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失明しなかった自分の運命に感謝。

2012-02-28 00:21:45 | 日記
日曜日の目の傷は血の塊が取れると小さかった。

いまだにぞっとするけれど、
8mm径の先が折れた、鋭い枝は
垂直に目に向かっていたために、
逆に目に入らなかったのかもしれない。

枝があるとは思わず、
かなりの勢いでぶちあたった。
ちょうど目の周りの皮の薄い骨にあたった枝は
その時は激痛が走ったが、
思ったよりは深く入らなかった。
あと5mm目の内側だったらどうなっただろう。



ほんとに年を取ると
注意力の散漫と見落としが増える。

ただただ、運命の神様に感謝する。

この後、六甲の人通りの少ない道をひとり歩きながら、
朝の人身事故でさえ
僕が山のことを考えながら向かっている時に
一人の人が、おそらく何度も悩み
自分の運命に区切りをつける決心をしたのだろう。
ある人は100万円のワインを飲むとはしゃいでいる馬鹿な社会で
わずかなお金にも失意と絶望で命を絶つのだと思うと
やりきれない思いを感じながら、
そのあとの山道を歩いた。

それがどうしてその日のその時間だったのか
そして、その決断を下した時はどんな思いだったのだろう。
そして、おそらく最後に見た電車の車体は
思わず後悔をするほど恐ろしい姿だったのか。
苦しみから解放される運命の姿だったのか。

今の社会を映し出しているのが
十三や夙川の駅で乗客のほとんどが人身事故と知って
押し黙った様子だったことだ。
何か、立場が変わればわが身という思いが
静かな混乱の中に感じられた。

登山友達の中に、アイスクライミングの最中
落下してきた氷の塊に目をやられ、
失明は免れたものの、視力の極度の低下と
現在も失明の危険にさらされている人がいる。
そんなことを思うと
今日1日、自分の運命にただただ感謝をしていた。

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