全然分からなかった(・_・;)

一昨日から読み始めた乾くるみの「イニシエーション・ラブ」を読了
これ、単行本が発売になった時かなり評判になってたんだよね～。いつの間にか文庫になってたんだ
小説の舞台が静岡県で、具体的な地名やお店が沢山出てくるので、登場人物の歩いている場所とかが眼に浮かぶ。静岡弁とかもリアルで笑っちゃう
作者は静岡県出身の人なのね。
ごくごく普通の恋愛小悦で、特別事件が起こるわけでもなく、恋愛小説苦手な私にはちと苦痛な小説なんだけれど、ついつい仕掛けを探すのに一生懸命になっちゃって。どんな仕掛けがあるのかと疑いつつも読み進んでゆき、最後の最後まできて思わず「は？」と呟いてしまった。情けないことに本編を最後まで読んだ時点では、最後の意味が分からなかった私の読解力も落ちるとこまで落ちたもんだ
その後、親切な解説があったお陰でようやく意味が分かって腑に落ちたなるほどね、もう一度読み返したくなるわけだまさにＡ面、Ｂ面。ちゃんと注意深く読めば分かるはずなのに。やっぱり男より女のほうが怖いよなぁ