今年4月に秋田に訪問したのは、日本酒ピンバッジ倶楽部で昨年夏に応援した酒蔵さんの蔵開きでした。
秋田空港からバスで秋田駅に到着し、在来線で県内を移動したのですが平日のお昼前後は一時間に一本か二本しか電車が動いていなく、横手駅前も閑散としていて、待ち時間の多さの為にのんびりとした旅になりました。
さて、目的の酒造の蔵開きの翌日に訪れたのが秋田県横手市にある日の丸醸造さんでした。
私の住む大阪で、阪急淡路駅にお気に入りのお店「日本酒吟醸バー石橋」さんがあります。
そこのお母さんから「秋田に行くなら是非訪れて欲しい蔵元がある。」と伺っていたので、少し寄り道をしました。
日の丸醸造さんの有る増田は蔵の町としても有名で、「かまくら」で有名な豪雪地帯にあるために「内蔵(うちぐら)」と呼ばれる鞘で囲った土蔵がお店と居住空間の奥に作られています。
かつては、特別な理由がなければ隣人すら蔵の存在をを知らず、見ることがなかったそうです。
日の丸醸造の社名は、秋田藩主の佐竹氏の「五本骨の扇に日の丸」紋所から命名されたと伝えられ、同社の文庫蔵は、増田町の内蔵の中でも特に豪華で繊細な装飾が美しく、2002年(平成14年)に国登録有形文化財に指定されています。
横手市増田町は江戸末期~明治初期に多くの商人が移り住み、生糸や葉たばこの集散地として発展しました。
増田の中七日町通りを特徴づける「内蔵」は、その多くは明治期から大正期にかけてのもので、完成から100年以上もたったと思えないほど今も美しいものですが、伝統的建築物群が地域資源として再発見されたのは遅く、2000年代に入ってから内蔵を有する街並みが増田特有の地域資源として再認識されるようになってきたそうです。
訪問し、店頭で大阪淡路の吟醸バー石橋さんの事をお話ししたところ、わざわざ佐藤譲治社長が出ておいでになり、内蔵の二階や酒蔵の内をご案内いただきました。
若いころは、大阪の大手菓子メーカーM社にお勤めになられ何年か暮らしいていた、と懐かしそうにお話しされていました。
その時に、私のジャケットの胸に付けていた日本酒のピンバッジをご覧になられ、興味をお示し頂けたのでお話しすると、早速、社内の営業部の女性を呼ばれ、日本酒ピンバッジについてのお話をさせていただきました。
その後に出来上がったのが、この「純米酒まんさくの花」ピンバッジです。
どうやら、日の丸醸造マイレージクラブの景品になるようです。
日の丸醸造マイレージクラブとは、美味しく、愉しい日本酒ライフを提供するための会員サービスで、メインとなるのはポイントプログラムです。対象商品に貼られたシールを集めてポイントを貯めていただくことで、まんさくオリジナルグッズ等がもらえます。対象商品はその時々によって異なりますが、ピンバッジが景品になれば、どうぞ皆さんゲットしてくださいね。
尚、日の丸醸造のTさんから「ピンバッジの数個は社長のポケットに常備させていただく事になろうかと思います。」との連絡が有りましたので、もし日の丸醸造の佐藤社長とどこかの酒場で遭遇された幸運な方は、「まんさくの花のピンバッジ、素敵ですねぇ~。」とおねだりすると手に入るかもしれませんね(笑)。
出典、参考文献・HP
日の丸醸造 HP
秋田県横手市 HP
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