臨床心理士の第一歩

2015年に臨床心理士(CP)試験に,2018年に公認心理師試験に合格しました。もうすぐ68歳。CP5年目の更新年です。

口頭試問終了

2015-02-12 18:21:53 | 大学院修士2年
口頭試問が終わって1週間が経つ

おほめの言葉をいただいたり,こうしたらよかったという指摘もあったり,
まあまあの出来だったかなー
研究自体を反省しだすときりがないので,
ま,いいか
ということにしよ

若干の修正をして,製本される

質的研究の独自のやり方は,ほぼよかったみたい
回りくどい部分もあったようだが,
自分の思考の流れの限界だなー


就活開始

2015-02-01 19:44:50 | 大学院修士2年
修論を提出したその日のうちに,
ずっと行ってなかった美容院に行き,
証明写真を取った。

いくつか気になる募集先があったので,精査して,Ⅰ個,受けることにした。
すぐに面接になったが,仕事が非常にハードそう
秋の臨床心理士試験までは,あまりハードな仕事をしていたら勉強できないし,
もし,一次試験が通っても,そこは遠慮しようと思う。

もう一箇所,夜中までかかって応募書類を書き,送った。
そこは内容は良さそうだけど,みんながそう思うだろうからなあ

収入がなかったこの2年間だったが,今までずっと仕事をしていたので,
自分の収入のないのはとても不安。
早く仕事が決まるといい。
けど,
年齢的にも難しいだろうなあー

★修論提出終了★

2015-02-01 19:24:35 | 大学院修士2年
修論が終わったーー

約6万字,P120,ほんとにギリギリまで修正しながら書いていた。

提出は,修論本文,概要書,附表
やっぱり,修論ってほんとに大変

今週は口頭試問があるので,今はその準備として,
Keynoteのプレゼン資料と,その原稿を作成している。

私は,量的研究と,質的研究の両方やっているので,
提出後も一昨日まで,統計ソフトのSPSSで,統計内容をいろいろ触っていた。
明日もまだちょっと見たいものがあるなあ。
SPSSでの分析がかなり面白くなってきた。

質的の方は,専門の先生に教えていただきながらやったが,
最終的なところで,どうしてもその方法ではやれず,
自分なりの方法を編み出した!!
そう,既存のものを援用しながら編み出したと言ってよいと思う。

数日唸って何とか方向性を見出し,数十人の方々のインタビューをまとめたが,
やはり分析対象は絞られるため,多くのデータは分析しきれていない。
修論の限界だろうなあと思う。

今度の口頭試問で,“編み出した方法”をなんと言われるか??
量的分析結果をなんと言われるか??
怖いような楽しみなような。

プレゼン自体は嫌いではない。
時間通りに終わる完璧な原稿を用意すれば,あとはいかに滑らかに言えるか
練習しなくっちゃ


心理検査・BaumTest

2014-10-26 18:56:48 | 大学院修士2年
実習先で時々心理テストを取らせていただく。
所見を書くにあたって,
またフィードバックするにあたって指導を受けるが,
その元となる所見を書くためには,やはり本が欠かせない。

カール・コッホの本は
『バウムテスト[第3版]ー心理的見立ての補助手段としてのバウム画研究 』
もちろんなんだけれど,

カレン・ボーランダーの本はほんとうに役立つ!!
『樹木画によるパーソナリティの理解』


それから高橋雅春,高橋依子先生の
『樹木画テスト』

なんだかんだとだいたい6,7冊読んで,1週間以内に書くことになる。
時間がたりなーーい




心理相談

2014-10-19 16:23:33 | 大学院修士2年
臨床心理の大学院では,院生の研修・実習の一環として,
スーパーヴィジョン(SV)を受け,
大学院でのカンファレンスで意見をもらいながら,
心理相談室において,
クライエントさんのカウンセリングをすることになっている。
言語面接だったり,プレイセラピーだったり,
心理検査をとったりする。
子どもの場合は,だいたい親子並行面接がされる。
その仕組や運営方法や内容や値段は大学院によって様々みたい。

私は言語面接を2件持っているが,
実際にクライエントさんに向き合うのは
いつもいつも難しいと痛感する。

SVやカンファレンスの意見はもちろんだが,
やはり本を読む。
最近読んでよかったなあと思うのは,
(多くの院生が既に読んでいらっしゃるだろうが)
馬場禮子先生の


とても読みやすく,ホントウにありがたい本!!
転移,抵抗,介入と解釈など,実感としてなかなか理解し難いが,
それもわかりやすい。

成田善弘先生の本も好きだなあ
今読んでるのは,
『精神療法の深さ』


修士論文に役立つ本

2014-09-09 00:19:28 | 大学院修士2年
私の修論は,量的研究と質的研究の両方を組み合わせたものなので,
両方をうまく融合させないと,バラバラになってしまいかねない。
ということもあったり,
当分,論文の分析,執筆に頭を痛めそう。

読んでいてホッとさせられるようでもあり,
しっかりしなくちゃという気にもさせられる,
とても良い本が,以下。
読みやすくて的確,指導教官に励まされているよう。



『質的研究のピットフォール: 陥らないために/抜け出るために 』萱間真美著,医学書院発行,2160円


こちらはまだ読んでいないけれど,同じ先生の本。どうしても読まなくっちゃ。
少し読んだところでは,たくさんの具体例と分析手順が書かれていて
ありがたい!!

『質的研究実践ノート―研究プロセスを進めるclueとポイント 』萱間真美著,医学書院発行,2376円

混合研究のために,以下も良いかも

『人間科学のための混合研究法―質的・量的アプローチをつなぐ研究デザイン』 J.W. クレスウェル (著), V.L.プラノ クラーク (著),北大路書房発行,3564円



夏休みとはいえ

2014-08-19 18:04:10 | 大学院修士2年
自然災害も,戦争も,各地,各国であり,
平和はおびやかされ,
福島復興は進まず,
辺野古はどんどん進み,
明るい話がないなあ

大学は夏休み
と言えど,実習は忙しく,心理アセスメントに追われ,
修論にもさらにさらに追われている。
第2研究の質的研究のインタビューが多いので,
テープ起こしが,すごく困難

ため息つきつつ,
せっせとパソコンと本に向かい,
スイカ食べたり,しろくまアイス食べて,
乗り切らなくちゃねー
🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨🍉🍨

修論中間発表会

2014-07-26 12:28:32 | 大学院修士2年
修論中間発表会が来週に迫り,
このところ,睡眠不足が続いてるー
ゼミの先生と結構いい話し合いができたから,よかったな
副査の先生からもいいアドバイスが頂けたし,
あとは自分がどうまとめられるか・・・

第二研究の面接調査はまだまだ先が長い闘いなので,
とりあえず今回は紹介だけにとどめよう。

私はMacなので,スライドはKeynoteを使って作っている。
こういう作業は好きだから,つい手が込んだものにしようと思ったりして,
色を使い過ぎと言われたり
本筋を大事にしよう

発表15分,質疑15分かあ
質疑が長い!!
前回の1年時には,発表10分,早口でギリギリだったから,
今度は少しゆとりを持たせたい

2年の修論中間発表まじか!!!

2014-07-06 16:13:45 | 大学院修士2年
もうすぐ,修論の中間発表だ!
1年の時は発表10分,質疑10分だったが,
今度は,発表20分,質疑は何分だったかなー

去年の2年生の時は,みなさん相当厳しい指摘をされていたなあ

早く準備にはいらないと大変だーー

今回は,第1研究の質問紙に関する内容を入れ,
第2研究の目的と内容を入れ,
資料もふえる。
準備万端ならまあなんとかなるから,とにかくどんどん進めよう

少年法「改正」

2014-04-27 11:12:00 | 大学院修士2年
少年法「改正」法案は,4月1日に衆議院,
4月11日に参議院で賛成多数で可決されました。

与党が大半なのだから,十分な議論がされたかされないかではなく,
それは,賛成多数になるんでしょうね。



少年法に関して,以下のサイトは中学生向けに書かれていて,
わかりやすいです。

http://www.kodomonoshiten.net/kaiseiQ&A.htm

上記サイトによると,

“子どもの犯罪は成長の過程での(広い意味での)マイナスの影響による場合が多いので、苦痛を与えて懲らしめるよりも、犯罪に至ったプロセスを理解し、これらの影響を取り除き、自分のやったことの意味をじっくり考えたり自分に自信を持てるようにサポートし、暴力によらずに自分の考えを表現できたり他人ときちんと人間関係が持てるようにすることが、社会に戻って再び犯罪をおこさないようにするためにも、その子がよりよい人生を歩んでゆくためにも大切です。”

そのために,

“刑務所とは違う扱いをするところとして少年院を作り、ひとりひとりの問題に応じた教育をするようになりました。裁判所も大人の裁判所とは別のもの(家庭裁判所)を用意し、子どもがこれまで育った環境などを調査できるようにしました。こうした考えから、子どもの場合は一見軽い事件で大人なら起訴されないような事件でも少年院に送られる場合もありますし、また、実際に犯罪をおこさなくても、おこすおそれのある場合には審判に付され、少年院に送られることもあります。その意味では大人より「重い」といえますが、少年法は大人の犯罪に対するのとはまったく違った考え方で作られているのです。”

そして

“第2次世界大戦のあと1948年に新しく少年法と家庭裁判所、少年院が作られて本格的に保護主義が実行されるようになったのです。”

そのはずなのに,少年法は「改正」のたびに,次第に厳罰化されています。


被害者支援は当然されるべきであって,それが今までなさすぎたというのは,
法律の作り方のよくなさだと思います。
被害者支援で取り組むことは,もっともっとたくさんあるのではないでしょうか。
厳罰化することが,そのまま被害者の方や被害者の家族の方が
救われることに結びつくわけではないように思うんです。
マスコミ報道や政治家の言動は,
被害者やその家族の方の悲しみを全面に出すことで,
我々の感情のみに訴え,
少年法「改正」を正当化しているようにさえ思えますが,
少年法の理念と,被害者のためにほんとうに求められていることに関して,
もっと別の観点から論じられることが必要ではないかなーと感じます。


加害者が心から罪を悔い,謝罪をし,
被害者の方の被害が無駄にならないよう,
社会のために貢献できるような更正がなされることが,
求められているのではないか。
そのためには,単に厳罰ではなく,
上記にも書かれているように,犯罪に至った経緯をよく解きほぐし,
彼らの生育をサポートしていく,
遠回りのようだけれど,必要なことだなあ,
そんなことを考えます。

そして,臨床心理士も,
更正の分野に関わりサポートする役割を担うのだと思います。

以下の意見,記事も考える参考になります。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/02/juvenile-crime_n_4883656.html
http://mainichi.jp/opinion/news/20140418k0000m070124000c.html

臨床心理の世界の方々は,どのように考えていらっしゃるのかなと思います。
自分自身もどう捉えるか,考えていきたいと思います。

大人としての責任は,
子どもたちがより良い人生を歩んでいけるような社会にすることだと思います。
生きてて良かったなあと思えるような,
若年者の死亡の第1位が自殺ではないような(今はそうです),
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2013/html/gaiyou/chapter1-03.html
未来に希望のある社会です。


2年が始まった

2014-04-04 09:11:59 | 大学院修士2年
昨日は,健康診断,
1年生との顔合わせ,ガイダンス等々,
授業は来週からだが,
諸々スタートした。
手続き関連もいろんなことがあるから,
忘れないうちにやらないと・・

またまた忙しくなりそうーー
主な授業はケースカンファレンス,実習報告,
ゼミ,あと自主的勉強会。

1年生が入ってきて,
仕事を引き継ぎ,
ちょっとほっとした。

心理検査をちゃんと取れるように
本気で練習しなくっちゃ



実習が始まった。

2014-04-01 10:40:44 | 大学院修士2年
修士2年の主たる勉強は,
病院等々の実習とそのレポート,
相談センターのケースの担当とそのケースカンファレンス&スーパーヴィジョン,
修論となる。
だから,大学院に行く日が少なくなるかわりに,
外部に出る日が多くなるし,
直に病気の方々に接する機会が増える。

怖いような楽しみなような。
臨床心理士になるためにはぜひとも通らなくちゃいけない道。

早いところは1年の段階から実習に出ている大学院もある。
大学院から実習先の紹介はなく,
先輩から引き継ぎを受けたり,
自分で探さなければいけない大学院もあるようだ。
自分で探すって,就活のようで,大変そうー

私は2カ所実習に行く。
一箇所のクリニックはすでに始まっており,
インテークの陪席をしたり,ケースカンファに出席したり,
先輩の仕事ぶりを見習いつつ動いたり,
カルテを読ませていただいたり・・・

もう一箇所は精神疾患の方の地域支援施設。
こちらは4月からで,3月中に先輩と訪問,体験した。

全く違う施設なので,さまざまな勉強をさせて頂ける!!

そして,1対1の面接もいよいよ今週末には始まる。
過去の相談記録を読み,
疾患や薬の勉強をし,スーパーヴィジョンを受け,
準備を整えつつあるが,緊張するなあ






相談センターのケース引き継ぎ

2014-03-02 00:11:08 | 大学院修士2年
臨床心理学がある大学院には,
心理相談センターが併設されているのが一般的だと思う。
院生の勉強のためでもあるので,
一般より相談料が安く設定されているからか,
結構な人数の相談者がいらっしゃる。
だから,院生は数ケースを担当することになる。

そろそろケースが始まっていて,
私も引き継ぎを受けた。

ケースを持つと,
スーパーヴァイザー(SV)の指導を受けることが義務付けられている。
大学院内の先生がSVをつとめられる大学院もあれば,
院外に求めなくちゃいけない大学院もある。
院外の場合,お金がかかるのが,とてもTotemoとても痛い!!!
院内は恵まれてるなー。

だいたい50分で8000円から10000円ぐらいだろうか。
年間10万円はかかってしまうー
つらいなー

で,実際どのくらい的確なのだろう
とも思ってしまうし,
慎重に選びたい

春休みは名ばかり

2014-02-25 00:40:21 | 大学院修士2年
先週1カ所,今日,1カ所実習に行き,
明後日から,1年間の実習先の実習がスタートする。
楽しみなような,怖いような。。

修論の質問紙調査もそろそろスタートした。
返信用封筒を用意したり,
郵便局の料金後納受取人払いの手続きをしたり,
印刷したり,
急いでしとかないとなあー

また図書館から本を数十冊借りてしまったが,
どれほど読めるかな??

まずは今日の実習報告書を書いてしまおう

そろそろ実習始まる

2014-02-16 00:03:55 | 大学院修士2年
またまた,大雪でしたね!

今回は先週よりももっと積もっていて,
ザック,ズブズブと足が埋まりながら,
延々と遅れている電車に辛抱強く乗り,
3日目の集中講義に出かけた。

春休みなんて幻想に過ぎなくて,
講義のレポートが終われば,すぐ実習や,ケースの引き継ぎと続く。

モーレツ眠たい!!

修論の調査票も早く最終版を完成させないと,
後が大変なことになっちゃう