７月３日（金） ワンコイン コンサート

　　　　　　　　　　　”入間川　八高線鉄橋上流”

　今にも霧雨がおでこにきそうだ。
午前中に近場で写真を撮ってしまおうと家を出る。歩いて5分くらいの範囲である。

　昨夜のこと、「所沢へワンコインコンサートに行かない？」と言われ、
天気もすぐれそうにないから「いいよ」と返事をした。
　そんな事情で午後はふさがるから午前中近くをカメラ徘徊しているのだ。

八高線鉄橋

　それにしてもさえない天気である。いっそすごい霧なら画になるのに。
写真には全く中途半端な霧だ。

阿須グランド

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　　　　　　　　　　　　　　　”阿須グランド脇”

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　コンサートはパイプオルガンの演奏だ。パイプオルガンの音は何度か聞いたことがあるが、
私は今ひとつパイプオルガンの奏でる音楽のよさが分からないでいた。

　今日は５００円でそこのところを探求するつもりで行くのだ。

所沢 ミューズ

　コンサートは二時半開演で約一時間で終わった。
パイプオルガンの曲を理解できたかと聞かれれば、ウ～ンとなってしまう。

　リズム・・・・あるよなないよな。音が途切れない。
　メロディー・・あるよなないよな。混ざった音のかたまりが流れていく。
　ハーモニー・・あるよでないよな。前の音の上に新しい音が重なっていく。不協和音に近い。
　音の強弱がうねって流れていく感じだ。
　３５０年以上昔に作られた有名な曲を、2１世紀の人間が分からないと告白するのはしゃくだが。
　教会の祈りの中で聞くと別の聞こえかたをするかもしれない。
この楽器の音はデカイ。目の前にプロペラ機が下りて来るような大きな音だ。

　このまま分からないで終わるのもしゃくだから、もう少し付き合ってみようか。