損料屋、レンタルショップ&便利屋
手ぬぐい1本から、掛け軸、集まりの時の布団、茶碗、なんでもレンタルできた。
以外と人気があったのが、褌だったそうだ。
今は、洗濯も全自動で、簡単にできるようになったから、なんでもクリーニング屋さんに出す人は少なくなったと思うけど、パンツはまさか、クリーニングにださないよね。
とにかく、火事と喧嘩は江戸の花、といわれるように、火事が多かったので、庶民の持ち物は、本当にわずかなもので、レンタルが大流行だった。
ラジオでしゃべっていたが、長家の平均の広さは3坪。ということは、畳6帖。ここで、食事をして寝ていたけれども、風呂は銭湯。(江戸は混浴が普通だったが途中で、風紀が乱れるので、わけられたそうですが、いまでも古い湯治場は混浴ですね)おしゃべりは、浮世床(床屋)女性は井戸端会議。それなりに楽しんでいたようです。
時代村などで、再現された長家も小さいですね。
さて、レンタルは、家財道具だけでなく、犬、猫もかりられた。
お墓参りに代理でいってもらうとか、とにかくなんでもあり。
これで、「お江戸でござるシリーズ」はドットハレ(お終い)
付録:男女の関係について、
一部の金持ちが、女性をたくさん独占したので、庶民の間では、男性と女性の比率がアンバランスになり、女性は、かなり強きだった。 三行半(みくだりはん)は、再婚するときの必須のもので、浮気しそうな危ない男性と結婚するときは「先渡し離縁状」なるものを貰う事があった。 バツイチ、バツニは 当たり前、13歳から結婚できて、男女のことも、かなりおおらかだったようだ。
20才:年増
25才:大年増
30才:姥桜
なんだそうです。