途中からも書いたのけど、今日のお出かけは
2009年佐野 第58回利根川水系連合水防演習
ぺんちゃんは、2003年の千葉県関宿町、2006年取手市、、2008年千葉県栄町
と過去3回見学したことがある。今回は栃木県佐野市。初めての千葉県以外の
場所での回を見学。でもって過去3回とも電車・バスで会場に行っているのに
今回はズーマー。関宿町・栄町ともぺんちゃんのズーマーネットワークでは
会場前を幹線が通っているのに電車・バスで今回の佐野は幹線も通ってない
のにズーマーと逆転現象になっているのは、松戸から電車で行こうとすると
家を5時台に出ないと・・・。しかし、利根川沿いは割と土地勘と言うか
道が頭に入ってるけど今回は利根川水系渡良瀬川。さらに、朝、起きれなくって
地図を見ていない。何となく館林のつつじ公園の上の方ぐらいの認識で出発。
おかげで、途中の栗橋休憩所を通過、道の駅童謡の里おおとねも通過。
休憩なしで・・・。こういう、状態だから道に迷うかな?と思いつつも
一発で到着。途中、渡良瀬川を渡ったあたりから看板がでてるし
小さい角を含め警察や警備員が立ってたので助かった。8時20分に到着。
一般観覧席は5列目まで埋まっている状態。栃木・群馬・埼玉からの見学者が
多かった(消防関係の制服による)
今回は警備が強化されていて一般の人と来賓者のエリアが完全に分離されていた。
交差点にもお巡りさんが立ってるし・・・
太鼓の演奏でスタート。
一般席は会場の右側なので・・・(ぺんちゃんはいつも左側に座っている)。
入場行進では、左側が地元水防団(消防)や民間、右側が国・県の機関なので
たぶん、栃木県警察・自衛隊だと思う。
今年は開会式の進み方が違って、入場時には音楽ナシ。団体の紹介もナシ。赤十字
奉仕団(炊き出しのおばちゃん)は中央から歩いて入場。
入場が終わると、いつもの水防の歌守る川筋とともに参加団体の紹介。
ぺんちゃんの周りに座っていた方々は、参加団体より来賓の国会議員の方に
興味があるだしく「○○先生も来てるの?どれ?」とか「○○先生は来てないの?」
とかウワサが飛び交う。ただ、それって埼玉の国会議員じゃ・・・。
で、厳重な警備・いつもと違う開会式の理由が判明。
モニターに映し出されたのは、皇太子さま。皇族が見学に来てたからでした。
杭作り、土のう作りからスタート。演習内容はいつもと変わらず。
消防車がたくさん登場。。(この場面は、地元水防団が堤防に異常箇所を発見した
のち、現場に駆けつける所)
木流し・表むしろ張りなどの洗掘防止工法を実施し、堤防が水の流れにより
堀流されるのを防止している場面。
堤防からの漏水が発生し、月の輪・釜段工と言った漏水防止工法を実施中の場面。
※五徳縫いは今回はなかった。
これらの様子を会場を歩いて観覧(視察)される・・
せき板工の実施中だった水防団の前を通過する皇太子さま。
この影響で、会場左側からはあまり良く見えない・・・。
観覧の最後に土のう作りを体験してた。
続いて、出展機関のエリアへ。
の前に、佐野と言えば佐野ラーメン。始めて食べる。(何もこういう場所で始めて
食べなくても・・・)
お団子屋さんもあったので、食べるけどぺんちゃんの想像していた団子と違い
あんこの中に団子が埋もれているパックだった。串をお箸のように使って食べる。
トイレは常時待ち行列。ちょっと工夫が足りなかった。
前回は、UFOキャッチャーの縫いぐるみみたいだったけど
気象庁のマスコット「はれるん」。
晴れ・曇り・雨を表しているけど、雨の部分は「おやじパンツ」だった気がする
けど、さすがに修正した模様。
雨量計。
霧雨みたいな雨は測れないの?と聞くと0.5ミリ単位での計測なのでそれ以下では
測れないとのこと。シーソーのようにカタカタ動いていた。
上空の気温などを観測する風船。椅子の上にのってる箱が観測機。
てっきり、飛行機で行ってると思ったら風船飛ばして観測しているそうです。
なお、上空で風船が割れて観測機器が地上に落ちてくるので拾ったら箱に表示
している気象台へ電話してくださいとのことです。(佐渡であげて熊谷で落下した
こともあって、風任せらしいです。)
災害時の通信確保・・・でも、演習の中の話では佐野市では携帯電話の電波が
届かない地区ではと何度か言っていたような・・・。(そのため、トランシーバー
を利用してるとか、ある意味最強の田舎の町会連絡網とか)
災害時の「自衛隊の救急車」
担架付きのトラックと言った方が良いような。
窓も無いし。
自衛隊の偵察用バイク。孤立・出水の状況などを調査。
GPSとか積んでないけど大丈夫?全体的に装備が手薄な感じ。
会場を観覧中におじいちゃんが倒れて本物の救急車がやってきた。
周りは消防関係者多数なので他県の関係者は見学。
栃木県警察の車。
で、ぺんちゃんはAED体験(日本赤十字)を行いました。
気道確保
頭とアゴを持って引く。(首を持ち上げる方法はお勧めできないとのこと)
人工呼吸
2回、息を入れる。2回以上連続して行わない。
ぺんちゃんの肺活量では子どもでも無理でした。
心臓マッサージ
両乳房の真ん中付近を手のハラで垂直に押す。(垂直がポイント)
AEDの取り付け
大人と子どもで配置が違う。子どもは心臓マッサージした所の裏側(背中側)で
挟み込む。大人用は子どもにも使えるけど逆はだめ。
で、AEDを付けたら自動で・・・と思っていたら違ってた。人工呼吸と
心臓マッサージは取り付け後もしないとダメらしい。で、特に子どもの場合は
時間との勝負で119番通報する前に人工呼吸と心臓マッサージを行っても
問題ないくらい緊急性が高いらしい。脳に酸素が行かないと後遺症とかがでるけど
許容時間が短いのと、心臓病が持病のお子さんがジジイに比べ少ないためとの
ことで、町で倒れている人を見かけたら積極的に勇気をもって行動してね。
とのこと。119番通報すらしない人が多く、救える命も救えないことが多い
ので、まず行動!だそうです。(詳しくは各地の日赤で行っている講習会を
受講してください。)
あと、人工呼吸の際にバイ菌が移ることがあるので十分注意してください。
と言うことで、人工呼吸用シートをもらった。
佐野市消防本部では住警機の展示があって、最近は電池式で取り付けも容易。
で電池切れに注意!とのことです。
閉会式の途中で・・・
黒煙がもうもうと発生。
最初は、近所でタイヤでも焼いているのか・・・と思っていたけど
皇族の方に見せるのはマズイような・・・しかも、消防関係者多数いる会場。
で、原因はトラクターが火事で燃えていた。ぺんちゃんが通ったときには
大きなトラクターが全焼で、まだ消火活動が行われていた。
(おまけ)
帰りは茂林寺経由だったので、タヌキさん。