今年のアカデミー賞で話題になっていたこの作品、オダジョーDVDと一緒に貸してもらいました。"リトル・ミス・サンシャイン"というのは全米美少女コンテストのことです。それに出場するため、主人公のアビゲイル・ブレスリンとその一家がアリゾナからカリフォルニアまでミニバスで貧乏旅行をするというお話。「40歳の童貞男」(10/20)ことスティーブ・カレルが、今回は恋に破れて自殺未遂しちゃったゲイを演じてます。小股でトコトコ走ったりなんかしてちょっとカワイイ。「40歳~」がつまんなかったのは脚本のせいで、この人はなかなか愉快な人のようです。要チェックだワ。それにしてもこの映画、女の子はすっごいカワイイし(ちょっと太めなのがいい感じ)、時々クスッと笑えるし、デコボコ家族のあたたかい、いい映画だとは思うのですが、アカデミー賞を賑わすほどの映画かなぁ…というのが正直なところですね。前評判を聞かずに真っ白な状態で見れば普通に面白かったのに変に期待しちゃったかも。アカデミー賞も良し悪しですな。ところで、この映画には「24」のクロエがちょこっとだけ出てるんですよ~。結構有名になったというのに、ほんっとの脇役で笑っちゃいました。ファンの方はお見逃しなく。
この映画は、80年代に洋楽のミュージックビデオを見ていた全ての人に見ていただきたいです。ジャンルの好き嫌いなんて関係ナシ。開始3分がこの映画最大の見せ場です。情けない男を演じれば世界でも右に出るものがいないと言われるヒュー・グラントが、なんと80年代風ミュージックビデオを熱演!爆笑必至です。ヒュー様(なんだかこう呼びたくなるほど面白かった)が歌って踊ってる間中ずーっと「こんなんやった、こんなんやった!」と叫んじゃいましたよ。あ~面白かった。ストーリーはラブコメの王道で予定調和の連続ですが、ドリュー・バリモアがカワイイし(この人一体いくつまでカワイイんでしょうか。ちょっと怖いです)、ミュージックビデオの面白さを差し引いてもなかなか面白い映画だったと思います。オススメですよ~。
15年間の刑期を終えて出所したリチャード(ジョセフ・ファインズ)の支えは獄中で始まったレオポルド少年との文通だった…てな感じで始まるこの映画、ドラマ「グレイズ・アナトミー」でセクシー・インターンを演じるジャスティン・チェンバースが出てると知って見てみました。主役のジョセフは刑務所帰りなだけに丸坊主なのでなかなか気付かなかったんですが、「恋に落ちたシェイクスピア」の人ですね。びっくり。情熱的な劇作家も寡黙な前科者もこなす実力派。そしてお目当てのジャスティン!なんと役柄はペンキ職人です。鍛えたカラダに真っ白なTシャツが激しく似合ってます。医者じゃなくってもス・テ・キ。そりゃあ人妻だってグラリときちゃいますよ、うんうん。夫の浮気を知って取り乱す奥さんをそっと静めるジャスティン…そしてそのまま…キャーッ!ああ、この映画見てよかった。パンツハンターとしては真っ白なブリーフが垣間見えたのもよかったです。ガテン系はやはりブリーフなんでしょうか。日々勉強。ストーリーもなかなかよかったです。色々書いちゃいましたが真面目な作品ですので悪しからず。そういえば「妹の恋人」や「フライド・グリーン・トマト」のメアリー・スチュアート・マスターソンがえらく老けていて物凄くショックを受けました。かわいくて大好きだったんですが…時が過ぎるのは早いのう。
臆病で内向的な主人公は囁くような声でしか話せないことから母親にLV(リトル・ヴォイス)と呼ばれてバカにされていました。そんなLVの唯一の楽しみは亡き父の残したレコードを聴いてそのマネをすること。そんなLVの歌声に胡散臭い男が目を付け、なんとかデビューさせようともくろむことからLVの運命は意外な方向に進んでしまうのでした…というお話。「ブラス!」の監督なのでそんな感じが好きな人にはオススメです。イギリス映画らしくラストもハリウッド映画とはひと味違います。いい意味で小粒な感じ。でもまあそんなことはわりとどうでもいいんです。ユアン・マクレガーが見たかっただけなので。思ったより出番が少なくて残念でしたが、香港俳優もびっくりの横分けヘアーを披露してくれて楽しかったです。やっぱりカワイイ~。鳩好き(新沼謙治?)の内向的な青年を演じているんですが、物凄く似合ってました。役者だわ~。満足、満足。
ビル・マーレーの哀愁を堪能する映画です。今公開中の「ブロークン・フラワーズ」がよかったという人に薦められて見ました。ビル・マーレーはサントリーのCMの為に来日しているハリウッド俳優という役どころ。言葉の通じない旅先(東京)で自分を見失うビル・マーレーとスカーレット・ヨハンソンが惹かれあい、寄り添うという映画です。いや~その孤独感とか連帯感とか、ビル・マーレーのしょぼくれた感じとか、スカーレット・ヨハンソンのムチムチした感じとかはすごくいいんですが、ソフィア・コッポラ監督の日本に対する敬意は全く感じられなかったですね。サントリーなんてひどい描かれ方です。海外からの旅行者はこういう風に感じるんだと言われればそれまでですが、それがどんなに実際と違うトンチンカンなものでもそこにほんのちょっとでも敬意が感じられればこんなに嫌な気分にはならないはず。この監督は日本の風景は好きでも日本人には優越感を持ってるんじゃないかなぁと思いました。レビューは真っ二つに分かれているようですが、私はダメですね。…でもスカーレット・ヨハンソンはかわいかったです。
まためざましネタですが、昨日新作映画「レジェンド・オブ・ゾロ」の紹介がありました。実はこれ7年前(!)の「マスク・オブ・ゾロ」の続編なんです。前作好きなんですよね~。主人公のアントニオ・バンデラスがラテンの魅力全開で。もう胸毛ボーボーです。そうはいってもやはり7年。今やバンデラスも45歳です。チラリと拝見したお顔にはやはり皺もチラホラ。しかしそれはある意味当たり前です。本当に恐ろしいのはちっとも変わっていないキャサリン・ゼダ=ジョーンズのほうかも…。
ゆっくり「蝋人形の館」を検索してみたら、エリシャが最高☆だったんで絵を描いてみました。だって物凄いナイスバディ!しかもホットパンツ。B級映画確実そうだしかなりエグそうだけど気になるなぁ。それにしてもこういう体型ってまさに「キャッツ・アイ」体型だなぁとしみじみ思いました。…古過ぎてわかりにくいか。今も「エンジェル・ハート」でガバガバ稼ぎまくっている北条司大先生の代表作です。美人三姉妹が悩ましげなレオタードで絵画を盗みまくる漫画なんですが、北条先生の漫画の美女達は日本人には有り得ないほど欧米体型なんですよね~。そういえばその昔、「キャッツ・アイ」にも実写版がありました。泪さんが藤原紀香、瞳が稲森いずみ、愛ちゃんが内田有紀というキャスティングで。…北条先生よく怒らなかったですね。まあ本人達も隠したい過去でしょうが。うぷぷ。
蝋人形の館
蝋人形の館
めざましテレビで新作映画の紹介をしてたんですが、朝からたまげました。「24」のエリシャ・カスバートが主演なんですもん。映画はタイトル通りホラーです。が!共演者があのパリス・ヒルトン!…セレブだけれども映画としちゃあ安っぽいような。キム大丈夫でしょうか。興行成績が楽しみです。