乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

義父の三回忌。

2006年07月30日 22時11分09秒 | 日々・暮らし


今日、義父の三回忌を滞りなく終えました。
義父が逝ったのは二年前の7月31日の早朝、北海道も猛暑で大変な蒸し暑い日だったことを
はっきりと覚えています。

今日はその日ほどの蒸し暑さはなかったものの、夏の日差しが照りつけ、
やはり暑い一日でした。

亡くなる前の二、三年はろれつもほとんど回らなくなって、だいぶ弱っていた義父でしたが、
最後の最後までお手伝いだけは欠かさず、
どんな行事も進んで参加し、お寺のために尽くしたと、
住職様からのお話がありました。
そのお話を改めて聴いて、とても頑固な人で、義母や家族にはいろいろとわがまましましたが、
やると決めたことは、どこまでも一生懸命で、人のために尽くす人だったなあ、と
私も久しぶりに義父のことをしみじみと思い出し、
懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

もう二年経つなんて、本当に早いです。

夜になって義母と
今日個展を終えた義姉も加わって、5人で花火をしました。
びびが、小学校の夏休み分団行事でもらって来た花火セットと
昔やはり?もらったと思われる、花火セットの二つをやりました。
ロケットやドラゴンなどの派手なものは一切なく、
棒の先からシューッと火花が出るタイプのものばかりでしたが、
その色がとても綺麗で、私は何年かぶりで花火をやったのですが
しみじみいいなあ~、としばし夏の風情に浸っておりました。(^^)

義父の三回忌と言うことで、一昨日は突然の来客があったり、
バタバタと落ち着かない日が続いていて、ちょっと疲れが出ております。
義母や夫に比べたら、何もしていないのにこんなこと言っていたらバチが当たりますが・・・。(~_~;)
まずは早めに寝て、疲れを取るようにしたいと思います。

コメント、BBSのお返事は明日以降にいたしますので、
何卒ご了承ください。

娘との夕食、夫の朝食。

2006年07月27日 22時13分13秒 | 料理・お菓子
M皮膚科に行って来ました。
先週後半からの傷の疼き、一昨日のしりもちのツケ、(~_~;)やはり気になりましたので。
結論から言いますと、大変順調な回復とのことでした。とりあえずホッ。(^^ゞ
傷の盛り上がりもほぼなくなり、傷跡が横一直線の筋になっているとのこと。
また、傷として固くなって固まっていたところが柔らかくなって来ていて、まさに良くなって来ているそうです。
ということですが、つくづく、治り具合と痛みと言うのは、一緒ではないのですね。^^;
痛みについてはまず一つは前にも言われましたが、
生理前や寝不足や不規則な生活など続いた場合の体調不良に寄よるもの、
それと、ほんっとう~に、何にしろお尻で一番体重がどんと当たる箇所だと言うこと、で、その箇所に
さらに、今日、初めて言われたのですが、
私、人よりも皮膚が赤く炎症になりやすい、つまりはただれやすい^^;傾向がある、
のが加わっているとのことでした。
お医者様曰く、最初におできが痛くて病院に来たときも、「かなり広い範囲で赤くなっているなあ」と思ったそうです。
ケロイド体質でもあるし、当初半年テープだったのですが、一年間、
再発防止とのためにもテープを貼り続けることを言われました。
でもでも、前回よりも触られての痛み方が、まったく違っていて確実に治って来ていることも実感しました。
復活の日は近いです。(^^)


さて、昨日からびびは夏休みになりました。と思ったら、
昨日今日と、夫が会社に東京からお客様が来ていて夕食も一緒にすることになり、
我が家ではいらない、ということになりました。



と言うことで、昨日はびびと二人で煮込みハンバーグの夕食を済ませ、そのあとで
夏のキッシュの定番、キッシュ・ア・ラ・プロヴァンサルを作りました。
これは前回杏のタルトでご紹介した杉本都香咲さんの「スポンジ生地とタルト生地」に載っていたもので、昔、タルト・プロヴァンサルとして自分が習ったものとは作り方等違っているのですが、夏野菜をたっぷり食べたくなって作ってみました。
昨夜遅くに焼いたのは、最初は今日の夕食に作ろうと思っていたのですが、一緒に食卓を囲めない夫には
ぜひとも今日の朝食で食べてもらおう、と思いたったからです。
さっそく、今日の朝食に出してみました。あ、感想を聞くのを忘れた・・・。^^;
いえ、黙々と食べてくれていたので、きっと美味しいと思っていてくれたことでしょう。(笑)

さて、今日の夕食。
キッシュとメインのお料理は決まっていたのですが、あと一品スープかサラダ、と迷っていたところに
毎週木曜日に届けられるらでぃっしゅぼーやの宅配が来ました。
新鮮なお野菜の中には、新鮮なトウキビも入っていて、それを見た瞬間、ピン!と閃きが。
そうだ、コーンスープを作ろう!(^^)



昔、フレンチのお教室で、缶詰や茹でたものではなく、生のトウキビから作るスープを習って
その美味しさにいたく感動したことを思い出したのです。



主な材料は玉ねぎとトウキビだけ。トウキビはこんな風にナイフで実をこそげとります。



玉ねぎとトウキビを炒め、水で煮込んだあと、ミキサーにかけ、さらにシノワで漉します。
シノワ、超久々に使いました。これを使うと、肩が凝るんですけどね。(笑)
漉したあと、もう一度火にかけ、塩こしょうで味付けし、水溶きコーンスターチでとろみをつて出来上がり。
温かくても冷たくても美味しく、お好みでホイップクリームを浮かべます。



と言うことで、今夜の娘との夕食です。
メインは、びびのリクエストによる手羽元のガーリックとハーブ焼き。
キッシュはエルブ・ドゥ・プロヴァンス(我が家のセージも使用(^^)v)と
オーリーヴオイルであらかじめローストしたためでしょうか。
夏野菜の味がものすごく凝縮され、美味しさがストレートに感じられます。
それが生地の優しいまろやかさとマッチ。
今回作ったキッシュはチーズはモッツァレラチーズのみで、卵も少ないので少し生地が緩めに焼き上がり、
これがまろやかさに繋がっているんですね。
夫は、今(帰るコールで)聴いたのですが、もう少し固く焼き上がった方が好みだと言うことだそうです。^^;
いや、でも私はこちらも好き。(笑)

そして、このコーンスープ!もう味見のときから、顏がにやけてしまうほど。(^^♪
トウキビってこんなに美味しかったの~!?って改めて感動しました。
ものすごく味が濃い!ものすごく甘い!
お野菜の持つ力、美味しさを思い切り堪能できる、
心から美味しいスープです。

このスープは、もちろん、明日の夫の朝食に出します♪
あまりに美味しいので、危うく夫の分を残し忘れるところでした。
あぶない、あぶない・・・。(^_^;)

20周年のブーニン。

2006年07月26日 17時41分50秒 | ピアノ・音楽

The Portrait~スタニスラフ・ブーニン

先頃、ブーニンのCDを初めて買いました。
ブーニンは今年、デビュー20周年を迎えるのだそうです。
ブーニンが、20周年!!?と聴くと
「もう?」と言う気持ちと「え?まだそんななの?」と言う気持ちが複雑に入り混じります。

1985年のショパンコンクールのドキュメントを観るにつけ、
凄まじい存在感で他を寄せ付けず、圧倒的な強さで優勝したブーニンに
ただただ、すごいなあと毎度舌を巻くばかりです。
しかし、華々しいデビューのあとは、
ソ連が崩壊したり、自身の亡命、病気など様々な困難がありました。

演奏についてもいろいろなことが言われ、
正直言いますと、私も彼の演奏はあまり好きではないのですが^^;
それでも、私と同じ年生まれの、このピアニストの
20年の軌跡を一枚のCDで辿ってみたいな、とふと、そんな衝動に駆られました。

バッハ、モーツァルト、ショパン、ベートーヴェンと、
今までのブーニンの録音から選りすぐった名曲の数々が収録されていますが、
特に私がいいと思ったのはバッハでした。
なかでも、7曲目の「フランス組曲第5番のアルマンド」を聴いたとき、
最初からぐいっと心をつかまれたように、ものすごく惹き付けられました。
温かで清らかで、そして明るくて、聴いているとどんどん心が晴れ、洗われ、
本当に心の底から救われるような気持ちになりました。
それまでも多くはないものの、この曲は何度か聴いたことはあったのに
こんなにいいなあと、心から思える演奏はありませんでした。
ブーニンの演奏を聴いて、「フランス組曲第5番アルマンド」が大好きになりました♪

そう言えば、以前、「題名のない音楽会」にブーニンが出演した際、
ドイツに亡命したとき、辛く苦しい日々を救ってくれたのはバッハだった、と言っていたのを
思い出しました。
そんなエピソードにも想いを馳せつつ、この’93年の録音を聴きますと、
いっそう感慨深いものがあります。

ショパンや他の演奏では(バッハもですが)、
独特のルバートやクセの強さにびっくりしたりもしますが、
これがブーニン、ブーニンなのだ、という一本筋が通った主張が
むしろとても心地良いですね。
すっかり、お気に入りの一枚になりました。

貴重な音の軌跡に出会えて嬉しく思います。

杏のシフォンケーキ。

2006年07月25日 23時01分56秒 | 料理・お菓子
術後の傷跡なのですが、先週後半ぐらいからまたなんか、疼く感じが気になりだして
「どうしたんだろう?」と思っていました。
前にお医者様にホルモンバランスでも痛くなる、と言われていたのでそのせいかな、と思っていたのですが
なんと昨夜、ちょっと油断して尻餅をついてしまい、そうしたら
また痛いのが少々出て来ちゃったみたいなんですよ。(T_T)
いや、もちろん、以前ほど激痛だとか、痛くて何も出来ないとか、まったくそう言うのではないのですけど、
ちょっとまだ、やっぱりもう少し、ちゃんとおとなしく、気をつけていなくては行けないのだと、
身に染みています。(~_~;)
いえ、すぐに落ち着くと思いますので、様子を見ることにいたします。


さて、話題を変えて。



昨夜、杏のシフォンケーキを焼きました。
”代官山『イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ』が創る新シフォンケーキ 心躍るおいしさ”の本を買って以来、
その斬新な作り方と、ヴァリエーションの多さに惹かれて、いろいろと作ったのですが、
自分が作りたいものの中で
杏のシフォンだけは材料がいまひとつ揃えにくいこともあって、後回しになっていたのでした。
でもやはり本の写真を見るにつけ、作りたくてたまらなくなり、
ドライアプリコットも、粉もお酒も、本指定のものとは違いますが(オイルだけは同じ(^^ゞ)、
自分で出来る範囲で良質のものを使い、
アプリコットのピュレも、先日タルトを焼いた缶詰の残りをバーミックスで滑らかにして用意。
ドライアプリコットは一昨日からお酒に漬け込み、準備を整え、
いろいろ工夫を凝らしてやっと昨夜焼き上げたわけです。

シフォンケーキづくりそのものが久しぶりだったので
新鮮な気持ちで取り組めたのが良かったのでしょうか。
なかなか巧い具合に焼き上がりました♪(^^)



今日の夕食のあとのデザートでいただきましたが、
一口食べて、もう、ホントに感動!!
すっごく美味しい!!もう、なんというかケーキそのものが杏って感じです♪(^^♪
一人悦に入ってニコニコとしていたら、一緒に食べていたびびがおもむろに
「もう一つちょうだい」と・・・。\(^o^)/

ここで、何度も私が作ったお菓子を紹介していて、びびが食べる姿もお見せしていますが、
なかなかシビアな彼女、諸手を上げて喜ぶ、ということは滅多になく・・・。^^;
それが、今日はお代わりを要求したのですから・・・もう、私がどれほど嬉しいか、
おわかりになっていただけますでしょうか?(笑)



びびは、シフォンはいつも手づかみで食べます。



ものすごい勢いです。なんか文句ある?(笑)今日で一学期終わったよ♪

そうそう、そう言えばこんな写真もあります。
リニューアル前のメインサイトで公開していたものの一枚ですが・・・。



2003年、12月15日のびびです。
バニラシフォンを食べています。

やっぱり、手づかみですね♪(^^♪

PS:最近、お料理お菓子ネタばかり。次回は、ぜひ音楽ネタを書こうと思います。^^;




我が家の庭のハーブとお花。

2006年07月23日 18時38分43秒 | 日々・暮らし
7年前、当時あった料理雑誌、TANTOのイベントで
札幌で北村光世さんのセミナーがあり、そのときお知り合いになった方から、
ハーブをいくつかもらいました。
セージ、タイム、シブレットは苗、その他に確か、アップルミントとルバーブをいただいたと思います。
苗はすぐに庭に植えて、ルバーブはジャムに、ミントはお料理に使いました。
庭のハーブは放って置いても毎年、丈夫にすくすくと育ち、随分とお料理に役立ってくれたものです。
ですが・・・・。いつの間にか、ハーブはセージだけになってしまいました。
どうやら、他のは雑草と思われて抜かれてしまったらしい・・・。(^_^;)
と、言いますのは、お庭や家庭菜園の手入れしているのはもっぱら義母、もしくは業者さんで
私は全く何もせず、ただただ、恩恵にあずかるのみなのです。
なので、何も文句は言えませんよね。(^^ゞ



これが唯一残ったセージです。が、ここで今になって一つ疑問が。
これ、何セージなのでしょうか?
葉の周囲が黄色みがかっていて、コモンセージではありません。コモンセージよりも香りは穏やかで
普通にパスタのソースや、お肉のソテーに使って来ました。
そして、自分なりにハーブ辞典かなにかで調べて勝手に「パイナップルセージ」と思い込んでいたのですが、
先日、ネットでやり取りさせていただいているYさんに「パイナップルセージは観賞用」と教えていただき、
びっくりしてネットなどで調べましたら、なんかやはり我が家のセージとは様相が違うようです。(~_~;)
それに、赤い花もつけませんし、あ、これって私が見逃しているだけなのかもしれませんが。
どなたか、おわかりになる方がいらっしゃいましたら、どうぞ教えてくださいませ。
よろしくお願いいたします。

お庭のセージを撮ったついでに、今咲いている花なども撮ってみました。



これは、桔梗ですね。凛とした佇まい、涼やかです。



これは、ラヴェンダー。ラヴェンダーもいろいろ種類があるようですが、私はよくわかりません。^^;



少し写りが悪いのですが、こちらはアルストロメリア。
お花屋さんでもどこでもよく見かける、愛らしい花です。

季節によってミニバラが咲いたり、ユリや、サフランが咲いたりもする、
ささやかながら癒されるお庭です♪

PS:すみの方にパセリや大葉、ネギもあります。これらも立派なハーブでしたね。


義姉の個展。

2006年07月22日 22時24分22秒 | 日々・暮らし
今月12日から始まった、義姉の個展に行って来ました。
義姉は絵をやっていまして、こうして毎年一回、個展を開いています。



少々おどろおどろしかった^^;、赤黒の昨年”乃琶の独り言:個展のご案内”から、今年はブルーが主流ですね,涼しげな作品が集まっていました。(一部赤黒ありですが^^;)

義姉によりますと、一応テーマと言うか、表現したかったものがあって作品づくりに取り組んだそうですが、
それは敢えて言わず、観られる方が自由にいろいろ感じてくれれば、と言うことです。(^^)

そして、そんな義姉に差し入れしたのがこちら。



私の十八番(勝手に自分でそう思っているだけですが^^;)、フィナンシェです。
個展に全力投球の義姉、疲れも相当たまっていることもあり、
と~っても喜んでくれました♪(^^♪
先ほど、義姉から電話がかかって来たのですが、
「あっという間に売れて、私は最後の一つしか当たらなかった~」だそうです。
でも、「これ、なんて言うお菓子だったっけ?名前忘れて『マドレーヌじゃないことだけは確か』って言ったんだけど・・・」。^^;
ハイ、ちゃんと、もう一度名前を教えてあげましたです。

個展は、今月30日まで。
場所はいつもお世話になっています
ギャラリーミヤシタ(札幌市中央区南5条西20丁目1-38)、
12:00~19:00まで。
月曜休館です。
ぜひお近くにおいでの際は、どうぞお立ち寄りくださいませ。

ギャラリーミヤシタ付近の絵地図はこちら
義姉のプロフィールはこちらの上から四人目です。

癒しのタルト。

2006年07月21日 22時41分54秒 | 料理・お菓子
実家の母が、先月より我が家の目と鼻の先の、H歯科に通っています。
H歯科の奥様R子さんは私のお友達、息子さんはびびと同じ幼稚園の同じクラスでした。
で、家族ぐるみでお付き合いさせていただいているのですが、そのH歯科、最新設備が整い、先生の技術も高いと評判の歯医者さんでもあります。
それで母も通い始めたわけですが、H歯科が我が家のすぐそばということもあり、
母は診察ついでに頻繁に我が家に寄って行くようになりました。

一昨日もお昼に診察があり、その後家にくると言うので、ランチの準備と、
朝のうちに焼き菓子を一つ作りました。



焼いたお菓子はタルト・シトロン、レモンのタルトです。
これは先日仕込んだブリゼ生地の三台目を使用したもの。
やはり昔習って、良く作った懐かしいお菓子の一つです。
ちなみにこのお菓子は椎名眞知子著「焼き菓子教室」「少量で美味しいフランス菓子のルセットゥ第5巻」などに載っております。



普通、レモンのタルトと言いますと、甘いシュクレ生地にカスタードベースのレモンクリームが乗っていて
そのうえにイタリアンメレンゲが乗っている・・・と言うようなものが一般的だと思いますが、
これはアパレイユが少々変わっていまして?焼き上がった時は、ぷるぷるとして完全には固まっていません。
冷めると固まって、周りのブリゼ生地のさくさくと非常に良く合って美味しいのですが、
かなりお砂糖が入るので、それに負けないレモン果汁も必要となってくるのですが、
その甘さがダメ、と言う方もいらっしゃいますね。(^_^;)



母は、先日の叔父の葬儀でかなり疲れていたので(手伝いなどもたくさんしていたので)、
まず私が作ったお昼ご飯、豚バラとキャベツのアーリオオーリオのパスタを食べたあと、
「疲れてあまり食べられない」と言って、一度は断ったのですが
「やっぱり・・・レモンのタルト一切れいただこうかしら」と。(^^)
私がお皿に取り分けたタルト・シトロンを一口食べると、
「ああ、美味しいわね~。本当に美味しい」としみじみ喜んでくれて、私もすごく嬉しかったです。
ああ、ホントに良かった・・・。

そして今日です。
先日、ガトーショコラを持って行った友人が我が家に来ました。
彼女はびびの小学校の同級生の、つまりびびのお友達のお母さんです。
お互い都合が悪かったり、約束したらその日に子供が調子悪くなったりと^^;、
メールや電話でやり取りはしていましたが、会ってゆっくりとお話しするのは
本当に超久しぶりでした。
そこで、彼女のためにタルト・シトロンを一切れ残し、そしてもう一つ、
かねてからずっと作りたいと思っていた焼き菓子を作ることにしました。
一昨日ぐらいから準備を始めて、昨夜遅くに焼き上げたのが
タルト・アブリコ、アプリコットのタルトです。



これは杉本都香咲さんの「スポンジ生地とタルト生地」に載っていたもので、サクサクのブリゼ生地に、クレームパティシエール(カスタードクリーム)とクレーム・ダマンド(アーモンドクリーム)を混ぜたクレーム・フランジパンヌを敷いて、缶詰のアプリコットを並べ、その上にシュトロイゼル(お砂糖、バターなどで作ったそぼろ)を散らして焼き上げると言うもの。
シュクレ生地でなら、このような構造のお菓子はわかるのですが、ブリゼ生地との組み合わせ、
そしてそのブリゼ生地には砂糖が全く入らない、と言うことでちょっとどういう感じなのかな?と
私自身がとてもワクワクして作りました。(^^♪



タルト・シトロンでも大喜びしてくれた彼女と、
「どういう味なのかなあ~♪」と言いながら、食べたところ、
最初の一口目では「ん?」。
中身の濃厚さに、周りのブリゼ生地がちょっと頼りないかな?と思ったのですが、食べ進めて行くうちに
それがほど良いバランスで、上手に口の中で調和して行くことに気づきました。
「ああ、美味しいね」「うん、美味しいよね~♪」と二人であっという間に食べてしまいました。^^;
中身が濃厚と言っても、けっしてくどくなく、それが無糖のブリゼとも合っているのかも、とも思いました。
それと、割とそれまでインパクトのあるお菓子を食べていたので(笑)、始めは少々軽く感じられたみたい、ですね。



学校から帰って来た子供たちは(こちらはまだ夏休みではありません(^^ゞ)びびのお部屋で遊ばせて、
私たちは二人でお茶を飲みながら、食べて、いろいろなお話をして、大いに笑って・・・。
楽しい時間は瞬く間に過ぎて行きました。
ああ、残念・・・。だけど、本当に良い時間を過ごすことが出来ました。良かった・・・。

彼女には、タルト・アブリコを少しお土産に持って行ってもらいました。
今頃、ご主人とゆっくり食べていてくれていると思います。(*^^)v

お腹も心も癒してくれた、二つのタルトでした。


ラム、野菜、レモン、ガーリックのオーブン焼き。

2006年07月18日 21時29分32秒 | 料理・お菓子
親戚に不幸があり、苫小牧に行っていましたが、昨夜遅く帰宅しました。
亡くなったのは母の叔父ですが、私も小さいときからとてもかわいがってもらって
何かにつけてはお付き合いしていたので、お別れはとても悲しく寂しかったです。


さて、昨日も今日もとても不安定なお天気で
バケツをひっくり返したような大雨と雷が続いている札幌ですが、
今日は夫からの頼まれ事など用事があり、
朝からいつものように?^^;札幌駅前の百貨店付近に出かけていました。
西武では本など購入、ステラではCDを、最後に食料品などは大丸の地下で、と思って大丸に行ったところ、
なんと!ラムチョップが今日のお買い得品に!!(@_@)

我が家はラムチョップに目がなく、ラムチョップが食卓に上がると歓声が上がります。
とはいえ、いつもいつも気軽に買えるほどお安いものではありませんので、
たま~に、食卓に上がると言うことなんですが。^^;
そんなところに願ってもいないお買い得品!(爆)
今日の夕食はこれで決まりました。
家族三人で6本買ったのですが、なんと900円しなかった!?本当にお買い得でした。(笑)
ついでに野菜をたくさん食べようと、これまたお安かったズッキーニや絹さや、クレソン、ニンニクなどを
買い込んで帰って来て作ったのは・・・。



メインは、ラム、ズッキ-ニ、ピーマン、レモン、ガーリックを塩、胡椒、ローズマリー、オリーヴオイルをかけて
オーブンでシンプルに焼いただけのもの。
これは元々は大好きなお料理家の長尾智子さんのアメリカで見つけたナチュラルレシピに載っている「ラム・野菜・ガーリック・レモンのロースト」なのですが、野菜などはもう自分流にいつもアレンジ。
ただ一つ、レモンやニンニクをそのままオーブンで焼く、というところがポイントですね。
あとのメニューは、緑のお野菜が無性に食べたくて、買い込んだお野菜と家にあったお野菜(クレソン、チンゲンサイ、絹さや、セロリの葉っぱなど)とを軽く茹でたのを
ニンニクと赤唐辛子入りのオリーヴオイルで合えたもの、これもシンプルです。
それと、もう本当に究極のシンプル、キュウリの塩揉みです。(^^)
色彩的には緑を意識してみましたが、まあ、それはどうでもいいですね。(笑)
これには普通に行くとパンなのかもしれませんが、今日はしっかり玄米が食べたい気分だったので、
玄米ご飯を合わせました。

メインを見た途端のびびと夫、「おお~!!」が第一声でした。(笑)
そのあとは、もうただ夢中で食べるだけ。(^_^;)
ラムもお野菜もと~っても美味しくて、そしてまたオリーヴオイルと言うのが玄米にとても良く合うのでしょうね。
シンプルな献立ですが、とても充実した夕食となりました♪(*^^)v



デザートはガトーショコラを一切れ。
ちゃんと、粉砂糖の雪も降らせました。(笑)
なんか久々に食べたのですが、これもしみじみ美味しい~♪

最後に。



また、大口開けて食べているびびです♪(^^♪


お知らせ

2006年07月16日 13時48分57秒 | 日々・暮らし
一週間遅くなりましたが、9日に行った
乃琶の演奏会覚え書きにPMFアンサンブルアカデミー演奏会のレポートをアップいたしましたので、
お時間がありましたら、ぜひお読みくださいませ。
ご感想、ご意見をいただけますと、とても嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

※今朝方、親戚に不幸があり、バタバタしております。
少しの間、留守いたしますのでブログやBBS、メールのお返事、遅れますことを
何卒ご了承ください。

いいこと、嬉しかったこと。

2006年07月15日 09時49分24秒 | 日々・暮らし
今週は、学校のことや、実家でいろいろあったりして忙しくしていました。
おまけに、もう治ったけど、左肩を痛めたりして辛かったです・・・。^^;

そんな中でもいいこと、嬉しかったことがありました。
まずはプリザーヴドフラワーの講習会があり、12日にアレンジメントをして来ました。
これはいつも行くS百貨店の中での催しで、抽選で当たったのです。
ちなみに講習料は無料。



これでプリザーヴドフラワーのレッスンを受けたのは二度目ですが、前回の「乃琶の独り言:母の日~プリザーブドフラワーアレンジレッスン」がとてもかわいらしいアレンジだったのに対し、
今回はとてもシックで大人っぽい、ちょっとワンランク上の?作品。
私が大好きなブルーを基調とし、花だけではなく、
サテンのリボンやスケルトンのリーフや、ハートのガラスピックもあしらうことによって、
いっそう素敵な雰囲気に仕上がりました。

仕上がった作品は、先生が一つずつ、綺麗にラッピングをしてくださって
めいめい持ち帰りました。
プリザーヴドフラワーは、生花と違って長い期間楽しめますし、
ドライフラワーとも違って、瑞々しい質感があるのが特長です。
今、我が家は華やいでいて、とってもいい感じです。(^^)

次に。



13日に我が家に一通の書類が届きました。
なんだろう?と思って開けてみると、小山実稚恵さんのリサイタルのときに、答えたアンケートで
なんと、小山さんのサイン色紙が当たったのです!!\(^o^)/
わ~、サイン色紙が当たったのは小菅優さん以来二度目ですが、演奏会のアンケートで当たったのは初めて。
いつも演奏会に行くとアンケートがあり、「抽選でアーティストのサイン色紙を5名の方に差し上げます」等、
書いてありますが、どうせ当たりっこないわと、
はなから信用していませんでした。(主催者さん、ごめんなさい。m(__)m)
でも、ホントに当たるのですね!!
小山さんご自身にCDと本にサインをいただきましたが、こうしてきちんとした色紙でいただくと、
いっそう嬉しく、またあの日の感動が蘇って来ました。
実は、この日、とてもショックなことがあり、凹んでいたのですが
想いもかけないプレゼントに元気づけられました。
いや~、嬉しい!大切にします。(^^♪



慌ただしく、調子も良くなかった日々でしたが、空いた時間を見つけてガトーショコラを焼きました。
これは、いろいろと忙しくすっかり疲れきっている友人のために焼いたものです。
心から喜んでくれて、その様子に私がまた元気づけられました。
お菓子を作っていてこういう時、一番嬉しく感じるのですよね。(*^^)v

今日は久々、何も予定がない日です。ノンビリ過ごそうと思っています。