Enchanted Serendipity

Love generously, praise loudly, live fully.

託された

2010-12-30 | Friends
今年は大きな出来事がいくつかあった。
良いことも悪いことも。

ちその死は、大きかった。
大きすぎた。
だから、私は今年を忘れることは絶対にできない。

亡くなってから、彼女は2回夢に出て来た。
私はきっと淋しいから迎えにきたのだろう。
行かないとと本気で思った。

母も私が尊敬する方も、
「全てを託しにきたのよ」
と言ってくれた。

そうか、そうかもしれない。

彼女は小学生の頃から非常に優秀な人だった。
でも、医学部が合わず、辛く苦しい思いをしていた。

彼女は医者になりたかった。
医者になって、何か成し遂げたいことがあったのだ。
それは、私にはわからないれど、彼女が見たかった世界を私が代わりに見ようと思った。

そして、もう一つ。
昨日のこと。

ちそと3人で仲が良かったゆかに昨日会った。
最後に3人で会ったのは、もう2年も前だった。
友人が亡くなったことがキッカケで、
私たちは再会し、また会うようになった。

ゆかも医学部を目指していたことがあった。

2人とも優秀で、私はそんな2人に憧れていた部分もあった。
努力を厭わない2人を尊敬していた。

ところが彼女はとあるインスピレーションのもと、心理学を学ぶことを決めた。
優秀すぎる彼女は、もちろん並大抵でない努力をしたとは思うが、
文転したのに、東大に入ってしまった。

そんな彼女が昨日、
「私も医学部に行っていたら、全然違う人生だったかな」
と言った。
「そうかもしれないけど、私もちそも苦しくて辛い思いをした世界で、あなたも苦しむ必要はなかったんだよ」
と答えた。

「うん、2人の話を聞いてると、自分には合わなかっただろうなって思う。。。
でも、いいや。かながなるから。
もう医師になれるの、かなしかいないんだから、かなに託した!」
びっくりした。
彼女の口からそんな言葉を聞くなんて。

私は託された。
あの2人分は普通の2人分なんかじゃない。
ものすごいパワーだ。

涙が出るほど嬉しかった。
実際、あとからこの話をママにしながら泣いた。

最後の最後まで生きる意味を教えられた1年だった。

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