ペンギン事務所

ペンギンがいっぱい!な ゴキゲン写真ブログ

ペンギンと鉄拳

2006-01-11 17:44:27 | ペンギン

今日は投稿の趣向を変えてみたいと思います。

他人様のブログからネタを頂いたのです。しかも芸人の(笑)。

それは、「鉄拳Blog」

鉄拳と言っても人を殴ることではありません。三島平八が出てくるナムコの格闘ゲームでもありません。

怪しい外見とは裏腹に、絵が結構上手で、「うんしゃばだ~ん」がキメ台詞の脱力系お笑い芸人です。(大部分の人は「そんなの知ってるよ」だと思いますが…)

その鉄拳が運営しているブログに、ペンギンネタを発見!その記事(題名は「ペンギンと僕」)によると…、

動物園に行きました。
僕が動物園に行くと動物たちが騒ぎ出し、小鳥たちは飛び去り、今までおとなしかったシマウマがパカラッパカラッと走り出します。
いつもそうなので僕は気にしませんface_thinks
でもこのペンギンは動じませんでした。
僕をじーっと見ていましたpenguin

だそうです。あの派手な外見を目の当たりにしても動じないとは…。さすがペンギン。

でもファンの方は「なるほど~」と、上手くは言えないけど、なぜだか納得してしまうものを感じるのではないでしょうか。いつものほほん。それがペンギンの魅力ですから。

私的な分析は、こうです。ペンギンが一番動じるのは天敵と出会ったとき。その天敵とは、オタリア(アザラシ)とか一部の海鳥(卵やヒナを狙う)。シャチなんかもペンギンをたべます。このような「天敵」を、ペンギンは目で見て識別していると思われます。

でも人間はペンギンの天敵とは違うカタチをしている。だから人間型には動じない。派手なカラーの(笑)鉄拳を見ても動じないということは、「色や模様」じゃなくて、「形」に反応するんじゃないかと仮説を立てたりして。

ただし、川端裕人氏のサボテン島のペンギン会議」という本には、野生のフンボルトは人間に迫害され続けた歴史のせいで、人を見るなり全力で逃げ出してしまうという記述があります。だから危害を何回も加えた相手を敵とみなす学習能力もあるんでしょう。しかもフンボルトが保護されてる現在でも人を見るなり逃げ出すとか。悪しき記憶は世代を超えて遺伝するのです。

その一方で、19世紀に「ペンギンオイル」を採るためにマッコーリー島で大量に「釜ゆで」にされた受難のロイヤルペンギンは、21世紀の現在では、人間を見ても恐れないようです。記憶はまた薄れ行くものでもあるのですね。管理人としては、人とペンギンが不幸な関係になりたくないと切に願っています。

ともあれ、この記事のもとネタに興味のある方は、上のリンクから鉄拳ブログに飛んで、写真も見て下さい。

ちなみに、鉄拳が出会ったのは、写真によると多分フンボルトですね。動物園はどこでしょうか。う~ん、私が行ったことのある動物園ではないですね~。