Mintの香り

☆北国の季節を感じて下さい☆

フェリーターミナル

2008年03月24日 | 小樽


前回は


"この得体の知れない建物は何ぃ?"


そして-つづく-となっていましたが

いつになっても、その続きが出てこないので

海に落ちて流されてしまったのでは?

と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。



ひと泳ぎして戻ってきました(冗談です)









コメントにもありましたが

ここは新日本海フェリーのフェリーターミナルです。



雪だらけの「かつない臨海公園」を諦めて歩いていたら

「フェリーターミナル」の看板を発見。



フェリーターミナルかぁ~

海が見えるに違いないと言うことで行ってみることにしました。










でも誰も歩いていません。


フェリーには乗らないのに行っても怒られないかなぁ?とかなり心配なMint。


怒られたら、とにかく謝ろう!そう心に決め進むのでありました。









その時ふと、ある曲が頭の中をよぎったのであります。


赤い靴履いてた女の子
異人さんに連れられて行っちゃった
横浜の埠頭から船に乗って
異人さんに連れられて行っちゃった


Mintは赤い靴は履いてないけど

国境は渡りたくないので

誰かに姿を見られないように行くことにしたのあります。










海だぁ~~

ここまで辿り着くことができました。



途中作業してる人達がいましたが

Mintがあまりにも小さくて見えなかったようです。


大は小を兼ねると言いますが

小さい方が得することもあるようです。










デッ~~カイ海。


やっと、ゆっくり海を眺めることができました。

ここまで無事に辿り着けた嬉しさと

大きな海に出会えたことの嬉しさは格別でした。









誰もいない海。

海鳥の声が海に響き渡っていました。


この景色を見たくてあっちこっちウロウロしちゃったけど

ウロウロした甲斐がありました。




ウロウロしないで最初からこの場所に来たら良かったのにと思ってる、そこのアナタ。




この過程が気分を盛り上げてくれるのです。

ドラマチックな方が楽しいじゃあ~りませんか。










途中で車が1台来て

車から誰か降りてフェリーターミナルに行ったようですが

その間Mintはジッと動かないように

置物のような振りをしていました。



フェリー乗り場なのだから別に海を見てても良いのだと思いますが

何故かコソコソしてしまうMint。



どうも、あの赤い靴のイメージが頭から離れないのです。


どうしても国境を渡りたくないのです。









強い西日が差してきて

目がくらむくらいの眩しさでした。


青空の下で見る海。

そして日が傾き始めた頃に見る海。


同じ海でも違って見えて

色んな表情を見せてくれる海からなかなか離れられなくなります。









コメントにも書いて下さいましたが

小樽港からは舞鶴港行きと新潟港行きが就航しています。



舞鶴港と小樽港間の就航船は「あかしあ」と「はまなす」で

いずれも日本のカーフェリーとしては船体の長さが最長だそうです。



現在の新潟港と小樽港間の就航船は「らいらっく」と「ゆうかり」ですが

その以前「フェリーあざれあ」「フェリーしらかば」が就航してる時に

鳥羽一郎の曲「昭和北前船」のモデルとなったそうです。










太陽が穏やかな海と静かなフェリーターミナルを照らす光景がとても印象深く

どことなく懐かしさを感じました。


初めて来た町で初めて見た光景なのですが

親しみみたいものを感じました。




            - つづく -












 Jefferson Starship


『 Sara 』ここをクリックすると曲を視聴できます。





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