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飯田線の旅 2 車で行く秘境駅

2011年06月06日 | ドライブとかりょこうとか
今度は飯田線の秘境駅を車で回るという旅に出た。

前回は飯田線に乗って小和田で降りただけだったが、今回はその他の車で行ける秘境駅を訪れた
わけだ。

千代・金野・為栗・伊那小沢・中井侍と回った。鉄道沿線を並行して走る道路はなく、
ひとつの駅を出たら延々と遠回りして次の駅へ行くことになる。これらの駅に共通するのは、まず
駅周辺に民家がないか、非常に少ない。駅に比較的近い集落から駅までの道は非常に狭く、崖から
突き出した岩にヒヤヒヤしながら走ることになる。また付近住民はあまり(ほとんど)駅を利用して
ない(車で移動)、などだ。

中でも為栗(してぐり)は圧巻で、県道430号を延々と走った挙句、天龍川で道が途切れる。そこ
に吊り橋があり、徒歩か自転車でくらいしか渡れず、渡り終えた所に駅がある。つまりこの駅で降り
たら最後、吊り橋を渡らないとどこにも行けない仕掛けだ。付近には飲食店(営業しているか不明)
とキャンプ場があるだけだ。ここの吊り橋は比較的安定しておりさほど揺れない。高所恐怖症の友人
でもなんとか渡れた。

金野もすごい。どう見ても駅に向かってるとは思えない道を行くと、途中に小さな集落がある。
かなり大きな家があり、その集落の名物「金野たまご」(きんのたまご)が販売されているらしい
こと以外には情報はない。その集落を尻目に険しい山道を進むと金野駅に到着する。

中井侍に至っては集落へ到着するだけでも一苦労なのだが、そこは山の天辺で、そこから物凄い
つづら折りの急坂を下ることになる。駅前まで降り切ると切り返しができるようになっており、
駅のホームの真上に家がある。今回も中井侍にあるという民宿は発見できなかったが、どうもなさ
そうである。

で、それぞれの駅の「駅ノート」に一筆残してきたのだが、ペンがないところでは書けなかった。
ペンを持ち帰るのはやめて頂きたいものだ。今度行くときはペンを寄付しに行く予定だ。

ともかく飯田線は奥が深い。また近日電車で行く予定だ。それは明日かもしれない。