エレーヌ・グリモーのリサイタルに行って来ました。
今も、ポ~ッとしています。(笑)
一番新しいアルバムの発売記念としてのリサイタルで、プログラムは
ショパン・舟歌、子守歌、ソナタ2番、ラフマニノフ・ソナタ2番。
CDと全く同じ曲目でした。(^^ゞ
アンコールは、ラフマニノフの音の絵から三曲とプレリュードOp.32-12。
グリモーは、これが札幌初登場だと言うことですが、
とにかくすごくかっこいい!まず何を置いてもそれですね。
びびに言わせると「三拍子揃っている」んだそうです。
「髪がかわいくて、顔が綺麗で、体がかっこいい」と、言っていました。^_^;
そのうえで
「ピアノがすごく上手!!!」と!(これが一番肝心!)
軽くウェーブのかかった髪を
白いカチューシャでまとめて、黒のレザージャケットとパンツのスーツで颯爽と現れた
グリモー。
すごく脚も長い!歩くの速!
ピアノもすごい力演とか、一生懸命!とかそういうのとはちょっと反対で、
見た目涼しげでさらっと、と言う風なのですが
これが、その細い体のどこからそのパワーある音は出るの?と言う感じで
ラフマニノフのソナタなんか、ホント、終始釘付けにされました。
手が大きい、そしてすごくバネがあるというか、
それで音がしなやかなんですね。
体はそれほど動かさないのですが、力のバランスの取り方とか巧いんだろうなと思いました。
終演後、にこやかにサイン会に登場したグリモー。
私は家から持っていった今日のプログラムCDに
サインをしてもらいました。(写真です)
「ジェム・ボクゥ・ヴォートァ・ムズィク。トレ、トレ・ビアン!」と、似非フランス語を^_^;
話しましたら、
吸い込まれそうな青い瞳でニッコリと微笑み
「メルスィ、メルスィ・ボクゥ」と言って、握手してくれました。
やはり大きく、そして握力の強い、右手でした。(笑)
びびもサインをもらうときに
「メルスィ」と(緊張してやっとの事で)言ったら、
その仕草がかわいいと思ってくれたのでしょうか。
とても喜んでくれたようで、ますますにこやかに微笑んで
私よりももっともっと大きな声でゆっくりと
「メルスィ・ボクゥ」と言ってくれましたね♪
びびは、今日ですっかりグリモーのファンになりましたが、
会場内ではスーツ姿のサラリーマンの方がたが
ヤケに目立ったような気がするのは・・・気のせいでしょうかね?^^;
今日の感想は演奏会ノートにアップする予定ではいます。
が、ちょっと遅くなるかも知れません・・・。
毎度のことながら、長い目で見てやってくださいませ。
ああ、それにしても本当に素敵な方でした。