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風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

いろいろあって・・・。

2013-05-06 01:30:04 | Weblog
またまた久しぶりのブログ。もう五月じゃん!

母の入院、長男は精神的に不安定、出社拒否状態、仕事場での困難、12月から4月にかけて、いったいなんなんだろうこの状態は…というような感じ。痩せたよ、3キロも。


退院後、私たち家族と一緒に暮らしていた母は、このまま私たちと一緒に暮らしていると上げ膳据え膳で何もできなくなってしまう、母には母の世界があるようで、近所の友達ともカラオケやお茶を飲みながら語り合いたいと4月には自分の家に戻っていった。
元気なのはうれしい限りだけど、私は心配でたまりませんわ。やっぱり気をつかってたのかな?これからはちょくちょく顔を見に行こうと思っている。

長男は仕事場へ復帰。(やったー!良かった!)だけど、今度は睡眠障害がひどくなり、またまた不安定。以前も寝られないからと処方された薬を夜中にこっそり余分に飲んでしまっていて次の診察までに足りなくなることも!あ~、どうしてこうなるんだろう。(ちょっとは安心させてほしいよ!)

でもねぇ、この頃ちょっと長男の気持ちがわかるようになった。

それは私の仕事場でのこと。

決して仕事をいい加減にやろうとか思ってないんだけど、結果的にいい加減になってしまったり、間違えて覚えて全く違ったことをしてしまったり、言われたことを聞いていたつもりなんだけど、理解していなかったリ、全く忘れていたり、相手の話に集中できない。物事の優先順位がわからなくて、やるべきことを後回しにして結局仕事仲間にはいつも迷惑かけていたり、急な変更が入ったら全く対応できずなんてことが続きまして、しまいにはあきれられてしまい、先輩パートのひとから叱責もしばしば。


「ほら前にもいったでしょ!」
「全然違う!」
「そんないい加減な仕事じゃ真面目に働いてる人がかわいそう!」
「そんなことよりほかにやることあんじゃないの?!」
「もうどうしたらいいんだろうね!」

面倒くさいから、手抜きしているように見えていたらしい・・・。

それに仕事もノロいから急がなくちゃと早くしようとすると・・・

「うろちょろしないで」

結構へこんで、でも頑張らなくちゃ、これくらい誰だってある、次は今日よりいい日だと自分に言い聞かせて仕事を続けていたんだけどが、またパニック障害の小発作みたいなのが出てきてしまった。朝からずっと息苦しい、叱責されているときは血が全部下がるよう、手も震える、メンタルクリニックで薬を2倍に増やしてもらった。


「次は今日よりいい日」の期待は裏切られ、とうとう責任者に仕事仲間が私のことを良く思ってないといわれた。注意すると、私が反抗的な態度をとっている。先輩パートにすみません、以後気をつけますの一言がない。」と。

正論だけど、誤解です・・・。反抗して黙ってるわけじゃありません・・・。

本当は何か言われるたびにびくびくしてて、注意された時の言葉が厳しければそれだけショックで何も言えなくなってしまう。またやってしまった。本当は自分が情けなくて仕方ないのに。

っていうことも言えなかった。「そんな・・・反抗しているわけではありません…」というのが精いっぱい。涙のほうが先に出てきて。

この日メンタルクリニックに直行。泣きながら仕事場での困難とパニック障害の小発作が依然よくなっていないことを相談。それに仕事場での困難について前述してるけど、実はこの症状、長男もあるんだよね。だから、私は以前から自分にもなんらかの発達障害があるんじゃないかと思っていたからそのことも相談すると、とりあえず(というのも大人になると診断がつかないらしい)注意欠陥多動障害の薬とパニック障害の薬を処方してもらった。パニック障害の薬のほうはこの時点でこの職場に入る前のなんと4倍になってしまった。薬を4分の1に減らすまで4年もかかったのに…。ああ、また、元に戻ってしまった。これはちょっとショックだった。。。

こんなことがあって心は折れまくり。自分の特性みたいなものを伝えても分かってもらえない。
「メモを取ってそのメモをいつもポケットに入れてわからなくなったら見るとかしたら」とアドヴァイスをしてくるけど、最初からそれはやってることでそれでもできないことなんですよ。

わかってもらえないことの辛さをこの時初めて知った。そしてその時、長男をおもった。
今まで長男のことわかったように思ってたけど、わかってなかったな。そういえばおんなじような叱責を私も長男していたかもしれない。


こんなわけで、母のため、自分の体のため仕事をやめた。


だから今はちょっとほっとしているところ。
この仕事場にいた意味はわけがわからないけど、それで長男の置かれた立場が少しわかったことは大きな収穫だったかも。