乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

29日のレッスン日記と消えたMD

2005年06月30日 14時14分53秒 | ピアノ・音楽


昨日はレッスンでした。

またまた、非常に密度の濃い、充実したレッスンだったので、
録音を聴き返し復習してから、日記を書こうと思ったのですが・・・。
それが・・・いざ聴こうとMDをレコーダーから取り出したところまでは覚えているのですが、そのあと鉛筆をびびの部屋まで削りに行って、でそしたら?
ない!!??
MDが忽然と消えちゃったのです。。。なじぇ?(T.T)

聴き返しての復習は後にして、先に日記を書きますね。

ラヴェル「水の戯れ」。

私の悪い癖で、昨日はちょっと緊張してしまい、
それで暗譜も中間部で、本当に危なくなって集中力にも欠ける
所があったのですが、
どうも、それは緊張だけではない、ちゃんとした理由がありました。

まず、先生に言われましたのは、テンポ感がおかしくなっていること。
音符が細かいところや、ミスしそうなところは
外さないようにしなくちゃとか、あまりにその箇所だけにとらわれすぎて、
拍子感覚が狂ってしまい、結果、自分でとても弾きづらくしている、とのこと。
これでは弾きづらい上に、聴いている人にもおかしな演奏に聴こえてしまいます・・・。(^_^;

もっと大きな流れを意識し、一小節を大きく数えて先へ先へと行くこと、
という先生のアドヴァイスで
弾きなおしたら(それも先生に拍子を取っていただいて(^^ゞ)、
最初あれほど苦戦した細かな六連符の連続や、
どうにも抜けなくて固い音だった音たちが、
とてもスムーズに、綺麗に弾けて鳴っているではありませんか!?\(◎o◎)/!

なんといっても、弾くことに余裕が生まれて、なるほど、余裕が生まれるから暗譜も
危うくなりませんしね。
わ~、すごい!目から鱗でした。\(^_^)/
と同時に、このことで音楽的なことと技術はけっして別ではなくて、やはり密接に繋がっていることなんだなとも、再認識しました。

その他、コーダの右手の音の粒揃えですとか、
最初の方の左手のアクセントのとらえ方とか、たくさんたくさん、
本当事細かに丁寧に、演奏を更にレヴェルアップさせるためのいくつかの
アドヴァイスをいただいて、
そのおかげで曲が磨き上げられ、ドンドン生まれ変わっていくのには
弾いていて鳥肌が立つ思いでした。

この曲は音符も多く、細かく、また臨時記号も多く、拍子も変わったりで弾くことにとらわれがちになってしまうのですが、
自分を楽にして、曲を素敵にするためにも、昨日ご指導いただいたことを
自分でも一つ一つ、地道にやっていこうと思います。

ショパン「エチュードOp.25-1エオリアン・ハープ」。

見ていただくのは久しぶりでした。
でも、ラヴェルで教えていただいたことが、そのまま、とても役立っているので
自分なりにずっと練習していました。

でも、やはり昨日見ていただいて良かったです。
また、タッチで自分では気がつかないうちに、悪い方へ傾いていたようです。
こちらも先生の具体的なアドヴァイスで、弾き直したら、もう別人!(爆)
真面目に音質もガラッと変わり、曲そのものが何段階もレヴェルアップしたのです!
弾いている最中は、とても気持ちよくて最後までさ~っと行けたし・・・。(^o^)

ということで、こちらも万々歳でした。さらにこの調子を保つように注意しながら、練習を続けます。(^^)V

ああ、昨日のこうして自分が変わっていったレッスンの録音、とっても聴きたいですね。
もう、MDどこへ行っちゃたんだろう。。。
レッスンに大感激しているのに、
自分のだらしなさに凹んでます。(-_-;)


エレーヌ・グリモーピアノリサイタル

2005年06月27日 22時52分01秒 | ピアノ・音楽




エレーヌ・グリモーのリサイタルに行って来ました。
今も、ポ~ッとしています。(笑)

一番新しいアルバムの発売記念としてのリサイタルで、プログラムは
ショパン・舟歌、子守歌、ソナタ2番、ラフマニノフ・ソナタ2番。

CDと全く同じ曲目でした。(^^ゞ

アンコールは、ラフマニノフの音の絵から三曲とプレリュードOp.32-12。

グリモーは、これが札幌初登場だと言うことですが、
とにかくすごくかっこいい!まず何を置いてもそれですね。
びびに言わせると「三拍子揃っている」んだそうです。
「髪がかわいくて、顔が綺麗で、体がかっこいい」と、言っていました。^_^;
そのうえで
「ピアノがすごく上手!!!」と!(これが一番肝心!)

軽くウェーブのかかった髪を
白いカチューシャでまとめて、黒のレザージャケットとパンツのスーツで颯爽と現れた
グリモー。
すごく脚も長い!歩くの速!
ピアノもすごい力演とか、一生懸命!とかそういうのとはちょっと反対で、
見た目涼しげでさらっと、と言う風なのですが
これが、その細い体のどこからそのパワーある音は出るの?と言う感じで
ラフマニノフのソナタなんか、ホント、終始釘付けにされました。

手が大きい、そしてすごくバネがあるというか、
それで音がしなやかなんですね。
体はそれほど動かさないのですが、力のバランスの取り方とか巧いんだろうなと思いました。

終演後、にこやかにサイン会に登場したグリモー。
私は家から持っていった今日のプログラムCDに
サインをしてもらいました。(写真です)

「ジェム・ボクゥ・ヴォートァ・ムズィク。トレ、トレ・ビアン!」と、似非フランス語を^_^;
話しましたら、
吸い込まれそうな青い瞳でニッコリと微笑み
「メルスィ、メルスィ・ボクゥ」と言って、握手してくれました。
やはり大きく、そして握力の強い、右手でした。(笑)

びびもサインをもらうときに
「メルスィ」と(緊張してやっとの事で)言ったら、
その仕草がかわいいと思ってくれたのでしょうか。
とても喜んでくれたようで、ますますにこやかに微笑んで
私よりももっともっと大きな声でゆっくりと
「メルスィ・ボクゥ」と言ってくれましたね♪

びびは、今日ですっかりグリモーのファンになりましたが、
会場内ではスーツ姿のサラリーマンの方がたが
ヤケに目立ったような気がするのは・・・気のせいでしょうかね?^^;

今日の感想は演奏会ノートにアップする予定ではいます。
が、ちょっと遅くなるかも知れません・・・。
毎度のことながら、長い目で見てやってくださいませ。

ああ、それにしても本当に素敵な方でした。


夫についていったら・・・。

2005年06月26日 23時21分52秒 | 日々・暮らし


夫の新しいメガネができあがって、昨日からさっそく夫はかけているのですが、
時間がたつとどうも不具合が生じるようで・・・。

今日、その調整に行くというのに、自分一人で行くのは「メンドクサイ」と言いだし(--;)
(一人で行動するの非常に面倒くさがる人なのです)
私も一緒に行くことになりました。
昨日はびびの調子もまだ心配だったので、私も家に残り、
仕方なく夫は一人で出かけたのですが、
今日はびびの調子も戻っていて、でもやはり人混みはさけた方が無難ですので
びびだけ、お留守番でになりました。

めがね屋さんはS百貨店の中にあり、ついでなので
びびに買ってあげる本や、買いたいCDを探したりもしました。

「のだめカンタービレ」の影響で
エルガーのヴァイオリンソナタがちょっと聴きたかったのですが、
残念なことになかったです・・・。(-.-)

でも、その代わりと言ってはなんですが、
「鍵盤の巨人たち」というミケランジェリ&リヒテルのDVDを
買うことにしました!
これは前々から気になっていたものなのですが、
やはり、昨日書きました今読んでいる本「ピアニストが見たピアニスト」に
ものすごく影響を受けまして^_^;
ミケランジェリとリヒテルのピアノ弾いている姿猛烈に見たくなってしまいまして・・・。

それと、リヒテルの演奏には「水の戯れ」もあって、
大いに興味をそそられたのです。
リヒテルの「水の戯れ」はCDでカーネギーホールライヴのを持っていて
こちらは超特急水の戯れとなっていて
はっきり言ってあまり好きではないのですけど、
きっとDVDのも超高速であろうとは思いますが、
その弾く様を、姿をぜひともこの目で見てみたかったのでした。

そうしたら、なんと!?
夫が「今日つきあってくれたからお礼」と言って
このDVDを買ってくれました!!嬉!!\(^_^)/

とりあえず「水の戯れ」だけ見たのですが・・・。
CDのときのような凄まじい速さではなかったですね。ちょっとホッ。(笑)
ああ、でもなんて軽やかな指さばき。
体がどっしりと安定し、手の形が全然乱れないんですよ。
支えがちゃんとしっかりとあるので
音も凸凹せずに粒が揃って綺麗なんですね~♪すばらしい!

三回ほど繰り返し見たのですが、その度にぽ~っと見とれてしまいました。

夫の付き添い、私も実はメンドクサイ^_^;、だったのですが、
お目当ての品はなかったわけですが、
こんないいものが当たった~~~~♪♪良かった~~~♪♪♪です。

もちろん、夫にはちゃんとお礼を言いましたよ。(^^ゞ

さあて、また新しい週の始まりですね、がんばろうっと。


お知らせとお詫び

2005年06月26日 22時31分10秒 | 雑感・雑記


本日書きました日記に対し、謝罪のメールが先ほど届きました。
私も十分納得することができましたので、
先ほどの記事は削除いたしました。

コメントを寄せてくださった林さん、ごめんなさい!!^^;
ちゃんと読んでおります。
お返事はいたしますので、どうかご了承ください。

みなさま、お騒がせしまして本当に申し訳ありませんでした。


最近読んでいる(進行形)本

2005年06月25日 22時06分46秒 | 本・映画・ドラマ


たくさん書いていたら、途中でPCおちました。(T.T)
凹んでいます。
でも、頑張ってもう一度書き直します。(偉い!と自分で自分を褒める)

びびは、今日になって熱も平熱に落ちつき、どんどん回復しています。
ご心配いただいたみなさま、どうもありがとうございました。

さて、最近並行して読んでいる本を簡単にご紹介。

「ロシアに学ぶ週末術~ダーチャのある暮らし」(豊田菜穂子著・WAVE出版)
知る人ぞ知る、ロシアの愛すべき別荘、「ダーチャ」。
のどかでおおらかで、逞しい「ダーチャ」生活の実態を解き明かします。
日本で言うところの「別荘」とは少し色合いが違う「ダーチャ」。
いわばロシア人の心の拠り所なのですね。
そこでは、むしろ日本人にとっては夢のような豊かな暮らしが息づいているようです。

「ピアニストが見たピアニスト~名演奏家の秘密とは」(青柳いづみこ著・白水社)
リヒテル、ミケランジェリ、アルゲリッチ、フランソワ、バルビゼ、ハイドシェック
といった名代の大演奏家たちの内と外に鋭く迫っています。
リヒテルはなぜ暗譜をやめたのか?アルゲリッチはなぜソロをしないのか?等々、
クラシックファンならお馴染みの謎に、筆者独自の視点から、
でもけっして独りよがりではなく、極めて説得力のある見解を導き出しているのには脱帽!
名演奏家、大演奏家といえども、一個の人間、そして
その魅力にあふれていることにも気づかされ、唸ります。いずれにしても絶妙な
青柳さんの筆力には敬服です。ホント、質量ともに充実で、
面白くてついつい読みふけっちゃって、
気がつくと目がしょぼしょぼ、肩が凝る・・・といったことだけが困りものです・・・。^_^;

「オーケストラ楽器別人間学」(茂木大輔著・新潮文庫)
「ああ、いるいる」「そうそう、そんな感じ!」と知らず知らずのうちに
相づちを打っている自分に気がつきます・・・。(^^ゞ
N響オーボエ奏者でいらっしゃる筆者の洞察力はすごい!の一言。
楽器が人間を作るのか?そう言う人間だからその楽器を選ぶのか?
読んでいるうちにますますわからなくなってしまいます。(笑)
特に有名人、芸能人が楽器をやるとしたら?の有名人架空オーケストラのページ
は「なるほどねえ」と感心することしきり。

「マクロビオティックのお買いもの」(奥津典子著・技術評論社)
オーガニックーベースでマクロビオティック教室の講師を務める
奥津さんの2冊目の著書。
奥津さんの本は、「こうあるべき」と押しつけがましくなく、それでいて
上辺を飾ったり今のマクロビオティックブームに乗っかったりせず、
真摯に何が大事であるか、を切々と説かれているのがよいです。
単なるお買い物ガイドに留まらず、マクロビオティックの根本にも
きちんと触れられているし、日常のお料理にも生かせるレシピの知恵も
たくさん書かれており、とても価値がある一冊と言えます。

他にも実は読んでいる本、あったりして・・・。^^;
いつ読み終えられるかな・・・。まあ、のんびり行きまっしょ。(^^)


びび発熱

2005年06月23日 13時25分21秒 | 日々・暮らし


びびが、熱を出し、学校を休んでいます。

数日前から喉が痛いと言っていまして、少し咳も出るようになって怪しかったんですね。
昨日は現地学習で科学館見学だったので冷や冷やしていたのですが、
昨日はなんとか、マスクして行って来れました。帰ってきて、普通に英語の教室にも行けたし・・・。

で、疲れもでて、ホッとしたのもあるのでしょう・・・。
今日、珍しく「寝坊した」と言って7時に起きてきて(いつもはラジオ体操するので6時半に起きる)
どうも、様子がおかしいなと思って、熱を計ったら、38.2度。

久しぶりに(病気で行くのは一年ぶりぐらい?)家族中でお世話になっている、U医院に行って来ました。
「大きくなったねえ」と、U先生と看護婦さんに言われ、少々ばつが悪そうなびびでしたが(^_^;、
「右の喉が赤く腫れていますね、でも大げさな者ではないので今日おとなしくしていれば
明日学校へ行けるかも」と言われ、一緒にいた私も安心しました。

お薬が効いて、お昼は食欲も戻り、しっかり(そんなに食べて大丈夫?と心配になるくらい^^;)食べられました。
今日はお勉強もピアノの練習もお休みしてしっかり寝ていれば、
U先生のおっしゃるとおり、明日は学校へ行けることでしょう。

その学校ですが・・・。
昨日、ネットで不穏な書き込みがあり、市内の小学校で警戒態勢となっているようです。
子供を持つ親としては、とても心配です。。。
イヤな世の中ですね。何事もなくすぎていってほしいです。。。

さて、昨日、今日と札幌は暑くなっています。
今日の予想最高気温は32℃。
何年ぶりかで、東京より早く真夏日を記録するらしいとか・・・。

すでに今日も午前中に30℃越えました。この暑さで参っている人も多いみたいです。
私も、今日は朝からバタバタとしてもうはや疲れましたね。(^_^;
体調管理に気をつけなくては・・・。


久々にこころの五線譜

2005年06月22日 21時55分56秒 | 雑感・雑記


約9ヶ月ぶりにメインサイト「青いピアノ」
こころの五線譜を更新しました。^_^;
vol.16幻想即興曲と河童という、
ちょっと「????」なタイトルですが、(^^ゞ
お読みいただけると、嬉しいです。

結局、これも私にとって怖かった曲のうちにはいるのかな?とも思ったのですが、
やはり、これは違いますね。
はい、その辺の所もお読みいただいて、ご感想をお寄せくださると
ありがたく思います。(^^)

前回書いた「怖かった曲」というのは、もう一つネタがありまして、
ずっと書こう、書こう、と思っているのですが、
そちらはズルズルと・・・延びております。(~_~;
いずれ書きますので、はい、9ヶ月先と言わず、もう少し早めに・・・。


買ってきたピンクの薔薇が美しく咲いたので、
今一番お世話になっているラヴェルの楽譜とともに写真に撮りました。
が・・・今日の札幌の暑さ(29.9℃)で、薔薇たちが全部ダメになってしまいました。(T.T)


へなちょこ練習日記

2005年06月20日 20時30分09秒 | ピアノ・音楽


「水の戯れ」にドップリと浸かる日々ですが・・・。

左で滑らかに弾くところ、片手練習で何度もやってみます。
片手でなんとか、繋がるようになって、綺麗になってきたと、
両手でやってみると・・・これが超難しい!

右手が技巧的に難しいというのもありますが、
これ、指同士がぶつかる・・・。^_^;
交差するならまだしも、同じ鍵盤上を右手と左手が音型を違えて
行き来するんです・・・。

これがラヴェルの特徴?とにかく「水の戯れ」、
完全に重ならないまでも指の交差、ニアミス多いです。
非常に弾きにくい・・・。
う~ん、これをさらさらっと弾いている方々、心から尊敬いたしますね。

片手練習でやったような手が保てない。むむ・・・試行錯誤しつつ、
ぶつからないよう、左のメロディを保つよう、やってみるものの・・・
なかなかできません。
ぶつからないように、のほうに気をとられると、また
メロディが棒読み状態になる・・・。(~_~;

アルゲリッチが「水の戯れ」を弾くDVD持っていますが、
この箇所、いとも簡単に、自由自在に(のように見える)
鍵盤上を行き来してるんですよね。
ふぉお、音色だけではなく、手の動きも水の流れのようだ・・・。
このピアノだけ、鍵盤長いんじゃないの?なんて・・・。^^;

もう一度片手に戻る、
とにかく左のメロディを大切に、こちらの旋律を味わえるように、
そう弾けるように、とにかくさらおうと思います。

あわてず、じっくりですわ・・・。


やっぱり、交響的練習曲はいい!

2005年06月19日 22時26分31秒 | ピアノ・音楽


Kitaraのサマーコンサートに行って来ました。
地元の大学で音楽を学ばれ、推薦を受けられた方が6名出演なさって、
素晴らしい演奏を披露してくださいました。
詳細はこちら

珍しい?チューバの演奏、実にユーモラスで、楽しかったです。
普段、地味な縁の下の力持ち的な^_^;印象しかなかったのですが、チューバに対する見方が変わりました。
クラリネットは、長音での音色の変化など、摩訶不思議な世界という感じで多彩なこの楽器の持つ魅力を堪能しました。
最後のリストは、圧巻でしたね。
たくさんの音符をけっしてうるさく鳴らさず、力強さも保ちながら、美しくまとめていて、
素晴らしかったです。

で、なかでも私が特にいいなと思ったのは
シューマンでした。交響的練習曲!
少々遅めのテンポですが、きっちりと弾ききっていくのがとても好感が持てました。
重厚さとかねばり強さと言うよりは、叙情的で繊細なシューマンで、
これが、なんというか、すごくフレッシュな感じ!
途中の変奏も、一つ一つ大切に弾き分けられていますが、けっして別物ではなくて、
ちゃんと繋がっていて、飽きさせません。
そして、何と言っても終曲!すごく輝かしく、堂々としていて、聴いていて胸が高鳴りました。

もうずっと、頭の中であの金太郎にも似た^_^;付点のメロディが流れています。
一緒に行ったびびも、感動したようで
帰り道、ずっと「タ~ンタタッタッ、タ~ラタッタッ、タンカタンカタ~ン」と
歌っていました。(笑)
すぐに影響される私、帰りにヤマハで楽譜を買おうと思ったのですが、
開いてやはり、そのまま閉じて本棚に返してきました。
(こういうことは、今までも何度も^_^;)

やっぱり、交響的練習曲はいいですね!
いつの日か、弾けたらいいなあ。(^o^)


ささっとレッスン日記

2005年06月19日 10時59分30秒 | ピアノ・音楽



↑我が家のピアノ。久しぶりに蓋開けて弾いてみました。(^^ゞ


昨日はピアノのレッスンでした。
ラヴェル「水の戯れ」。

先生の前で初めて暗譜で弾きました。
ということで、すごく緊張したつもりはないのですが、やはり知らず知らずのうちに
力が入って、普段家でできることができなかったり、指がおぼつかなくなったり、
それとまだ所々、いや多々、怪しい部分が・・・。^_^;
それでも止まることはなく、最後までなんとか弾き通したのが、まあ最初にしては自分としてはよし?(^^ゞ
暗譜自体はこの先もちゃんと詰めていくとして・・・。

さて、音楽としての部分で、かなり多くの場所でつながりが悪かったり、歌うべき箇所で充分歌えていなかったりと、先生からご指摘が。

自分でも、音のミスとか、細かい音符に気をとられてその他がそっちのけになっている、
と思い当たるところもありました。が、
やはり多くの部分は自分では気がついていなくて、
たとえば自分では繰り返しの旋律を違うように弾こうという意識だったのが、結果として
別の曲のように聴こえてしまっているところや、
頭で音を歌いすぎいて流れが悪くなってしまっているというようなことは、
レッスンで言われて、なるほど!と、初めてわかることでした。

ぎこちない部分が、先生からのアドヴァイスに従って何度か弾くうちに
とても流れも良く、音も綺麗になっていって
全くの別物に!!!f(^ー^;
「そうか、こういうことだったのか」と、ものすご~く納得しました。(^^)V

家で練習して、録音を録って何度か聴くと言うことをやってて、
なんだかイマイチだなあと思っていながらも、何が悪いのかわからず、
そのうち、自分の演奏に耳が麻痺してしまったりして^_^;
なんとなく、消化不良を抱えている状態だったのですが、
レッスンでその原因がはっきりし、どうしたら良くなるか明確になったら心のもやもやもスッキリ!
ああ、とても気持ちがいいです!(笑)

今回も、とても収穫の多いレッスンでした。
地道に分解練習して行きます。(^-^)g""