てくてくダイアリー

GISとか使ってました

GIS学会@新潟

2009-10-19 | ひとりごと
先週の15日,16日はGIS学会が新潟で開催された.

これが一週間前だったら,台風直撃でおそらく欠席者続出だったに違いない.お天気がよくて何よりだ.

今年は,2日目の最初のセッションで発表したのと,その次のセッションで司会をした.

発表の方は,相変わらずGISの教育関係のお話をした.学生さんのレポートをWEB UPして掲示板にみんなでコメントを書いてもらう,という授業の報告だ.

原稿を書いた時点でパワポを作っておいたし,聞いてくださる方も多くもなく少なくもなく,いい感じ.相変わらず時間は押してしまったけれど,質問もいただいて,ちょっと嬉しかった.

私がやることは技術的に難しいことが皆無なせいか,その運用の方法や学生さんのモチベーションをいかに維持するか,といった授業を進める上での本質的な質問をいただいた.

自分としては,ほんのちょっとしたことを発表しただけなんだけど,こういう質問をしてもらったりすると,発表するって大切だなーと思ったり,文章にしといてよかったなーと思う.

研究を発表することは義務だと思いなさいと,何かの本に書いてあったが,自分のためにもそれはよいことなんだろうな,と実感した.

で,そういう嬉しい余韻に浸る間もなく,ポスターセッションの司会へ走る.休み時間は10分しかない.だっだっだっだっ.

実はこの依頼があったとき,「ポスターセッションの司会って何をすればよいのでしょう???」と学会の事務局の方に質問をしてしまったぐらい,なにをするのかわかってなかった.

が,事務局の方のご指導もあり,質疑応答なしの発表が1件あたり3~5分で20件ほど続く,という形式で司会を進めていく.

やったことといえば,時間配分の説明と(3分で1鈴,5分で2鈴),表題と発表者の名前を読み上げて,最後に拍手をとお願いしたぐらいだろうか.本当に必要なのか,自分.

しかも海外の地名や発表者の方の名前を間違って読み上げちゃうし.通常のセッションなら発表者は5人ぐらいなので,休み時間の間に読み方は確認できるんだけど.すいません,失礼しましたといいながら,司会をしていたような気がする(苦笑).

2人欠席で,残り時間が10分強.まぁいい感じの時間配分で終わったのではないだろうか.発表者の皆様,ご協力ありがとうございます.

その後速攻でニューズレター用のセッション報告の文章を書く.普通のセッションなら論文を見返しながら文章を練れるが,ポスターセッションだとそうもいかない.分からないことがあったら,会場で解消しておかないと文章が書けないような気がしたのだ.

短い新潟ステイだったが,帰りの新幹線では長岡あたりから爆睡し,起きたら上野駅だった.長岡では空席だった隣の席には,いつの間にかおじさまが座っていた.

爆睡のあまり,おじさまによっかかったりしてなければいいんだけど.