それでも生きるために

「生きづらい」人びとのためにいくらかでも役に立つ情報を提供したり、共に生きるための提案や呼びかけをしたいと考えています。

メンタルな面で「生きづらい」人たちが働ける場

2008-12-29 | 「つながり」をつくる
 最近の急速な景気悪化にともなって、「派遣切り」や解雇されて失業される方がふえています。仕事を失うと経済的な困難だけでなく、自分の存在価値が失われた、あるいは否定されたように感じて精神的にもダメージを受けた方も多いと思います。そのほかにも、採用の面接を何度も受けても採用してもらえない方や求人票を見ても自分にできそうな仕事がなかなか見つからないという方もいることでしょう。

 いろいろな事情で自信を失ったりして、なかなか仕事に就けない、仕事を探す意欲を失っている方もいるでしょう。私は以前から不登校の子どもとその保護者からの相談を受けてきましたが、学校に行けなくなり、家に閉じこもりがちになって、成人しても社会に出ていきにくい方のことも聞いています。精神科の診療を受けるほどではないけれど、「生きづらさ」を感じ、仕事も思うようにならないという方のこともよく聞きます。

 知的障害や精神障害のある方のためには作業所などの就労支援の福祉サービスが制度化されています。しかし、福祉制度の枠にはいらないけれど就労困難な人々が「生きられる場」、「働ける場」が求められているのではと思います。

 ご意見などありましたらよろしくお願いします。

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