来月、三回目の決算を迎える我が社。
今日は前期からお願いしている税理士さんと打ち合わせ。
今期が始まる時には、前期にあった大きな仕事が減ることがわかっていたのでかなり厳しい見込みをたてていました。
起業された方から「最初の3年が大変だった。」という話をよく聞いていたのですが、本当にそのとおり。
うちの会社は目に見えない運勢や風水のことをやっているので、お客さんの感性に訴えることができなければいけません。
歌はCDがあるし、小説は本という媒体があるけれど、この仕事は今のところ私自身が媒体。
ということは、ナマの私を買ってもらっているのですね。(変な意味じゃなくて・笑)
イベントやセミナーで伝えるのは私本人の声。
風水や運勢の鑑定結果をもとに、様々な提案をするのはCDでも本でもなくナマの私。
「わ、あの顔、好みじゃないわ。聞きたくないわ。」って方もいるかもしれないけれど、交換が効かないので我慢していただいたかもしれませんね。
そんなこと思ったら、私自身が倒れては商売道具が故障したのと同じで、途端に回らなくなってしまいます。
幸いなことに今期は寝込むこともなく、突っ走ることができました。
ありがたいことにいろいろなお声かけをいただき、当初の見込みより若干、利益は伸びていて今日の打ち合わせで一瞬安堵しました。(目標には残念ながら届かずですが・・)
しかし、ここからが正念場。来期は事業の太い幹を作るべく計画していることがどこまで実現できるか。
胡散臭さを取っ払って、風水鑑定や運勢鑑定が貢献できる可能性に向けてGOGOなのです。
十年ひと昔っていうけれど、自分のこの10年間は目まぐるしく環境が変化した時間でした。
元を辿れば決して正しい理由ではないことから始まった東洋易の勉強。専門の学校に通い始めたのがちょうど10年前。
それを仕事として会社を興すなんてこれっぽちも思ってなかったのに、人生ってわからないもんです。
本格的に動き始めて8年。気が付くともう8年、いや、まだ8年。
最近、もう4年も5年も6年も前に鑑定させていただいた方からの久しぶりの連絡が多くて、不思議に思うのと本当にうれしいのと。
大好きなスターダストレビューのコンサートに行った時、ボーカルの根本要さんが
「長年(今年で結成33年)続けることができました。続けるって簡単ですよ、やめないきゃいいんですから。」とさらり言っていましたが、これ、一番難しくないですか?
継続は力なり。まさに。
来年のこの時期にはどんな言葉が並んでいるのかな・・・
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