久し振りの映画の書き込みです。
そして、5月のテルマエ・ロマエに続く日本映画。
のぼうの城。
出演は主役の野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、市村正親、佐藤浩市など。
舞台は湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。
豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城させんとしていた。
北条方支城の一つ忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、
裏で豊臣側への降伏を内通していた。
しかし軍使長束正家の傲慢な振る舞いに怒った総大将・成田長親は「戦」を選択した。
長親は、武道は滅法苦手で、馬にさえ乗れない。愚鈍な人物と思われ、
領民からは「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれている。
しかし長親は非常に誇り高く、民百姓とも分け隔てなく接することのできる
度量の広い人物、そのため百姓・足軽等、身分の低い者たちからは非常に慕われ、
百姓達も長親のためならば命を賭けることさえ厭わない。
攻める石田三成率いる軍勢は2万。農民らを含めても2千強の成田勢。
総大将たる長親は、将に求められる武勇も智謀も持たないでくのぼう。
だがこの男にはただ一つ、他人に好かれる才能、
特に異常なほどの民からの「人気」があった。
地の利と士気の高さから、緒戦は忍城側の圧勝であった。
三成は、近くを流れる利根川を利用した水攻めを行う。
忍城は本丸を除いては城下を含めて水に沈む。
この水攻めに対する長親の策は、城を囲む湖に船を出して、
敵兵の前で田楽踊りを披露することであった。
三成は田楽踊りを踊る長親を狙撃するが一命を取り留める。
長親が撃たれた怒りから石田堤を壊す百姓が現れ、水攻めは失敗する。
三成軍が総攻撃を行おうとする矢先、小田原城が落城。
小田原城落城時までもちこたえた支城は忍城だけだった。
この話は実話で、和田竜の小説を原作に作られている。
こんな話が実話と言うことが驚きであり、
また、映画は面白い内容でもあり、実に楽しめる。
狂言方和泉流の能楽師、野村萬斎が主役と言うこともあり、
彼の味がのぼう様に、はまり役で久し振りに楽しい映画が見れた。
日本映画を見ない、ほめない私が
テルマエ・ロマエにつづいて、お薦めの映画。
そして、5月のテルマエ・ロマエに続く日本映画。
のぼうの城。
出演は主役の野村萬斎、榮倉奈々、成宮寛貴、市村正親、佐藤浩市など。
舞台は湖に囲まれ、浮城とも呼ばれる忍城(おしじょう)。
豊臣秀吉は、関東最大の勢力北条氏の小田原城を落城させんとしていた。
北条方支城の一つ忍城主の氏長は、北条氏に従うように見せかけ、
裏で豊臣側への降伏を内通していた。
しかし軍使長束正家の傲慢な振る舞いに怒った総大将・成田長親は「戦」を選択した。
長親は、武道は滅法苦手で、馬にさえ乗れない。愚鈍な人物と思われ、
領民からは「でくのぼう」を略して「のぼう様」と呼ばれている。
しかし長親は非常に誇り高く、民百姓とも分け隔てなく接することのできる
度量の広い人物、そのため百姓・足軽等、身分の低い者たちからは非常に慕われ、
百姓達も長親のためならば命を賭けることさえ厭わない。
攻める石田三成率いる軍勢は2万。農民らを含めても2千強の成田勢。
総大将たる長親は、将に求められる武勇も智謀も持たないでくのぼう。
だがこの男にはただ一つ、他人に好かれる才能、
特に異常なほどの民からの「人気」があった。
地の利と士気の高さから、緒戦は忍城側の圧勝であった。
三成は、近くを流れる利根川を利用した水攻めを行う。
忍城は本丸を除いては城下を含めて水に沈む。
この水攻めに対する長親の策は、城を囲む湖に船を出して、
敵兵の前で田楽踊りを披露することであった。
三成は田楽踊りを踊る長親を狙撃するが一命を取り留める。
長親が撃たれた怒りから石田堤を壊す百姓が現れ、水攻めは失敗する。
三成軍が総攻撃を行おうとする矢先、小田原城が落城。
小田原城落城時までもちこたえた支城は忍城だけだった。
この話は実話で、和田竜の小説を原作に作られている。
こんな話が実話と言うことが驚きであり、
また、映画は面白い内容でもあり、実に楽しめる。
狂言方和泉流の能楽師、野村萬斎が主役と言うこともあり、
彼の味がのぼう様に、はまり役で久し振りに楽しい映画が見れた。
日本映画を見ない、ほめない私が
テルマエ・ロマエにつづいて、お薦めの映画。