思わぬ出会いが

　この場所は昨夕にも撮っている。
　「八ヶ岳が見えてるね」。

車を止めたら、先人の撮影者が居る。
歳の頃は私とほとんど同じくらいだ。

　ひとしきり撮ってから、挨拶を交わして話すと、地元の方である。
　海外勤務が長く、リタイア後田舎に帰って、
　趣味の写真を再開したという。

　ＮＨＫの朝ドラ「おひさま」のエンディングに
ちらりと出る信州の風景には何度か投稿して写真が出ているという。

　高ボッチの話が出た。
諏訪盆地を囲む山のひとつである。
ここでの夜景は名作写真が多く、昔から行きたいと思って行けなかった場所である。

「今は条件が良くて、上に行けばカメラマンがたくさん居ますよ」。
この言葉にプッシュされた。

　介添え人を自認し、ブレーキ役のカミサンガ、「私は居るから、行ったら」という。
　　決まりだ。

　コメントを頂いている「かつみ」さんのおかげで、積年の願いが実現することになりました。

しだれっ栗

　　”しだれっ栗”

　前の写真の場所から、辰野町へ少し下ったところにあります。
　垂れた栗の事です。
　地元では「しだれっ栗」と呼んでいます。
　かなり昔から天然記念物に指定されていて、
　数少ない群生地です。

付近の紅葉 １

付近の紅葉 ２

明日への期待と緊張

　　”宿への帰り道”

　カミサンの実家近くまで戻って紅葉見物をした。
明日の予定が決まれば、今日は無理は出来ない。

　高ボッチが、簡単に行けなかったのには、それなりの理由があります。
季節は寒い季節がベストですが、真冬には道は通れなくなってしまいます。

よそ者が、一人で夜中に林道を２０分近く走り。
夜の山道を歩いて撮影ポイントまでたどり着くのは、
危険も伴うし、心細いことなのです。

「カメラマンが沢山行っている」。”かつみ”さんの一言が決心させてくれました。

　携帯のアラームを午前２時３０分にセットし、アルコールは飲まずに早寝しました。

１１月１２日 朝日

　　”朝日”

　朝五時過ぎに、外のバイクの音で目が覚めた。
　雨戸を開けてお天気を確認。
　　東の山際がピンクがかっている。
　　天気は良くなりそうだ。

　そう思ってから、また眠ってしまった。
　目が覚めたら気持ち良く朝日が。
　

信州へ（３） トビ １

　　”トビ”（１１月７日）

　初日は親戚に行くことだ。
もう一度湖畔へ出て従兄弟の家へ。

　水門の近くでトビを撮る。

トビ ２

トビ ３

里の紅葉

　里は紅葉の真っ盛りだ。

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カミサンの実家

　辰野町のカミサンの実家へ。
　付近を少し歩いてみた。

盆地日没 １

　”諏訪盆地”（カミサン作マーク）

　親戚四軒をすべてまわり、
お土産で重くなった車で、宿の諏訪盆地へ。

　このルートは諏訪盆地への近道だ。
　暮れなずむ盆地が見えている。

盆地日没 ２

　　　

　カミサンは手持ち撮影ができなくなると、
　車に入ってしまった。

　というより寒くなってきたのです。

盆地日没 ３

　「高ボッチに行く代わりだ」。
こんな事を言いながら撮っていた。

　この場所は都合３回通った。
この時点では、
まさか高ボッチ行きが実現するとは思ってもいなかった。