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北京ダック「日本鬼嫁・中国オニシュウトメ」日記。

再開しました。 私は今、夏に居ます。

ダック鬼嫁日記55「旧正月はハナ子の音頭で乾杯 そのじゅうさん」

2006-10-11 | ㊥旧正月はハナ子の音頭で乾杯

日本の秋。
それはハーゲンダッツが食べられること。
だって、中国のハーゲンダッツは、物価をものともせず、日本より高いの。
店もサロン風?ゴージャス風味なので、たまの楽しみにはいいけど、いつも食べるのはあまりにもバカバカしい。
ミニカップでも30元=450円くらいしてたもの。
東京のスーパーで安売りで買ったら183円なのに。
ちなみに安売りしか買いません。
あ・・・けちくさいですか、私・・・?




だっていつか日本にも中国にもおうちを買うのが夢なのさ。




果てしなく遠い夢だけどねー。
                   


ハナ子スイッチ、オン!

それは、1叔母の家から2叔父らの住む村までの道中。
車移動だったので、何台かに分かれて分乗。
距離も短いので、適当に空いている席へ座ればいいんだけど・・・
乗車の際、ハナ子は一人とっとと4叔母夫妻の車へ乗り込んだ。
パパは・・・と見ると、と立ったまま話し込んでいる。
パパ親族の集まりでは、通常ハナ子はパパから離れないんだけど、なぜかこのときはパパを呼ぶこともしなかった。

へんなの。

と思いつつ、まあ、パパと夫が一緒に座れば話も続けられるだろうし・・・と、ハナ子の隣にケツを押し込む私。一応、「ママ、私となりに座るわね~」と声はかけておく。 義母に倣いし面の皮スマイルも忘れずに装備。 親戚の手前っつうもんもあるでな。 目指せノーミス完封試合。

取って食われやしないだろ、とは思ったさ。

私に応えて、面の皮スマイルを浮かべるハナ子。 「今年は寒くないからいいねぇ。 ところで、いつまで義鳥にいるんだい? 杭州はいつ行くんだ?」と話しかけてきた。 私は、「決めていないけど、でも、の好きなようにするよ」と答えた。
このあたりで、4叔母運転の車が発進。
窓の外の1叔母に「また来るからね!ありがとう!」とかなんとか声をかけ、手を振り・・・
順調に加速し、1叔母の村が見えなくなる頃、4叔母がハナ子に言った。

4叔母;「義姉さん、今日は浦江に帰るの~? 今年は義鳥には泊まらないの?」

;「それがねェ、が帰ってからにしようと思って。 だって、酷いんだよ嫁が来てからっていうもの・・・私の実家には寄り付きもしなくなっちゃってねェ。」
私、ふたりの会話を完全に理解できたわけじゃないので、聞こえたところだけ書いていく。 後に夫が4叔母とこのときの話をして確認しているので、それほど間違ってはいないはず・・・。

;「私の母も寂しがるし、もう少し実家にゆっくりしてあげようかと思って。 が一緒に杭州に帰るって言うなら、そりゃあスグに帰ったっていいんだけどね。 嫁がウチに寄りたくないって言うもんだからね。」
・・・・・・嫁のせいか。
4叔母は、私がそこそこ聞き取れるということを知っているので、「そうなんだ~」とか、「ふうん」という程度の相槌しか打たない。

;「結婚式のことだってねェ、私は、嫁にシドニーでされた仕打ちがあんまりにも酷くて、ついつい次男に少し喋ったら、ホラ、次男は頭がオカシイから、私が言ってもいないことまで言っちゃったりして。話が大きくなって、結婚式がこんなことに・・・」
;「まあ、嫁が私の実家の悪口を言ったりするから次男も感情的になってねェ。 私は、私が悪く言われるのはもうかまわないと思うんだけど、実家の悪口は我慢が出来なくてねェ・・・」
;「嫁は意地悪でねェ。 シドニーでは、私はごはんも貰えずひもじくて・・・。
;「それでも、の健康さえ気を遣ってくれればいいんだけどね、もじんましんが出たりして、身体があまり良くないんだよ。一体どんなものを食べさせられているんだろうと思うと心配で・・・

乗車中繰り出されたマシンガン・トークは全て無いこと無いこと
そして過去に重ねた嘘の繰り返し

話の内容については、私は驚かなかった。今までの繰り返しだから。 もちろん、そう話している現場を目撃した・・・という意味でのショックはあったけれど。

驚いたのは、嫁である私が、すぐ傍にいるのにもかかわらず、そんな話をしたこと。
いくら言葉が不自由だとは言え・・・いや、言葉が不自由だからこそ、「どうせわからないだろう」と至近距離で悪口を並べ立てるなんて、話の真偽に関わらず、無神経で、下品で、卑怯じゃないか。

もしもが「4叔母にこんなことを言っていたでしょう!」とハナ子に詰め寄ったりすれば、ハナ子は「聞き間違いだよ」と逃げるだろうし、「4叔母に聞いたぞ」と言ったところで、「義鳥のひとは意地悪だから嘘を吐いているんだ」と言い張るんだろう。


面の皮の厚みにも年季が入っている。


でもハナ子。
間違ってるよ。

4叔母にその話をしたいがために、パパともとも離れて車に乗ったんだろうけれど(ということは私が乗り込んだのは計算違いだ)、他人様に嘘を吹聴して味方につけたところで、一体何になる?

大事なのは、が。 私が。
ハナ子をどういう人間だと見るか。
そうじゃないか?

しかしハナ子の暴走は、イケイケどんどんで続いていくのであった・・・。



          「旧正月はハナ子の音頭で乾杯 そのじゅうよん」へ続く。






ハナ子も大好きハーゲンダッツ(西湖新天地の店舗ですな♪)。
日本で出ていた新味は、「バナナキャラメル」と「ブラックセサミ」と「アフォガード」と「ラムレーズン」。
あれ?
ラムレーズンって昔からあるような・・・?








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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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はじめまして (ぷう)
2006-10-11 16:46:22
昨日からダックさんのブログにお邪魔しています。

一気に読んじゃいました。。。

すげーよハナ子。

びっくりだよハナ子。



よかったね~ハナ子国外で。

よかったね~旦那さんはまっとうで(^^;



それにしてもパパはある意味すごい人ですね。

夫婦にしかわからない良さもあるかもと思いますが

ハナ子に良い面があるとは思えない・・・。



ああっ!すいません。他人のおシュートメ様を・・・。



でもね~横に座ってる人の悪口なんて

不通の神経持ってたら言えないよ。

ダックさん当時中国に住んでたんだしさ。

片言でもハナ子とコミニュケーションしてたんだから

100%言葉がわからないなんてありえないじゃないですか。



しかし、確信犯ならなお怖し。

がんばれ!お嫁様!



ダックさんの文章とても読みやすいです。

今後も読ませていただきます!
返信する
変換ミスがぁ~ (ぷう)
2006-10-11 16:48:16
不通→普通

であります。

失礼致しました。
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いらっしゃいませ。 (北京ダック)
2006-10-11 23:28:51
ぷうさん。



応援ありがとうございます~



そうなんですよ、ハナ子に良いところがあるとは到底思えないのです。 少なくとも、配偶者としては。



なぜパパが今の状況に耐え続けているのか、「離婚しない主義」であるにしても謎でしょうがないんです。



ハナ子は、性格捻じ曲がってる上に支離滅裂なので、たぶん、カウンセリングが必要な状態なのではないかと・・・私は思うんですが。



パパは・・・なんでしょう。

パパ個人は、本当に優しくて良い人なんです。 

ハナ子問題だけが謎。



嫁には踏み込めない領域ではありますが、どーしても気になっちゃって・・・



変形したモラルハラスメントなのかなあ、と最近は思っているんですが・・・。





ところで、横に座ってるのに悪口言われた件は、たぶん確信犯ですよね。

私が中国語ぺらぺらだったり、あるいは中国人だったりしてもやられているような気がするんです。

ハナ子なら・・・。
返信する
うひぃ~ (ぷう)
2006-10-12 15:15:56
>ハナ子なら・・・。



・・・コワイッス。

私なら耐えられんよ。大喧嘩しちゃうよ。

耐えたダックさん豪い!豪いッス!

ワタクシがほめてあげるです!(あんまりうれしくない?ごもっとも)



それにしても、いろんなお嫁様方のブログを読ませていただいてますが、

おシュートメ様の行動は万国共通なのでしょうか。

いや、困ったチャンは万国共通!?

返信する
ほめてくれてありがとう♪ (北京ダック)
2006-10-12 16:03:02
でも、耐えたんじゃなくて、大喧嘩は回避したんです。 私の生存本能が、「コイツとまともにやりあったら命にかかわる~」って警告を発したの・・・



代わりに、夫と度重なる、辛い話し合いをしました。

なにしろあんなハナ子でも親は親なので、夫だって感情的になるし、私も「どこまでは許さなきゃいけないのか」よくわからなかったし・・・



幸い(幸いって言うのもアレだけどぉ~)、敵が想像以上にブッ飛んでてくれたので、夫の理解を私のものとすることが出来ました。 



シュウトメの異常行動は「シュートメ学」としてまじめに取り組んだら面白そうです。 夫の手前があって、なかなか本音を言えないトピックだけど、ネット社会ならイケる・・・?
返信する
飛ばしてますねぇー、ハナ子 (yinghua)
2006-10-12 23:29:43
更新のたびに、ホラー映画を見るようにハラハラドキドキです(笑)。

しっかし、なんていうんでしょうか、方法があまりに稚拙。日本の育児サイトとかでもお姑さんやその家族との辛く大変なバトルの相談が山のようにありますが、私自身中国人の旦那及び親戚ができてから思うのは、中国の親戚づきあいって日本のよりやっぱし濃い~ですね。そして濃い分、いったん関係に問題が生じると『おいおい、それはないだろー!?』というレベルにまで発展しやすい。仲が良い場合は面倒見が良いし、本当にありがたいんですがね。

今、こっちのテレビ番組で仲の悪い夫婦とか親子とか親戚とかの揉め事を専門家が間に入って仲直りさせる『超級調解』というのがあって、これがくだらな面白いんですよ。まぁ、揉め事のレベルはさておき、相手を攻撃することのなりふりかまわないこと。みのもんたもビックリですよ(笑)。
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たしかに・・・ (北京ダック)
2006-10-13 05:03:27
うちの場合、パパ側の親族はわりとサッパリ系な人々なんですけど、それでも「ただの親戚」って感じではないですもん。 もうちょっと近い。 実際仲良しなので苦にはなりませんが、もし付き合うのが辛いような生活習慣の人々だったりしたら、泣くしかないです。



超級調解、気になります。

中国人のほうが何でもストレートなのかな~?とも思います。「怒ってるんだ!」「あいつが嫌いだ!」って表現することにためらいが無いひとが多いのかも。



逆から言えば、「日本人は裏表がある」ってことになるんでしょうかね。 「ほんとは嫌いなのに、微笑んでる」みたいな。



パパ側親族は、み~んなハナ子嫌いなのに顔は笑ってるので、それも謎ではあるんですが・・・
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