フランス新婚生活

2009年からフランスで大学生を始めて、2011年に結婚しました!
フランス生活つれづれ。

フランス語、会話から?文法から?つづき

2011-12-12 10:15:48 | フランス語
2009年2月にフランス再上陸を果たした私。
今回はフランス語のブラッシュアップだけが目的です。
なので期間も6ヶ月と短めに設定しました。

最初の4ヶ月はソルボンヌの文明講座へ。
最初中級クラスとクラスわけされたにもかかわらず、強引に交渉して上級クラスへ。
それでもそのクラスにしてよかったと思います。
短期間の受講なのであまりのんびりしてはいられません。
ソルボンヌは途中参加の子のほうが厳しく見られるのか、よくできる子が多かったです。
下のクラスから上のクラスへ行くのはわりと簡単そう。試験さえ大きな失敗をしなければ大丈夫だと思います。

で、そのあと無事に終了したわけですが、そのソルボンヌに通っているあたりから今も働いてるデパートでアルバイトを始めました。
そこで会話をずいぶん鍛えられたと思います。
今までは外国人どうしのフランス語や、日本に興味のある(日本語がちょっと話せる)フランス人としか話したことがなかったですからねーー。
あまり外国人の発音になれてないフランス人はきついです笑

その後、ちょっと興味があり日本語学科のある某国立大学の試験を受けてみることに。。
そこで、条件付ながらまさかの合格。
なんと10月からフランスの大学生になることになりました。

その後アリアンスフランセーズに通いながらアルバイトと二足のわらじ生活を続け、アリアンスも無事に卒業。

受けようと思っていたDELFは結局受けられませんでした。。

10月に大学に入ってからはさらにハードに!
ミニテストや課題のレポート、日本語学科とはいってもフランス人向けですのでもちろんほとんどフランス語。
歴史や政治経済のクラスは日本のこととはいえ、フランス人学生のノートなしでは無理でした。
自分が一生懸命とったノートもあとで見直すとまったく意味不明の代物でした。。

まー、前ふりの長いこと。。

すみません、ここから本題です。
タイトルのフランス語を学ぶとき会話から入るか、文法から入るかって話なんですけど、フランス語を始める年齢にもよると思いますが大人が始めた場合、やはり文法から入ったほうが結果的にはいいような気がします。

会話から入って、「文法ばっかりやってたひとより、発音がきれいとほめられた」とか、「文法ばっかりやってても実践でまったく役にたたない」とか言う人がよくいますが、私はそうとは言い切れないと思います。

たしかに文法力と発音はまた別の問題です。

ですが、文法をおろそかにしてフランス語が上達した人を私は知りません。(もちろんバイリンガルなど特殊なケースは別です)

フランス語の文法は英語より少し複雑なので、最初は大変ですが、あとあと必ず役に立ちます。

会話から~、と思って自分ではフランス語を話しているつもりでもナンチャッテフランス語だったり、友達同士で使う言葉を見も知らない人に使っちゃったり。。
フランスは言葉を大事にする国だけにそういうところはシビアだと思います。
軽い言葉しか使えない人は軽い人だと思われたり(日本でも同じか。。)、会話だけで成り立つのは旅行をしているときや気心の知れた友達と話すときまで。

その後はやはり基礎がしっかりしたきれいなフランス語でないとフランス人に相手にされません。
手紙を書く機会も多いフランス社会、自戒もこめて正しいフランス語文法をしっかり見に付けたほうがトクです。


最新の画像もっと見る