ペコペコ絵日記

なにはともあれ嵐

「ザ・シューター」マーク・ウォールバーグ

2007年06月30日 | 映画(さ・た行)
映画「ザ・シューター」(原作は「極大射程」6/19)を見てきました!原作が超分厚い上下巻なので、原作よりストーリーを面白くするのは絶対無理だろうな~と思っていたんですが、ズバリ的中しました。話を2時間にまとめるためにストーリーを端折るわ端折るわ…説明不足の山が出来てました。いや~ハリウッドってカ・ン・ジ。でもそんなもろもろを補って余りあるほどの筋肉!…じゃなくてアクション!大迫力でした~。満足満足。主人公がモンスター並に凄い狙撃者だということがイマイチ表現しきれていませんでしたが、バン!バン!バン!ドッカーーン!の連続で、ほんと楽しかったです。マークの筋肉祭りごっつぁんです。ところでマークの尋常じゃないムキムキ筋肉はブートキャンプで鍛えたんだそうです。と言ってもビリーさんのじゃないですよ~。ちゃーんと本物の米軍のブートキャンプで特訓したそうです。そりゃそうですよね。ゴリラ顔とはいえ、れっきとしたハリウッド☆スターですもの。

「デイジー」チョン・ジヒョン

2007年06月26日 | 中国・韓国映画
7月7日公開予定の「傷だらけの男たち」にちなんで、アンドリュー・ラウ監督の前作「デイジー」を見ました。「インファナル・アフェア」を撮った監督が、韓国が誇る超清純派チョン・ジヒョンちゃんと組んだこの作品、なぜか舞台はオランダ。「なぜに?」と思ってしまうと続きが見られないので「ま、いっか」で乗り切ります。しかしその後も「なぜに?」は続出。細かいことを考えるとこの映画は見ちゃおれんな…というのが一番の感想です。中途半端に甘ったるいし。この監督も「僕の彼女を紹介します」の監督と同じ状態に陥ったんじゃないでしょうか。ジヒョンちゃんがかわい過ぎて、それにのめり込むあまり映画が彼女のプロモーションビデオと化すのです。ジヒョンちゃん恐るべし。はっ!そういえばこの映画の脚本は「僕の~」の監督(クァク・ジェヨン)じゃあないですか。二人してメロメロかよ!というわけで、せっかくの合作なのに香港と韓国のいいところがぜーんぜん出ていません。私のように「インファ~」ぽいのを期待して見るとダメですね。でも胸が痛くなるようなラブストーリーが好きな人にはオススメかもしれません。ちょっとした銃撃戦がスパイスになりますよ。あと、ジヒョンちゃんファンは必見です。

「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」ジョニー・デップ

2007年06月23日 | 映画(な・は行)
やっと見てきました~。「デッドマンズ・チェスト」を見た時に復習の必要性をヒシヒシと感じたうえに、ネットのレビューで「話がややこしくてつまんない」と書いている人が多かったので、今回は復習もバッチリ・気合十分で臨みました。学校の試験並みの緊張感です。たかが映画鑑賞、されど映画鑑賞。おかげさまでわけわかんなくなることもなく、「デッド~」よりも面白い2時間50分でした。しかしチョウ・ユンファの扱いは酷かった。ただの勘違いエロオヤジ。せっかくの刺青入りセクシーハゲだったのに残念です。影帝ともあろうお方がどうして引き受けたんでしょうねぇ。まあ、この映画は「祭り」ですからね。うじゃうじゃと色んな人が出て、ドーンとアクションがあって、ジョニーがボケて、バンザーイ!です。ほんっとジョニーは何人いてもどんなサイズでもカワエエわぁ…うっとり。そんなジョニーの次にかわいかったのが、おサルのジャック。かなり笑わせてもらいました。助演男優賞はキミだ!…そういえば今回は場内大爆笑ってことがなかったですね。ややこしいうえに長くてみんな疲れていたからでしょうか。「エンドロールが終わっても帰るな!」ってじゃんじゃん告知しているにもかかわらず帰った人もたくさんいましたしね。これから見に行く人は体調万全&復習バッチリが必須ですぞ。

「極大射程」スティーヴン・ハンター

2007年06月19日 | 
何を読んだらいいかよくわかんなくなった時はとりあえず映画原作です。今回は映画「ザ・シューター」の原作「極大射程」を読みました。ベトナムで名をあげた伝説のスナイパーが、とんでもなくスケールの大きい陰謀に巻き込まれる話です。国家規模の陰謀って大好きなんで自然と鼻息の荒くなる私。しかも銃撃戦が大迫力!「スナイパー」と聞いても「遠くから撃つのがうまい人」ぐらいしか思っていなかったんですが、実際は(いや、小説だけど)気の遠くなるような緻密な準備が必要でびっくり。プロだわ…。作者がガンマニアなのか、やたらと銃の説明が多くてげんなりしますが、そこをサラリと流してしまえば、壮大なサスペンスと過激なアクションが合わさった痛快娯楽作がアナタを待っています。ちなみに女性キャラクターにはちっとも面白味がありませんのであしからず。この本は隅から隅まで「ザ・男の世界」なのです。超オススメ。映画も見なくっちゃ。主人公のゴリことマーク・ウォールバーグのマッチョスナイパー姿は必見ですものね。

「天空の城ラピュタ」その2

2007年06月16日 | コミック・アニメ・キャラクター
昨日の朝は疲れました。その夜放送される「天空の城ラピュタ」の素晴らしさをオタク度ゼロの同僚に説明するのに悪戦苦闘したもんで。んもう、どうしてあんな名作を見てないうえにこれだけ説明しても見てくれないのかしら。ぷんぷん。(by珠緒)この映画はもうぞっこんメロメロに大好きで、私が生涯で観た映画の中でベスト10に入ることが既に決定しています。ほんと何回見ても感動しちゃうわぁ。そしてイラストはいつもムスカ。ファンが愛して止まない名シーン、「目が~目が~」です。みなさん、目が痛い時はちゃんと真似してくださいね。ちなみに頭痛にも応用可です。そして一緒に名曲「君をのせて」を歌いましょう!「あのち~へい~せ~ん~か~が~やく~の~は~♪」

「帰ってきた時効警察」その3

2007年06月12日 | ドラマ(国内)
「十文字はジュマンジに似ている…」
面白かったりそうでもなかったりと色んな回がありましたが、最後は文句ナシに面白かったですね。みんながなんとなく親戚一同な感じが最高によかったです。私も交じりたい!そしてなんだかいい感じの二人。「僕と三日月くんが夫婦でさ」ですって!!きゃーっ!羨ましいーっ!あと、十文字ファンの私にとって見所がいっぱいなのもうれしかったです。電車に乗り遅れたり、蚊取り線香かじってお腹こわしたりと残念っぷり満載。ほんとカッコイイのに残念な感じがたまりません。ああ~これで時効警察ともお別れかと思うと寂しいです。…なんて言いつつも自前DVD-BOX作成済みなんですけどね。うっしっし。

「フラワー・オブ・ライフ」全4巻 よしながふみ

2007年06月09日 | コミック・アニメ・キャラクター
2003年から連載が始まったこの作品が、この度完結しました。3巻までは、色々奇抜な設定はあるものの割と淡々とした学園モノでした。ところが!最終巻は予想外に怒涛の展開で、涙なくしては読めないシーンも。よしながさんってどうしてこんなに面白いうえにグッとくる漫画を次々と描けるんでしょう。「大奥」だけでも凄過ぎるのに並行してこんな学園モノまで描けるなんて。同じ時代を生きていて本当によかった…。オタクネタが多いこともあって、一般の人にはなかなか薦めにくいなぁと思っていたんですが、それではダメだ!と今、強い使命感に燃えています。まだ読んでいないアナタ!これを機に読むしかありませんよ!!普通の高校生の普通の高校生活がこんなにも面白くって輝いていて胸が痛くなるなんて…よしながさん、最高です。

「ブロークン・フラワーズ」ビル・マーレイ

2007年06月05日 | 映画(な・は行)
若い頃はモテモテだったけれども気が付けば一人で老人になっていた…という主人公のビル・マーレイの元に差出人不明の手紙が届きます。「アナタと別れた後に妊娠に気付いて、一人で息子を育てました。もう19歳よ。アナタを探しに旅に出たわ」という衝撃の内容に腰を抜かすビル・マーレイ(注:あくまで推測。無表情なので)。といってもどうすることも出来ずにぼんやりしていましたが、陽気でおせっかいな隣人に乗せられて、思い当たる元カノを順番にあたっていくことに…というこの映画。なんの盛り上がりもありません。盛り上げてもいいんじゃないの?というシーンでも盛り上がりません。だってビル・マーレイなんですもの。終始ぼんやり。ほんとにいい味出してます。癒し光線が凄過ぎて気を抜くと寝ちゃいます。どこが面白かったかと言われると困るけどなんとなく好きな映画です。それにしてもビル・マーレイのジャージ姿はほんとにしょぼいです。「フェイク」のアル・パチーノよりしょぼいジャージスト(?)を初めて見ました。でもよく見たら胸に葉っぱのマークが。それって霧山君も愛用しているフレッドペリーなのでは。意外な共通点ににんまりしてしまいました。