土曜日泣きすぎたので日曜日の朝は目の周りがはれぼったくってまるでかえるの目のようだった。
「今日は教会にいきたくない・・・。」
ぼそっとそういうとダンナは「今日、ママは感謝祈祷の奉仕が入っているんだよ。受付の人が変わりにやることになるじゃないか。いくら病気だからって人に迷惑かけちゃだめだ!それだったら前もって言わなくちゃ。」
「・・・・・・」(正論だけど。。。。こんな状態になることを前もって予想なんてできないよ!)
結局つらいまま教会にいった。でも他の人と話をしたくないので礼拝の時間ぎりぎりに行った。それに昨日のこともあってダンナと一緒に行くのは嫌だった。
今日の礼拝は感謝祈祷(祈り)の奉仕の後に礼拝部の部会もある。
礼拝が終わったらすぐ帰ろうと思ったのに。どうしよう。話せるかな。
感謝の祈りはまるでできないと思っていたけれど不思議に言葉に出てきた。自分の今の気持ちとあわせて導いてくださいと祈り今日の礼拝に出られたこと日ごろの恵みに感謝した。
さあ、礼拝後、早く帰ってしまおうと思った時、ある姉妹にあった。
この方は白髪の熟年の上品なご婦人ででとてもやさしい感じを受ける。身内にやはり鬱の方がいるので私が鬱状態と知った時は心配してすぐに電話をくださった。音楽好きの私のためにバイオリニストの天満敦子さんのCDを録音してくださった。「何も考えずに音楽でも聴いてのんびりしてね。」といって。
「まあ、髪の毛切ってかわいくなったじゃない。どう?調子は?」
いつくしむように私の手といい、肩といい、背中といい、やさしくさすりながら、話しかけてくれる。もうそれだけで涙が出てしまった。あったかい彼女の手がまるで優しさを体中に伝えているみたいで。「今日は・・・あまり・・うまく話せません・・・。」これだけやっといえた。
「わかるわよ。その日によって気分が乱れるのよね。家の者も同じなの。泣いてばっかりいるの。無理しちゃだめよ。ちゃんとたべてる?」
ああ、この人はわかってくれるんだと思ったら涙があふれてきた。
「あなたにはいいご主人と子供さんたちがいるじゃないの。」
「主人は理解なんかしてくれません。」昨日のことを思い出して、もう半分、子どもみたいに泣いてしまった。
そういうと彼女は「ううん。そんな事ないのよ。1人じゃないだけいいのよ。」
確かに子ども達がいると自分を幾分かコントロールしている時がある。家族の力でひどい状態にならないですんでいるのかもしれない。
彼女に励まされて少し気が落ち着き、部会にも参加することができた。教会の帰りは長男と一緒に帰った。
後はただ静かに過ごしたかった。主人が帰ってきても話す気にならずただ疲れて寝ていた。アルバがとことこときて私のところで一緒に寄り添って寝てくれた。私の気分が沈んでいる時アルバは必ずやって来る。不思議な猫だ。
夜ご飯は主人が用意してくれた。
長男が主人に向って忠告している。
「こういう時、ママにがんばれっていっちゃだめだよ。」
やっぱり家族がいてよかった。。。

「今日は教会にいきたくない・・・。」
ぼそっとそういうとダンナは「今日、ママは感謝祈祷の奉仕が入っているんだよ。受付の人が変わりにやることになるじゃないか。いくら病気だからって人に迷惑かけちゃだめだ!それだったら前もって言わなくちゃ。」


結局つらいまま教会にいった。でも他の人と話をしたくないので礼拝の時間ぎりぎりに行った。それに昨日のこともあってダンナと一緒に行くのは嫌だった。
今日の礼拝は感謝祈祷(祈り)の奉仕の後に礼拝部の部会もある。
礼拝が終わったらすぐ帰ろうと思ったのに。どうしよう。話せるかな。
感謝の祈りはまるでできないと思っていたけれど不思議に言葉に出てきた。自分の今の気持ちとあわせて導いてくださいと祈り今日の礼拝に出られたこと日ごろの恵みに感謝した。
さあ、礼拝後、早く帰ってしまおうと思った時、ある姉妹にあった。
この方は白髪の熟年の上品なご婦人ででとてもやさしい感じを受ける。身内にやはり鬱の方がいるので私が鬱状態と知った時は心配してすぐに電話をくださった。音楽好きの私のためにバイオリニストの天満敦子さんのCDを録音してくださった。「何も考えずに音楽でも聴いてのんびりしてね。」といって。
「まあ、髪の毛切ってかわいくなったじゃない。どう?調子は?」
いつくしむように私の手といい、肩といい、背中といい、やさしくさすりながら、話しかけてくれる。もうそれだけで涙が出てしまった。あったかい彼女の手がまるで優しさを体中に伝えているみたいで。「今日は・・・あまり・・うまく話せません・・・。」これだけやっといえた。
「わかるわよ。その日によって気分が乱れるのよね。家の者も同じなの。泣いてばっかりいるの。無理しちゃだめよ。ちゃんとたべてる?」
ああ、この人はわかってくれるんだと思ったら涙があふれてきた。
「あなたにはいいご主人と子供さんたちがいるじゃないの。」
「主人は理解なんかしてくれません。」昨日のことを思い出して、もう半分、子どもみたいに泣いてしまった。
そういうと彼女は「ううん。そんな事ないのよ。1人じゃないだけいいのよ。」
確かに子ども達がいると自分を幾分かコントロールしている時がある。家族の力でひどい状態にならないですんでいるのかもしれない。
彼女に励まされて少し気が落ち着き、部会にも参加することができた。教会の帰りは長男と一緒に帰った。
後はただ静かに過ごしたかった。主人が帰ってきても話す気にならずただ疲れて寝ていた。アルバがとことこときて私のところで一緒に寄り添って寝てくれた。私の気分が沈んでいる時アルバは必ずやって来る。不思議な猫だ。
夜ご飯は主人が用意してくれた。
長男が主人に向って忠告している。
「こういう時、ママにがんばれっていっちゃだめだよ。」
やっぱり家族がいてよかった。。。