ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】私ときどきレッサーパンダ…色々炎上ポイントがあるらしいがピクサーのバランスどりは上手いと思う

2023-02-25 09:26:47 | 映画・DVD
本日は、2023年2月25日(土曜日)です。
予定は、先日妻が巻き込まれた交通事故の処理の一部です



以下は、映画鑑賞記録



「私ときどきレッサーパンダ」🧜‍♂️
監督 :ドミー・シー
出演(声):ロザリー・チアン、サンドラ・オー、エイバ・モース
(私は、佐竹桃華、木村佳乃、関根有咲で鑑賞)
制作年:2022年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Turning Red
アニメーション作品



2023年1月30日(月曜日)の深夜から日付が変わった頃までにかけ数回に分けて「Disney+」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
2002年、カナダ トロントのチャイナタウンの寺院の娘で13歳の少女メイことメイリン・リー(声:ロザリー・チアン)は、親からの教えや規律を守り、生活態度も成績も優秀、それを嫌がらず是として生活する、ある意味変わり者だった。また友人であるミリアム(声:エイバ・モース)、アビー(声:ヘイン・パーク)、プリヤ(声:マイトレイ・ラマクリシュナン)らと共に、人気ボーイズアイドルグループ4TOWNの熱狂的なファンだった。
ある日、ミリアムたちはカッコいいと評しているが、自身は何とも思っていなかったはずのコンビニのアルバイト店員デヴォンに対し、今まで抱いたことのない感情を抱いてしまったメイは、その夜夢中でデヴォンと自分のロマンティックなイラストを何枚も描くが、そのイラストが母親のミン・リー(声:サンドラ・オー)に見付けられてしまい、ミンは娘をたぶらかしたと、デヴォンのコンビニに抗議に行き、何も知らないデヴォンに不当な抗議をするが、その場面をメイの同級生タイラー(声:トリスタン・アレリック・チェン)にも見られ、メイは恥ずかしい思いをするが、親に抗議することもできず自分を責める。
翌朝、目覚めたメイは、自分が巨大なレッサーパンダの姿になっていることに気づく。



感想
何故か時代は2002年…と、微妙に昔。
かつ、アメリカ映画なのにトロントが舞台
(Wikipediaで調べたところ)主人公に似た生い立ちの、監督自身がモデルになった話なんでしょうね、コレ。

で、まぁ色々と訴えたいことがある作品っぽいです。
宗教色を纏った女系家族(の気持ち悪さ)
アジア的家社会、かつ過保護な親に支配されている主人公の是非
思春期だか生理だかで変質する子供をレッサーパンダに変身するという比喩で描き、
ついでにアイドルおっかけの肯定…等々、他にもありそう。

言いたことは多いようですが、
その割に、昨今のアメリカ映画にしてはLGBTには触れておらず、その点で若干いびつな感も。
この点は、
「監督の自叙伝的なもので、監督の周囲にその状況がなかったから」
「あえて2002年なので、その手のことは世相のトレンドではない、時代背景を優先」
とかにも受け取れますが…
「同性愛に触れないのは中国市場への配慮
が本質な気もします
(個人的にはどうでもいいですが)

まぁ、そんなこんなの、訴えたいこと、あえて触れないことには気が付きましたが…
それらは(私、個人的には)そんなに気になることもなく、鼻につくこともなく、普通に鑑賞できました。
あと、それらが制作側からのメッセージだったとて、多分、メインの視聴層である小さい子たちには、そこまで伝わらん気もします…流して良いポイントなのかもね。

…とか、私は思ったんだけど、鑑賞後にネットで検索すると、
これらの点は、なんか炎上🔥までしているみたいね…

ギリ重くならんように上手く配慮されてたとも思うし
おばあちゃんや、おばさんたち、父親の存在で上手くフォローしていたとも思うのだけど、嫌に思う人は、それでも嫌なんでしょうね。

映画の作り自体は…
なんか取り止めのない感もあるファンタジー
でも、見せ方やらテンポやら、細かい部分良くて愉快な、さすがピクサーといったものです
パンダはさほど可愛くなかったけどね。
(それ以外、細かな部分は、既に覚えていません💦)

最後に巨大なレッサーパンダが出て、それを止めるために奮闘するあたり、
異世界でご先祖様に会ったり…と、前述した訴えたいことが完全に薄れていくファンタジー展開もバランスいいのかも知れません。

で、個人的には、若干苦手な、中国文化推し()映画にしては、楽しめた一本かと


ということで点数は4点強(5点満点中)。
ピクサー色である歯の矯正女子も出てくる秀作です





では、このあたりで



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