てくてくダイアリー

GISとか使ってました

自分でデータを作るということ

2009-06-29 | ひとりごと
先週、海外からいらした先生が1時間ほどのWorkshopを開いてくださった。

ご自分の研究を発表されたのだが、土地利用の変遷という一見わかりやすいテーマだったので、参加してみた。

英語が十分理解できないのはいつものこととして(これじゃいかん)、先生の作られたPPTは美しく、かっちょよかった。都市系の人はデザイン系の人もいるので、こういうかっちょよいプレゼンができるのだろうか。

それと引き替え、というわけではないが、先生の研究の方法の地道なこと。シアトルとロンドンの土地利用の変化を(もちろん地図で)見せてくださったのだが、それらの地図はすべて自分で入力したのだという。

1日10時間デジタイズ(おそらく航空写真を背景にしたスクリーンデジタイズ)をして腕が痛くなったとか、シアトルのデータを入れるにはだいたい2年かかったとか。現在のロンドンのデータ入力も、プレゼンした範囲で半年かかって入力したものだとか。

ロンドンの土地利用のデータは非常に古くから整備されていて、1850年頃からパーセルごと、建物ごとの利用の変遷が追えるのだそうだ。すごい。でもデジタル化は大変だよなぁ。

現在先生はこのデータを使って研究の次のステップに進むのだそうだ。

データが膨大だと自分で入力するということを考えない人もいるが、海外の先生は必要なら何でも自分でやっちゃうんだよなー。

ソフトについてもそうで、自分が必要ならどんな分野のソフトやツールでも使う。

自分で手を動かすことに躊躇がない。

なんでだろう。そういう人をリスペクトしちゃうのは。

もっと勉強したい

2009-06-05 | ひとりごと
日々の雑事に追われていると、本当に1日が雑事で終わっていく。

そして1週間が雑事で終わり、1ヶ月が過ぎ、1年が過ぎていく。

そして、雑事は本当に自分がやりたいことではない。
(やることが必要な仕事ではあるけれど、滅私奉公的かもしれない)

もっと勉強したい、というか、研究も進めたいんだけど。
やりたいこと、いろいろあるんだけど。

じゃ、すりゃいいじゃん(笑)、ってことかな。