病気から回復しつつあり、社会復帰を兼ねてなるべく外出するようになった。無理はいけない
のだが、この1年半のほとんどを自宅で過ごしていたのだからリハビリせねばならない。
以前のpcfxの旅行といえば、事前に事細かく旅行先を調べたり旅程や交通を念入りに計画していた
ものだったが、そのような細かい事を気にしすぎる性格が病気の原因だったので、もうこれからは
「テキトー」に旅行する事にした。また人生も「テキトー」にするつもりだ。もう深く考えたり
思い悩んだりするのもヤメだ。これまでにやってきた信念のようなものを切り捨て、気負いも
捨てて楽な方に流れるように緩やかにテキトーに生きていくことに決めた。
とはいえ、生まれ持った性格はそうそう変わらないものだから、努めてテキトーにしていく程度
になると思われる。
で、旅行と言えば鉄道だ。pcfxはこれまで、世間一般の人が持つ鉄道への関心以上の物を持って
いなかったが、最近割と鉄道が好きになりつつあるようだ。これにはいくつか原因が考えられるが、
まず第一にpcfxが好きなマンガ家の「kashmir」が鉄道マニアで、作品に脈絡もなく鉄道ネタが
登場する事が挙げられる。そのネタの意味はよくわからないのだが、なにやら鉄道は面白いもの
らしいという雰囲気は伝わってくる。第二の原因として、pcfx自身の旅行好きに鉄道が切り離せない
事がある。あまり自分では意識してなかったが、海外での交通にわりと鉄道をよく利用していたし、
新幹線で都市間移動をするのも好きな時間だった。第三に、やはりこのところの飯田線体験が大きい
と思われる。
無論、ニワカで電車の形式すらよく知らないpcfxではあるが、目的地に行くための単なる移動手段
という段階から、「変わった電車に乗りたい」「鉄道をもっと知りたい」という段階に移行しつつ
ある。そんなわけで、最近できたばかりの、JR東海「リニア・鉄道館」に行って来た。
この施設は名古屋市の港、金城ふ頭にある。ここへ行く交通機関として数年前に開業した鉄道、
「あおなみ線」に乗っていく。実は今回は「あおなみ線ってそういえば乗ったことなかったな」と
いう程度でフラっと遅い時間に家を出たので、施設はついでの様子見くらいのつもりだった。
閉館1時間前に到着し、足早に全体を見て回った。
この施設をおおまかに説明すると、高速鉄道に的を絞って、往年から近未来までの特急・急行車両
を展示している博物館だ。展示物はさほど多くなく、博物館というには大雑把だが、ここに来て
いた、おそらく「鉄」と思われる人々や家族連れは大喜びの様子だった。
ここの目玉はSLの「C62」やリニア車両などの実物が多数展示してあり、中に乗れるようになって
いることや、シミュレーターで遊ぶこと、またかなり大きなジオラマがあることだ。
ミュージアムショップはあるがレストランはない。自販機を軽食がある程度だ。できれば将来は、昔の新幹線のビュッフェ車両レストランとか昔のキオスクを模した売店などを設置してほしい
ものだ。
このように、1日かけて見て回るような博物館ではない。サラっと見て帰る規模だ。という
よりも、人気展示物のシミュレーターを体験するには抽選に当選しなければならず、それが目的
の人は一日中抽選にチャレンジすることになるだろう。だから競争率の高い土日祝を避け、平日に
行くのをお勧めする。展示されている列車の撮影も、休日は子供がチョロチョロして撮影しにくい
ので、撮り鉄の方も平日行きたいところだ。
ミュージアムショップにはこの施設限定のグッズが多数あり、鉄の方が紙袋を何個もかかえて帰る
様子も目撃した。
この「リニア・鉄道館」はJR名古屋駅の太閤通口近くの「あおなみ線」乗り場から電車に乗り、
終点の「金城ふ頭」で下車。ホームを降りたら高架下を進み、少し歩いたところにある。
「鉄」になりかけているのかもしれないpcfxは、今度は平日の開館時間にシミュレーターを目的に
行ってみるつもりだ。
のだが、この1年半のほとんどを自宅で過ごしていたのだからリハビリせねばならない。
以前のpcfxの旅行といえば、事前に事細かく旅行先を調べたり旅程や交通を念入りに計画していた
ものだったが、そのような細かい事を気にしすぎる性格が病気の原因だったので、もうこれからは
「テキトー」に旅行する事にした。また人生も「テキトー」にするつもりだ。もう深く考えたり
思い悩んだりするのもヤメだ。これまでにやってきた信念のようなものを切り捨て、気負いも
捨てて楽な方に流れるように緩やかにテキトーに生きていくことに決めた。
とはいえ、生まれ持った性格はそうそう変わらないものだから、努めてテキトーにしていく程度
になると思われる。
で、旅行と言えば鉄道だ。pcfxはこれまで、世間一般の人が持つ鉄道への関心以上の物を持って
いなかったが、最近割と鉄道が好きになりつつあるようだ。これにはいくつか原因が考えられるが、
まず第一にpcfxが好きなマンガ家の「kashmir」が鉄道マニアで、作品に脈絡もなく鉄道ネタが
登場する事が挙げられる。そのネタの意味はよくわからないのだが、なにやら鉄道は面白いもの
らしいという雰囲気は伝わってくる。第二の原因として、pcfx自身の旅行好きに鉄道が切り離せない
事がある。あまり自分では意識してなかったが、海外での交通にわりと鉄道をよく利用していたし、
新幹線で都市間移動をするのも好きな時間だった。第三に、やはりこのところの飯田線体験が大きい
と思われる。
無論、ニワカで電車の形式すらよく知らないpcfxではあるが、目的地に行くための単なる移動手段
という段階から、「変わった電車に乗りたい」「鉄道をもっと知りたい」という段階に移行しつつ
ある。そんなわけで、最近できたばかりの、JR東海「リニア・鉄道館」に行って来た。
この施設は名古屋市の港、金城ふ頭にある。ここへ行く交通機関として数年前に開業した鉄道、
「あおなみ線」に乗っていく。実は今回は「あおなみ線ってそういえば乗ったことなかったな」と
いう程度でフラっと遅い時間に家を出たので、施設はついでの様子見くらいのつもりだった。
閉館1時間前に到着し、足早に全体を見て回った。
この施設をおおまかに説明すると、高速鉄道に的を絞って、往年から近未来までの特急・急行車両
を展示している博物館だ。展示物はさほど多くなく、博物館というには大雑把だが、ここに来て
いた、おそらく「鉄」と思われる人々や家族連れは大喜びの様子だった。
ここの目玉はSLの「C62」やリニア車両などの実物が多数展示してあり、中に乗れるようになって
いることや、シミュレーターで遊ぶこと、またかなり大きなジオラマがあることだ。
ミュージアムショップはあるがレストランはない。自販機を軽食がある程度だ。できれば将来は、昔の新幹線のビュッフェ車両レストランとか昔のキオスクを模した売店などを設置してほしい
ものだ。
このように、1日かけて見て回るような博物館ではない。サラっと見て帰る規模だ。という
よりも、人気展示物のシミュレーターを体験するには抽選に当選しなければならず、それが目的
の人は一日中抽選にチャレンジすることになるだろう。だから競争率の高い土日祝を避け、平日に
行くのをお勧めする。展示されている列車の撮影も、休日は子供がチョロチョロして撮影しにくい
ので、撮り鉄の方も平日行きたいところだ。
ミュージアムショップにはこの施設限定のグッズが多数あり、鉄の方が紙袋を何個もかかえて帰る
様子も目撃した。
この「リニア・鉄道館」はJR名古屋駅の太閤通口近くの「あおなみ線」乗り場から電車に乗り、
終点の「金城ふ頭」で下車。ホームを降りたら高架下を進み、少し歩いたところにある。
「鉄」になりかけているのかもしれないpcfxは、今度は平日の開館時間にシミュレーターを目的に
行ってみるつもりだ。