北海道稚内市の宗谷岬南部に広がる日本最北の丘陵地帯、宗谷丘陵。
独特な地形を持つ宗谷丘陵の周氷河地形は北海道遺産として登録されている。
宗谷丘陵の周氷河地形
この宗谷丘稜は稜線も谷も丸みのある形をしている。
このなだらかな地形は今から2万年前の氷河時代の末期に
氷河の周辺に形成された特徴的なものであることから"周氷河地形"と呼ばれる。
氷河周辺が凍結と融解を繰り返すうちにできたものだが
国内でこのように明瞭な周氷河地形が観察できる地域は他にはなく
日本列島や北海道の生い立ちを伝える貴重な遺産として大切に引き継いでいこうではありませんか。
と、このように案内板に書かれていました。
更に詳しく調べてみると
宗谷丘陵は北から南に向かい標高が高くなっており緩やかに起伏している。
深い谷は殆どなく、明治期に山火事で樹木が消失した。
気温が上がらず強風が吹くために現在も樹木がない。
そのため樹木によって遮られることなく肉眼で地形を見ることができる貴重な場所。
ほぅ~なるほどねぇ。
訪れる前に、こんなにも貴重な場所だ言うことを詳しく知っておけば良かったとちょっと後悔。
とても圧倒される景観で、心に残る場所のひとつです。
宗谷丘陵について詳しくはコチラ→北海道遺産
地図はコチラ→北海道遺産一覧マップ
宗谷丘陵を訪れた時の様子をフォトチャンネルに載せました。