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風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

先生のリサイタル

2009-07-19 21:20:02 | 音楽
土曜日、フルートの師である紫園香先生のリサイタルが東京文化会館小ホールであった。上野は旦那とよく美術鑑賞デートするところだけど、久しぶりの音楽コンサートとあってたのしみだったのだ。ピンクのバラの花束を携えて行きました。


プログラム

フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタロ短調BWV1030(J.S.Bach)


やっぱりバッハはいいな。耳になじみのある曲だがほかのソナタより私には難易度が高いと思う。先生の吹くときよい清水が流れているようなイメージが浮かぶ。



フルートとピアノのためのソナタ第2番「1楽章形式」(川崎優)

川崎優さんは紫園先生の恩師であられるということだ。フルートの低音、ピアノとの絶妙な掛け合い。これもまた難しそう。このコンサートの中で一番この曲がよかったな。演奏が終わって先生がお辞儀をし、手で客席後方の方に敬意を払った。川崎さんがいらっしゃったのだ。



フルートとクラリネット、ピアノのためのソナタ作品11(M.Emmanuel)


ユーオーディア主宰者でもあるクラリネット奏者の柳瀬洋先生がご一緒された。なんだかかわいらしい曲。ほかの楽器が入ると楽器同士が会話しているようで面白い。エマヌエルの作品は聞いたことがなかったがこれは素敵なソナタだった。


フルートとクラリネットのためのショーロ第2番(H.Villa-Lobos)


作曲者の代表作にブラジル風バッハがある。この曲は3か月くらい前にクラッシックスペシャルで聞いてすぐに虜になってしまった曲。その作曲者の曲だったからとても期待した。フルートとクラリネットの掛け合いが交互に主旋律から伴奏になったりとあっという間に終わった楽しい作品だった。


ソナタ イ長調(C.Franck)


この曲は大好き!元はバイオリンソナタ。これは依然ラジオでランパルの演奏を聞いて私も演奏してみたいと思ってわざわざ楽譜を取り寄せてもらったことがあった。その時の曲の編集者はランパルだったが先生もその楽譜をつかっていたのだろうか。

夢の中にいるようなメロディーの1楽章。情熱的な2楽章。神秘的な3楽章。4楽章は非常に明るく、美しい、希望に満ち溢れているようなメロディー。今のところ1,2楽章を吹いたことはあるが3,4は難しいな。 早くこの曲を全曲吹けるようになりたいな。


先生の演奏を聴いてただただすごいなと思うばかり。この人にフルートが習えることを神様に感謝した。


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