旅行の写真とか、法律とか会計とか、医療とか日常生活とか、随時掲載

旅行の写真とか、法律とか税務とか、医療とか日常生活とか・・・ 

感染経路の分からない「地域社会感染」が疑われるMERS患者も相次ぐ/韓国

2015年06月15日 | 日記
 保健当局が中東呼吸器症候群(MERS)コロナウィルスの感染が沈静局面を迎えるとした週末を越す前に「4次感染者」が発生し、感染経路の分からない「地域社会感染」が疑われる患者も相次いでいるため、MERSがむしろ猛威を振るうのではないかとする憂慮が広がっている。

 中央MERS管理対策本部(対策本部)は13日、政府世宗(セジョン)庁舎のブリーフィングで「私設救急車の運転者が5~6日に76番目の患者をある大学病院に移送する過程でMERSに感染し、12日に陽性反応が出た」と明らかにした。76番目の患者(75)は先月5月27~28日、持病でサムスンソウル病院応急室に入院した14番目の患者(35)からMERSに感染した3次感染者だ。133目の感染者となったこの運転者(70)の事例は、MERS発生後初めての4次感染であると同時に、病院外の感染でもありMERS3次流行の信号弾と受けとめられる。この運転者と同乗した患者(55番目と137番目)も12日に陽性反応を示し、4次感染は2人に増えた。

 対策本部は感染が救急車内で起きたことなので「病院内感染」と解釈すべきという見解を示している。チョン・ウンギョン対策本部現場点検班長は「救急車内感染は地域社会で起きたことだが、病院と病院を結ぶ閉鎖された空間での感染であり医療機関感染の延長線とみるべきだ」と説明した。まだMERS患者が不特定多数に伝染させる地域社会感染は発生していないとのことだ。