乃琶の独り言

ピアノを勉強している管理人(現在術後療養中)が、日々で想うこと、練習やレッスン、聴いた曲の感想などを徒然に書いています。

演奏会に行きたい♪

2005年06月15日 21時35分58秒 | ピアノ・音楽


昨日、10月18日に行われる
ロリン・マゼール指揮、トスカニーニ・フィル、ピアノ上原彩子さんの
演奏会のチケットを買ってきました!
夫の会社の福利厚生のシステムでちょっと割引価格でですが、
いつも行く演奏会よりもお値段が張って、びびと二人分なので、けっこうエイヤ!と
気合い入れてB席を買いましたです。(笑)

これでまた楽しみが一つ、演奏会は心の支えです。

秋の終わり頃と言えば、
またアレクサンダー・コブリンのピアノリサイタルもあります。
こちらはつい先頃、スケジュールが発表されたばかり。
詳細はこちら。

今回は北海道には来てくれませんが、この11月の
浜離宮ホールの演奏会、何とか行けたら行きたいなあと今考えています。
自分のもろもろのことが終わって、スケジュール的には行ける時期なので、
なんとか。
これも心の支えですね。まずはチケット入手ですね。

昨年、義父が急逝し、その後本当に大変で、精神的にもいろいろあって
しんどかったとき、
一度あきらめかけた、
鈴木弘尚さんの、さいたま芸術劇場でのリサイタルに行けることになって、
そのことがどれほど支えになってくれたかわかりません。
実際、行って本当に素晴らしい演奏を聴くことができて、ご本人ともサイン会でお会いできて
とても幸せでしたし・・・。*^_^*

しかし、今年はその弘尚さんの東京、紀尾井ホールのリサイタル、明後日チケット発売ですが、日程的に無理でどうしても行くことができず・・・。(T.T)
仕方がありません。悲しいですが、こちらは次回を待つことにいたします。

さて、演奏会と言えば、今月27日には
エレーヌ・グリモーに行きます。
私の好きなショパンとラフマニノフのプログラム、どのようなピアノを聴かせてくれるのか、
日に日にワクワクが募っています。o(^o^)o

ちなみに、演奏会はいつもびびと一緒です♪


遅ればせながら、のだめカンタービレ

2005年06月15日 21時15分00秒 | ピアノ・音楽


遅ればせながら、「のだめカンタービレ」を買いました。
で、読みました。^_^;



講談社漫画賞などの各メディアの賞を受賞していたり、
月刊「ショパン」等、いわゆるクラシック専門誌でも取り上げられたりしていて、
その評判も知ってはいました。
まあ、うっすらとその存在はいつも視界のはじっこにあったのですが、
どうも・・・読んだらはまるだろうなあと言う気がしていたので^_^;
敢えて避けていたフシがありました。

ネットのお友だちにも
「すごく面白いよ」とか「きっと乃琶さんも好きだと思います」とか、
いっぱいいっぱ~い、勧められて、それもあって、私は天の邪鬼なので
いっそう遠ざけていたというのもあります。が・・・ここに来て、やっと?(根負けか?)
読みたいなあと言う気持ちになって遂に(~_~;、足を踏み入れましたよ。

クラシック音楽の漫画と言えば、
私は「いつもポケットにショパン」や「オルフェウスの窓」が好きで、
私のメインサイトの「こころの五線譜」にも、過去取り上げたりしてきましたが、
そのどちらにも、全然似ていない(当たり前か^_^;)「のだめカンタービレ」、
ずばり、面白かった、いえ、面白いですね。

一応、音楽用語は解説読まなくてもわかるし(それほど難しい用語も出てこないからですが(^^ゞ)
あと、ピアノだけでなく、色々な楽器が出てくるのが楽しいですね。
昔、中学時代、吹奏楽部で二年間サックスやっていたから、
オーボエのリードのこととかわかったり、ホルンの弱音が難しいとか、なんとなくわかるのも
嬉しいです。(^.^)

計り知れない才能があり、周囲から「世界を目指せ」とか、もっと高度な教育を、と
せき立てられるも
当の本人はそれが苦痛で苦痛でたまらなく、
「楽しく弾ければそれでいいのに、なんで?」と悩む主人公のだめの姿は
ふと、音楽之友社刊「音楽の神童たち」で読んだアルゲリッチみたいだなとか、思いました。
大分記憶があやふやになってますが、
確かアルゲリッチもピアニストにはなりたくなくて、
全然練習とかしないのに、周りが騒いで、で、
出るところに出ると、優勝してしまう・・・。
というようなことが書かれてありました。
う~む、天才ってやっぱりこういう人なのかなと、感じたりもしました。

お話の大筋とはあまり関係のないところまで、精細に描かれているのも良いですね♪
本番前に、人生ゲームやって「開拓地に行く」ことになるマエストロとか、
細かいディテールまで、すんごく面白い!

一見ふざけた?お話のようでいて、すごく緻密で計算されたストーリー、
さすがに多くの読者を引きつける作品だなあ、と思いましたです。

あ、そうそう、
これで、かもたぬきさんのブログにあった、一連のタイトルの意味もやっとわかりました!(爆)

ということで、今、単行本12巻で舞台はパリののだめ、この先の展開が、非常に楽しみですね。