Enchanted Serendipity

Love generously, praise loudly, live fully.

おばあちゃま

2008-04-10 | *pink diary*
2人のおばあちゃまとの出会いがあった。




まずは横断歩道を渡ろうとしたとき。
"Excuse me, can I hold you?"
と話しかけてきた。何かと思ったら、足の悪いおばあちゃまで横断歩道を渡るのが怖かったのだろう。
"Sure."
と彼女の申し出に応じた。
歩行者は基本的に信号を気にしていないので、おばあちゃまも気にしていないのがさすがNYCだ。
私の腕をしっかりと握り締めて、横断歩道を渡った。

日本で誰かにこんなことをお願いされたことはない。
なんだか、とっても気持ちが良かった。
横断歩道を渡った後、おばあちゃまはもう大丈夫と言って、また1人で一生懸命歩き始めていた。
そんな彼女の中に強さを感じた。




その後、Kanaの目的にのフライドボテトのお店にたどり着いた。
大好きなポテトが揚がるのを待っていると、お店の人が現れたおばあちゃまに"You wanna try some?"と聞いている。
試食にしては多めの揚げたてのおイモに名物のソースをかけたものを、そのおばあちゃま店員さんはニッコリと渡していた。
おばあちゃまはおいしそうにそのおイモを食べ、去っていった。

これも日本では見かけない光景だ。
たぶん彼女は貧しいのだろう。日々食べるのにだって困ってるのだろう。店員さんはそれを承知していたようだったので、よくあることなのかもしれない。




NYCにはやっぱりたくさんの出会いがある。
そう思った。


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