたら
「だって、○○○○―○○が、死にたくないって言ってるのに死んだから」
とのことだったらしい。
確かに、あのシーンはファンの女性からすれば、かなりくるシーンなのかもしれないなぁ



ロキでも泣いた女子とかもいそう。
各キャラが関わりのある人物の前で、ちゃんとキャラを立てて倒れていく。このことでアライグマの心さえ見えてくる演出はすごい。
で、エンドロール後のおまけシーン
いつもは、ここ見ずに、そそくさと出ていく人が多いのだけど、今回は立たない(嫁は1人ぐらい出て言ったよ…と、後で言ってました)
本編が「どうなっちゃうんだ


おまけシーンでは、本編に出てなかったあのコンビが登場。
宇宙からの来訪者は、なぜかワガンダに集中してて、アイアンマンは消息不明という情報を話した後、どこかに連絡しようとして…
…マーベルヒーローは映像化の機会が多く、コミックを網羅せずともだいたいどんなヒーローかわかるものですが、キャプテン・マーベルって知らないんだよなぁ。
女性がスーパーマンみたいなパワー持ってて、全身タイツ着てるっていう、いかにもなヒーロー(ヒロインか)なのだけど、面白いんかなぁ。
連絡先のオチが、彼女も“さらさら〜”ってなってるってことは無いよな。
とにかく、いろいろな条件の中で、ほとんど全員が満足できるように作った、一切手抜きのない凄い映画。
監督だけの能力でここまでの映画が作れるわけでもないのでしょうが、ルッソ兄弟って、職人として非常に優れているのでゃないかと思わされた1本でした


と言うことで点数は8点(5点満点中、反則の160%の配点)
だらだら書いてて、とりとめのない記事になっちゃいましたが、とりあえずこんな感じです。
蛇足
他にも書きたかったこと…
1.シャーロック・ホームズ2名の夢の(?)共演。だったらイアン・マッケランもルーシー・リューの相方も出ればよかったのに。
2.クリス何人いるんだ…クリス・パインが配役されていないことが残念。ついでにベネディクトも2名。
3.あの赤い顔の人やっぱり生きてた。でも役者は違う人とのこと。バナー博士やローディみたいには目立ちませんけど。
思い出したらまた追記しときます。
(当ブログ内の関連記事)
2008年10月26日 【映画】アイアンマン…マーベルものの中では最高↑オヤジヒーロー燃え!
2009年04月07日 【映画】インクレディブル・ハルク…この緑色も割と燃える↑
2010年07月19日 【映画】アイアンマン2…今回もそれなりに燃えました。
2011年10月02日 【映画】マイティ・ソー…この筋肉バカには燃えない
2012年04月13日 【映画】キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー…マスク被ったらボールドウィンっぽくなる罠
2013年05月20日 【映画】アベンジャーズ…そろそろ「アベンジャーズ」の話をしよう
2015年08月14日 【映画】アイアンマン3…スイスあたりから尿意
2017年08月30日 【映画】スパイダーマン:ホームカミング…ジェイコブ・バタロンは、私の息子に似ている(激似の域)
では、また

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます