てくてくダイアリー

GISとか使ってました

犬多し

2013-04-18 | いんど

さて、インドについて一番最初に出会った動物は犬だった。

空港のそばの駐車場にいったらそこに野良犬がうろうろしていたのだ。

そういえば歩き方の本にも、狂犬病に注意って書いてあったっけ。犬、多いんだなぐらいにその時は思っていた。

しかし、街に出てみるとそれどころではない、あらゆるところに犬がいる。さすがに車通りの激しい片側3車線ぐらいの道路では見かけないが、そこから横道に入れば、犬がわさわさといる。みんな野良犬で、やせているやつが多い。

野良犬は昼間は爆睡という言葉がふさわしい様子でぐっすりと眠っているけれど、夜になると何匹か連れだって颯爽と?うろうろしていたりする。人間に何かすると言うわけではないけれど、やっぱり犬が徒党を組んでうろうろしている、というのは、ちょっとなれない光景である。

中には、ちっこい子犬が母犬の周りをころころと歩いていたりして、どんどん数を増やしているであろうことがわかる。

ヒンディーぺらぺらのくだんのK氏によれば、インドでは犬が多いので、猫が少ないそうなのだ。で、猫が少ないのでネズミが多い。ネズミが多いので、G(黒い虫、台所やお風呂場など水回りでよく見かける)が少ないのだそうだ。

本当かどうかはわからないけれど、確かに日本では野良犬は少ないけど、町中で猫を見かけることはよくある。で、ネズミが少ないかといわれると、うーん、時々地下鉄とかで見かけるけど、それほどでもないのかもしれない。で、当然の帰結としてGが多い、のだろうか。

Gとネズミとどっちがいやかといわれるとどっちも嫌だけれど、公衆衛生的にはネズミが少ない方がよいような気もする。

そんな食物連鎖の一翼を担っているかもしれないインドの犬だが、ペットの犬は全くいないわけではない。たまーにだが、きちんと犬種のわかる犬を、鎖につないで散歩している人を見かけることもあった。そのうちだんだんと野良犬も少なくなるんだろうか。

ちなみに、私が宿泊したホテル付近にいたわんこ。いつも物憂げな目をして、ちんまりとしていた。

これは例外的に太りすぎのわんこ。こんなに太った犬はインドではこいつしか見かけなかった。

このわんこはNational Archivesに向かう路上で見かけた。近くに食べ物の屋台がたくさんあるので、きっとそれをもらっているんだろう。決してお腹に子犬がいる、とか言う感じでもなく、でも背中が真っ平らだ。

確かにインドの食べ物はオイリーだからなぁ。でもおいしいんだけど。


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