ペコペコ絵日記

なにはともあれ嵐

返本

2007年11月27日 | Weblog
先日、よしながふみの新刊(「きのう何食べた?」)を買って家でビニールカバーを開けたら、なんと不良品でした。本の下の部分がちゃんと切断されていなくて何枚もわっかになったままになっているうえに、そのうちの何枚かは糊までくっついてる始末。なんとかしようとしてもどうしようもありません。買った本屋で交換してもらおうかと思いましたが、買い物の途中でたまたま通りかかった本屋なので、返しに行くには遠すぎます。このぐちゃぐちゃなヤツで我慢するしかないのか…と途方にくれながらページをめくっていると、「落丁本・乱丁本は当社送料負担でお取替えします」という文字が。よーし、試しに送っちゃえ!とクロネコヤマトで送ってしまいました。講談社さん、どうぞよろしくお願いします。というわけで、感想はそのうちに。そういえばその本の帯に「大奥」の3巻が12月20日に発売って書いてありました!そっちも楽しみです。…待てよ、「大奥」は白泉社のはず。他社の出版物の宣伝までしちゃうなんて講談社って太っ腹ですね。ちなみにイラストはソフトバンクCMに出ているスヌーピーです。かわい~。

12/2追記:月曜日に講談社宛に送ったんですが、土曜日に新しいものが返ってきました。手早い対応に、感謝感謝です。

「ねたあとに」長嶋 有

2007年11月24日 | 
今週から朝日新聞の夕刊で長嶋有の連載小説が始まりました。今までどんなに気になる作家が書いていても最後まで読み続けたことがないヘタレな私ですが、今回だけは最後まで読み続ける自信があります。と言っても長嶋有のファンではないのです。それどころか今まで読んだこともありません。私を引き付けてやまないのは挿絵を担当している高野文子なのです。この人の描く絵はシンプルなのに斬新で、ストーリーは奥が深いうえに面白いという最高の漫画家なのです。大大大ファンです。今日で連載4回目ですが、毎回期待にたがわぬ気の抜けた素晴らしい絵にうっとりしています。見逃している方はぜひご覧あれ。ちなみに小説はまだよくわかりません。私、麻雀わからないので。

キリン円熟 CM

2007年11月20日 | テレビ
随分前から放送されているCMで恐縮なんですが、キリンの発泡酒「円熟」です。今日改めてグッときたので描いてみました。発泡酒を飲んだトヨエツが「うまいニャー」とよりにもよって猫語を話します。初めてこれを見た時は「トヨエツこわっ!」と思ったはずなんですが、今日は癒されちゃいました。私のバイオリズム、恐るべし。

「リトル・ミス・サンシャイン」

2007年11月17日 | 映画(ら・わ行)
今年のアカデミー賞で話題になっていたこの作品、オダジョーDVDと一緒に貸してもらいました。"リトル・ミス・サンシャイン"というのは全米美少女コンテストのことです。それに出場するため、主人公のアビゲイル・ブレスリンとその一家がアリゾナからカリフォルニアまでミニバスで貧乏旅行をするというお話。「40歳の童貞男」(10/20)ことスティーブ・カレルが、今回は恋に破れて自殺未遂しちゃったゲイを演じてます。小股でトコトコ走ったりなんかしてちょっとカワイイ。「40歳~」がつまんなかったのは脚本のせいで、この人はなかなか愉快な人のようです。要チェックだワ。それにしてもこの映画、女の子はすっごいカワイイし(ちょっと太めなのがいい感じ)、時々クスッと笑えるし、デコボコ家族のあたたかい、いい映画だとは思うのですが、アカデミー賞を賑わすほどの映画かなぁ…というのが正直なところですね。前評判を聞かずに真っ白な状態で見れば普通に面白かったのに変に期待しちゃったかも。アカデミー賞も良し悪しですな。ところで、この映画には「24」のクロエがちょこっとだけ出てるんですよ~。結構有名になったというのに、ほんっとの脇役で笑っちゃいました。ファンの方はお見逃しなく。

「ゆれる」オダギリジョー

2007年11月13日 | 映画(ま・や行)
香川照之の鬼気迫る演技が絶賛された「ゆれる」を見ました。田舎で家業を継いだ真面目で女にモテない兄(香川照之)と東京でカメラマンになったフェロモン垂れ流しの弟(オダジョー)との一人の女性を巡る心理サスペンスです。香川照之の気持ち悪いぐらいのモテない男っぷりも、オダジョーの悩殺色気ムンムンっぷりも鬼気迫るものがありました。ストーリーの素晴らしさについては色々なところで語られているのでいいとして、特筆すべきはやはりオダジョーです。鼻血ブーです。今までに何回もオダジョーに悩殺されてきた私ですが、腰が抜けそうになったのは今回が初めてです。オダジョー最高です。エロいです。このDVDは会社の人に借りたんですが、WOWOWで放送されたらすぐにDVDにおとして永久保存版にしなくては!と心に誓いました。超オススメです。

「グレムリン」

2007年11月10日 | 映画(あ・か行)
この前Francfrancの店内をブラブラしていたら、ギズモ(グレムリンになる前のカワイイやつ)のぬいぐるみが山積みされていました。しかもピンク。ギズモは好きだけど、ピンクってどうよ…と素通りしたんですが、さっきネットでHPを覘いたら完売してました。いやーん、私ってば世間の流れに乗れてないワ!…それはともかく、ぬいぐるみを見てたらなんだか映画を見たくなってきました。でもレンタルするのもなぁ…と貧乏臭い私。そしたらなんと夜中にテレビで放送してくれました。やったー。古い映画なのでギズモはFrancfrancで見たぬいぐるみとあまり変わらない出来栄えです。でも今見てもカワイイ~。「マブシイ…」とか「コワイ…」とかカタコトっぽい日本語を話してるのも(2ヶ国語だったので)プリチーです。CG慣れした私の目にはギズモやグレムリンのぎこちない動きが新鮮でかなり笑えました。いやあ、満足満足。

「ブルース・オールマイティー」

2007年11月06日 | 映画(な・は行)
ニュース番組のレポーターとして働くジム・キャリーはニュースの花形・キャスターの座につきたくて仕方ありません。しかし、ライバルの「40歳の童貞男」(10/20)ことスティーブ・カレルに先手を取られ、その座を奪われてしまいます。あまりの悔しさに自分の人生を神に呪うジム。すると神様が目の前に現れ、しばらくその力を自由に使わせてくれると言うのです。やったーっ!!(byヒロ・ナカムラ)…というお話。深刻なストーリー展開を織り交ぜることだってできそうなものなのに、あえてバカな展開一本槍。さすがジム・キャリーです。セクシーなラテン系美女のスカートをめくったり、渋滞の車を脇によけたり、彼女(ジェニファー・アニストン)とのムーディーな一夜を演出したりと隅から隅までザ・小市民。ジム・キャリーの笑いがちょっと苦手な私にはちびーっと辛かったですね。…じゃあ見るなって話ですが。ま、ジェニファーがかわいかったし、スティーブ・カレルが「40歳~」よりもはじけた演技で笑わせてくれたし、何よりもワンコちゃんがめちゃめちゃかわいかったのでよしとしましょう。

「幸せのポートレート」サラ・ジェシカ・パーカー

2007年11月03日 | 映画(さ・た行)
ドラマ「Sex and the City」の映画化を記念して(ドラマ見てないんですが…)、サラ・ジェシカ・パーカー主演の映画を見てみました。デキるキャリアウーマンのサラがクリスマス休暇に彼氏の実家にお邪魔してすったもんだを繰り広げるというお話。仕事は一流なうえに、スタイルもセンスも抜群なサラ。普通に考えれば世界中の女達が彼女の前にひれ伏すというのに(それは大袈裟か)、平々凡々な彼氏の家族に溶け込むという「簡単なこと」ができないのです。彼女の努力は全て空回りし、イライラを募らせる家族達からはイジメのような仕打ちを受けます。孤軍奮闘する彼女の姿は、姑&未来の姑とすったもんだしている世界中の女達の胸を熱くする事でしょう(これまた大袈裟か)。ほんと、人間関係ってやつは厄介ですよね。だからたまには映画でも見てハッピーエンドに癒されましょう。…あっ!!ネタバレしちゃった!!