それでも生きるために

「生きづらい」人びとのためにいくらかでも役に立つ情報を提供したり、共に生きるための提案や呼びかけをしたいと考えています。

「生きづらい」コロナ禍を生きのびるために

2020-12-09 | 「つながり」をつくる
 コロナウイルス感染症が問題となっている中で、生活苦におちいる方が増えています。自死者も急速に増えています。11月には東京都渋谷区でひとりの女性野宿者が殺害されました。
 今、感染対策のためさまざまな対面的コミュニケーションが抑制されています。そのため困難をかかえた人びとは余計に社会的孤立へと追いつめられ、メンタルヘルスを悪化させているのではと思います。仕事、生活、健康(精神的健康も含む)など総合的な支援が求められています。
 「貧困は自己責任」という考え方が広がっていることも、「息苦しい」気分で生きている人を増やしているのではないでしょうか。
 それでも希望を見つけだしたいものです。お互いの存在価値を認め合い、尊重し合うつながりをつくっていくこと。その中で、ありのままでいられるための意識と言葉を取り戻すこと。「助けて」「生きたい」という声を出せること。

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(雨宮処凛)

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