Windows11は入るのか？（第3話）（NEC VersaPro PC-VK16XT1GR）

こちらも興味があったので。

これまで、低スペックなCeleron機を中心に確認してきましたが、やっぱりAtom機もやってみないとね。
というわけで、NECのVersaPro PC-VK16XTです。
主な仕様は以下のとおり。
CPU：Atom x7-Z8750
RAM：4GB
ストレージ：eMMC 64GB
液晶ディスプレイ：10.1型タッチパネル（静電容量方式）、デジタイザーペン（静電結合方式）

結論から言うと、インストールできました。しかも、レジストリの調整なしで。


１．インストール時の様子
ごく普通に、何の問題もなくすすみます。

２．インストール後の様子
インストール直後はタッチパネルが使えません。
WindowsUpdateを実行して、オプションのプログラムもインストールしますが、それでもかなりドライバにビックリマークが残ります。
しかも、ドライバを一つあてると、それに反応するかのように５個くらい増えたりします。
「intel_sensor」とか。

自分の場合はあらかじめWindows10用のドライバファイルをすべて用意して、フォルダ展開しておきました。
よって、ドライバの更新時に「サブフォルダも探す」にチェックを入れておくと、フォルダ指定がラク。
※ドライバが置いてあるサイトはこちら。タイプVT　 PC-V*16X/T1-R用を使います。
http://search.casnavi.nec.co.jp/download/pc/module/sabun/win1064_versa_2016.htm

ただし、NFC用のドライバだけは容易にあたらず、純正ドライバをインストールしたうえで、手動でリストから選んでドライバをあてる手間が必要でした。
あと、インストール直後は最大解像度で表示されますが、ドライバをあてている途中で、突然200%（推奨）表示になります。
突然アイコンが大きくなってびっくり。

３．動作について
X8750はAtomの中でも性能が高く、これまでのCeleron機よりもPassmark上は上。
よって、多少もたつきはありますが、やっぱり使えてしまいます。
画面がきれいです。Win11の導入はアリですね。

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