かずにぃに対する恋心をはっきりと自覚したのは2年前だった。
2年前のあの日……。
微かに遠のく意識の中で、ぼんやりとあの日のことを思い出そうとした。
かずにぃを好きなのか、そうでないのか、私の心は今もさ迷っていた。
両胸を優しく弄っていたかずにぃの手が徐々に下に降りて来てショーツのラインをなぞり始め、少しずつその中へと入ろうとしてきた。
私はその指先の動きに今まで堪えてきた恐怖が頂点に達した。
「待って!お……ね、がい……待って……。いや……」
泣きながら必死でかずにぃの手の動きを制した。
かずにぃはその手に優しくキスをしながら、右手で私の両手首を交差させ、頭の上へ引き上げ、しっかりと固定してしまった。
「もう、何年も待った。……限界」
唇で胸を愛撫しながら、左手で再びウエストの括れをなぞり始めた。
「……や…………めっ……」
リビングに隣接するシンクの方から、不規則に水が滴る音が聞こえる。
その音を聞きながら私は必死に意識を保とうとしていた。
かずにぃはさっきまで激しかったその動きを止め、じっと私を見つめながら、ゆっくりとショーツの中の更に深く、私の中にその指を侵入させてきた。
もう、どんなに哀願しても決してかずにぃは止めない。
静かな絶望感がじわじわと心を支配し始めていた。
「SEXって気持ちいいよ~。ハマルよ~」
そんなことトモがうっとりしながら言っていたことを思い出す。
「濡れてきた……な」
かずにぃは喜びに顔をほころばせ、更に指を奥へと忍ばせ、私の中を掻き乱した。
痛みに顔が歪み、私は顔を横に振った。
かずにぃは私の涙を拭いながら、「……いいか?」と耳元で囁いた。
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微かに遠のく意識の中で、ぼんやりとあの日のことを思い出そうとした。
かずにぃを好きなのか、そうでないのか、私の心は今もさ迷っていた。
両胸を優しく弄っていたかずにぃの手が徐々に下に降りて来てショーツのラインをなぞり始め、少しずつその中へと入ろうとしてきた。
私はその指先の動きに今まで堪えてきた恐怖が頂点に達した。
「待って!お……ね、がい……待って……。いや……」
泣きながら必死でかずにぃの手の動きを制した。
かずにぃはその手に優しくキスをしながら、右手で私の両手首を交差させ、頭の上へ引き上げ、しっかりと固定してしまった。
「もう、何年も待った。……限界」
唇で胸を愛撫しながら、左手で再びウエストの括れをなぞり始めた。
「……や…………めっ……」
リビングに隣接するシンクの方から、不規則に水が滴る音が聞こえる。
その音を聞きながら私は必死に意識を保とうとしていた。
かずにぃはさっきまで激しかったその動きを止め、じっと私を見つめながら、ゆっくりとショーツの中の更に深く、私の中にその指を侵入させてきた。
もう、どんなに哀願しても決してかずにぃは止めない。
静かな絶望感がじわじわと心を支配し始めていた。
「SEXって気持ちいいよ~。ハマルよ~」
そんなことトモがうっとりしながら言っていたことを思い出す。
「濡れてきた……な」
かずにぃは喜びに顔をほころばせ、更に指を奥へと忍ばせ、私の中を掻き乱した。
痛みに顔が歪み、私は顔を横に振った。
かずにぃは私の涙を拭いながら、「……いいか?」と耳元で囁いた。
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