てくてくダイアリー

GISとか使ってました

インドの中の日本へ

2013-04-02 | いんど

インドへはNational Archivesという、インド関係のふるーい資料が置かれている文書館に行って、資料だけでなくふるーい地図を探して、可能ならコピー(スキャン)をゲットする、という目的ででかけていった。

National Archivesは外国人がにょろーんと出かけて行ってもだめで、大使館の紹介状がなければいけない。ということで、デリーに着いた翌日にまずは日本大使館にお出かけする。

この日はデリーではストをやっていたらしく、地下鉄の本数やタクシーの台数が著しく少なかったらしい。大使館の最寄り駅までの地下鉄はぎうぎうに混んでいた。

そこからラッキーにも客待ちをしていた、ストをやっていないタクシーを発見し、これに乗っていく。

同行のヒンズー語ぺらぺらなK氏によると、インドでは退役した軍人さんが運転手をしているタクシー会社があって、そのタクシーだったとのこと。ターバンをかぶった運転手さんは礼儀正しくて、運転もスムーズだった。大使館で降りる間際に「今日はストだから、もしタクシーがつかまんなかったらここに電話しなっ(想像訳)」とさりげなく自分の携帯の番号をくれたりするところも、よくお客さんのことを考えててくれるような気がして、プロフェッショナル。

結局大使館の帰りは、運転手さんの予想通りタクシーなんて全く走っていなかったので、この運転手さんのタクシーに(もちろんK氏が)電話して来てもらった。

しかし、大使館なんて日本でもどこでも今まで行ったことも無かったので、かるーく緊張した。門だってじゃきーんとしていて、中ではちゃんとした社会人の人たちが働いているような気がする(というか、実際働いている)。

大使館の写真を、と思ったけど、なんだかそれは気がすすまず、その前の道路の写真を撮った。

混沌としたデリーの道路の中では、目立ってこぎれいな道路で、気分的には日本の車線広めのどこかの道のような感じだ。

しかし、そうかインドはこの時ストをしていたのだな、と今になって思い出す。うーん、それであんな事が…なのか?


最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。