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風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

日曜日、教会で

2007-06-04 13:07:54 | キリスト教(行事、他)
土曜日泣きすぎたので日曜日の朝は目の周りがはれぼったくってまるでかえるの目のようだった。

「今日は教会にいきたくない・・・。」

ぼそっとそういうとダンナは「今日、ママは感謝祈祷の奉仕が入っているんだよ。受付の人が変わりにやることになるじゃないか。いくら病気だからって人に迷惑かけちゃだめだ!それだったら前もって言わなくちゃ。」

「・・・・・・」(正論だけど。。。。こんな状態になることを前もって予想なんてできないよ!)

結局つらいまま教会にいった。でも他の人と話をしたくないので礼拝の時間ぎりぎりに行った。それに昨日のこともあってダンナと一緒に行くのは嫌だった。

今日の礼拝は感謝祈祷(祈り)の奉仕の後に礼拝部の部会もある。
礼拝が終わったらすぐ帰ろうと思ったのに。どうしよう。話せるかな。

感謝の祈りはまるでできないと思っていたけれど不思議に言葉に出てきた。自分の今の気持ちとあわせて導いてくださいと祈り今日の礼拝に出られたこと日ごろの恵みに感謝した。


さあ、礼拝後、早く帰ってしまおうと思った時、ある姉妹にあった。
この方は白髪の熟年の上品なご婦人ででとてもやさしい感じを受ける。身内にやはり鬱の方がいるので私が鬱状態と知った時は心配してすぐに電話をくださった。音楽好きの私のためにバイオリニストの天満敦子さんのCDを録音してくださった。「何も考えずに音楽でも聴いてのんびりしてね。」といって。

「まあ、髪の毛切ってかわいくなったじゃない。どう?調子は?」
いつくしむように私の手といい、肩といい、背中といい、やさしくさすりながら、話しかけてくれる。もうそれだけで涙が出てしまった。あったかい彼女の手がまるで優しさを体中に伝えているみたいで。「今日は・・・あまり・・うまく話せません・・・。」これだけやっといえた。

「わかるわよ。その日によって気分が乱れるのよね。家の者も同じなの。泣いてばっかりいるの。無理しちゃだめよ。ちゃんとたべてる?」

ああ、この人はわかってくれるんだと思ったら涙があふれてきた。

「あなたにはいいご主人と子供さんたちがいるじゃないの。」
「主人は理解なんかしてくれません。」昨日のことを思い出して、もう半分、子どもみたいに泣いてしまった。
そういうと彼女は「ううん。そんな事ないのよ。1人じゃないだけいいのよ。」

確かに子ども達がいると自分を幾分かコントロールしている時がある。家族の力でひどい状態にならないですんでいるのかもしれない。

彼女に励まされて少し気が落ち着き、部会にも参加することができた。教会の帰りは長男と一緒に帰った。

後はただ静かに過ごしたかった。主人が帰ってきても話す気にならずただ疲れて寝ていた。アルバがとことこときて私のところで一緒に寄り添って寝てくれた。私の気分が沈んでいる時アルバは必ずやって来る。不思議な猫だ。

夜ご飯は主人が用意してくれた。
長男が主人に向って忠告している。
「こういう時、ママにがんばれっていっちゃだめだよ。」

やっぱり家族がいてよかった。。。

プチ家出。

2007-06-04 01:05:21 | Weblog
もう今日はだめ。時々気持ちがしずんでコントロールできなくなるときがある。

そういう時は薬を飲んで寝ているとかわざと外をウォーキングしたりするとかしているが・・・

いまだに夕食を何をつくったらいいかわからなくなる。買い物をしていると泣きたくなってくる。

心配ごとの次男のいじめ問題は次男が先生の前で本人にはっきりと「辞めてくれ」と大きな声で伝えた事で一件落着。でも未だに気持ち悪い「吐きそう)という。その割りに吐いていない。甘えなんだろうか。愛情が足りないのだろうか。


からだがだるく、なんだかつかれる。一日中寝ていたいがそうもいかない。
土曜日は次男の運動会。午前中はだんなと一緒に見に行く。午後からはダンナと長男だけ「燈台」というアフガニスタン支援をしている団体の報告会を見に行ってしまった。

私は午後の競技を見届け次男の帰りを待った。やがて大嫌いな体育祭が終わりほっとした表情で次男は帰ってきた。「OO,がんばってたね。ちゃんとみていたからね。」「うん。」おやつをたべてしばらくゲーム、漫画を読む。そのうち中間テストの話へ移っていった。そういえば帰してもらったテスト見せてもらってない。別に怒らないから見せてくれるように頼んだ。そして勉強方法が間違っているならアドヴァイスしようと思った。

次男はマイペース。というか本当に勉強しない。塾に行って家で勉強は大変かもしれないが私の頃と比べてもちょこっとやっておしまい。「もう少し時間を決めてやろうよ。それじゃあ足りないと思うよ。」といったとたん、しくしくと泣き出してしまった。後は何を言ってもだめ次男は泣きながらふてくされて寝てしまった。

思わずそれでイライラした私は次男に何も言わず家を出てぶらぶらと当てもなく歩き続けた。一生懸命やったのに余計な一言だったろうか。笑顔が少なくなったのは私のせいなのではないだろうか。体調も私の子育てが下手だったから?!不安がどんどんふえていく。

ちょっとかわいそうだったのでお菓子と漫画の描き方の本(次男の夢は漫画家)を買っていって帰った。しかし当の本人はもうけろりとしている。「さっきはママ言い過ぎたね。仲直りしよう。」といって次男をだきしめた。

しばらくしてだんなと長男が帰ってきた。電話でちょっと調子が悪いといっておいていたのでだんなは心配して帰ってきた。だんなは先日の隣人トラブルの方とあってしまったとか次男が競技でヘマをしてわたしがおちこんでいるのだとおもっていたという。

「どうしたの?」としつこく聞くので気ままでの事を全部話した。不安だった事。次男の性格は私のせいなのかもしれないということ。もうそうしたら涙が止まらなくなった。ワンワン泣いた。いつもは子どもの前では涙は見せまいとしてがんばっているけれど、今回はなにかぷちんと切れてしまった。ダンナには不安だった気持ちわかってもらいたかった。何もかも自信がないことをわかってもらいたかった。

しかし、ダンナは

「いつまでそんな事で泣いてるんだ!」

大声でどなられた。もう涙は止まらない。ただわかってもらいたいだけだったのに。子どもの事は「そんな事ではなく」私にとっては重要な事なのに。

ダンナがお風呂に入っている間夕飯の支度。もう気分はめちゃくちゃだ。どうにか気持ちを静めなきゃ。ふと教会に行こうと思った。教会の鍵を持って家を出る前に長男に「ママ、ちょっと外にいって気を静めてから帰るからね。」といった。こういわなければ長男はパニックになる。(前にガラスをわったことがある・・)

夜の八時半。歩いて隣町の教会につく。

ピアノを弾いていれば気が静められるかも・・・。でも気持ちは乱れるばかりでだんなの怒鳴り声が響く。教会でたった一人神様に向っていのる。

何のためにダンナと結婚したのか。
何のために次男が不安定なのか。
何のために長男が障碍があるのか。
こんな何の力も知恵もないもないのになぜ私は1人で子育てをしなければならないのですか。
重荷です。
主よ、助けてください。助けてください。


ピアノをひいては泣き、祈る。その繰り返しだった。

9時半頃ダンナから電話がはいる。

「今どこにいるの?お外にいるの?早く帰ってきなさい。」あの怒鳴り声を出した人だろうかと思うくらい機嫌のいい声。その声聞いたらまた気持ちが高ぶって、

「今まで何一つ子育てに参加したことないくせに!知ったようなこといわないでよ!」

そう、いいダンナなのだが唯一つ気に入らない事、子育てに関しては消極的。
長男がトラブル起こした時も矢面に立たされるのは私。
未だに真剣に長男の障碍に関する本なんて読んだことがない。親の会にも参加しない。長男とも次男とも遊んだことってあるだろうか?

そんな事でケンカをしたことは何回もある。でも平行線のままだ。
次の朝には、なあなあになってしまうのだ。

「XOXOXOXOXO!!]私が叫ぶ!
「何言ってるかわからない。歩きで行ったの?どうしようかなビール飲んじゃったから迎えにいけないよ。あるいてこうか。」

「いいよ!もう帰らない!」

「みんな心配してるよ。タクシーで帰ってきなさいね。」ダンナは完全に酔っぱっている。歩いてだって迎えに来る気はないのだ。

しばらくそんなやり取りをして電話口で長男が何か叫んでいるのが聞こえた。でも私と電話で話した長男は「しばらく静かにして気持ちが治まったら帰ってきてね。」と・・・。「帰んなきゃ・・・」

10時頃教会をでた。田舎町なので畑が多く夜道は暗い、ちょっと怖い。それにTシャツ一枚は肌寒い。自転車でくればよかったと後悔した。

帰ったらむしょうに疲れて何も食べず、薬だけ飲んで寝た。睡眠薬+安定剤ですぐに眠ってしまった。

できたら迎えに来てほしかったな。。。。日曜の朝、ダンナは何事もなかったようにきっとけろっとしているんだろうな。。。